学校Web日記

「小暑」・「温風至」そして「七夕」

公開日
2021/07/07
更新日
2021/07/07

お知らせ

 今日は、季節を表す二十四節気「小暑(しょうしょ)」、七十二候「温風至(あつかぜいたる)」です。

 「小さな」「暑さ」と書きますが実際の季節に合っているように感じます。また「温風至」の温風とは、梅雨明けの頃に吹く南風のことで「白南風 (しろはえ)」と呼ばれています。ちなみに、梅雨の間に吹く南風は「黒南風 (くろはえ)」と言うそうです。

 暦の上では本格的な夏に向かう頃と言われています。次の二十四節気「大暑」までに、体を少しずつ暑さに慣らしていく必要があります。

 「小暑」からは「立秋」(8月7日頃)までの間を「暑中(しょちゅう)」と言い「暑中見舞い」の季節になります。コロナ禍でなかなか会えないという方に、気持ちが伝わる手書きの暑中見舞いなんて出してみるのも良いかもしれません。

 さらに今日は「七夕」。
 伝説では年に一度、7月7日の夜に織姫と彦星が天の川を渡って会うことのできる特別な日です。しかし、梅雨であり毎年晴れにくいのが現状です。今夜は・・・この星空を見ることはできるのでしょうか? 
 都内の天気予報では、夜に短時間ではありますが一時的に雲がとれる可能性があるとのことです。晴れ間を狙って、夜空を見上げてみてください。
 「織姫」と「彦星」になぞらえられた星は、こと座の一等星「ベガ」と、わし座の一等星「アルタイル」になります。ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)は夏の代表的な星座である「夏の大三角形」を形つくる星です。二つの星の間には、伝説の通り「天の川」が流れています。ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)は、日が沈む頃にはすでに東の空に現れ、深夜には南の空高くに昇ります。

 生徒会の企画で昇降口に「七夕飾り」をつくりました。写真を掲載します。

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