5月5日は端午(たんご)の節句です。
日本の五節句のひとつで季節の節目として、各節句には行事食や飾りがあります。
端午の節句は、家族や地域社会がこどもの成長と幸せを願う日です。
五月人形や鯉のぼり、菖蒲湯(しょうぶゆ)につかることや、ちまきや柏餅を食べる風習があり、
ちまきを食べるようになったのは、中国の故事が由来し、多くのアジア地域でも食べられています。
今日の給食のちまきは、給食室でみなさんの健康と幸せを願い、一つひとつ竹の皮に包んで作りました。
今日の献立
【端午の節句献立】
●中華ちまき
●ワンタンスープ
●りんごゼリー
●牛乳
今日の給食室では、朝早くから、ちまきを作る作業をしていました。
行事食のために通常メニューよりも調理に時間が掛かるためです。
献立を決めてから今日まで何度も打ち合わせをしてきました。
作業をスムーズに行うため、竹の皮は前日から折り目を付けたりして、事前準備も行いました。
お米はもち米を使い、炒めてから竹の皮に包み、蒸し上げます。
約360食のちまきを包む作業に時間はかかりましたが、うまく出来上がりました。
クラスを巡回していると、
大きな竹の皮にびっくりしている姿や初めて食べるという声。
もちもちしていて美味しい、前に食べたものより美味しい。
という嬉しい声もありました。
食材の意味や、日本の食文化を理解して大切にしていきたい行事ですね。