9月25日(月)
- 公開日
- 2023/09/25
- 更新日
- 2023/09/25
今日の給食
9月25日(月)の給食です。
・鶏のセビーチェ
・ペルー風ポテトサラダ
・牛乳
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今日の献立は、1年生の地理の授業で扱われる、ペルーの献立です。今月取り上げたインドネシア、スペインと同様、ペルーもお米を食べる文化があります。ペルーは国土の中での標高差が大きく、海沿いから、富士山ほどの標高まで、幅広い範囲に人が住んでいます。お米は主に海に近く標高の低い地域で食べられていて、アマゾンや標高の高い地域では、ジャガイモやトウモロコシが主食として食べられています。
ちなみにペルーは、じゃがいもやトマトなど、現在わたしたちの身近にある食材の原産地です。これらの食材は、スペインがペルーを植民地としたことで、ペルーの外に持ち出され、それから世界中に広まったと考えられています。たとえば、イタリア料理ではトマトが特徴的に使われる印象がありますが、それもペルーからトマトが伝わって以降の変化だと言われているんですよ。
セビーチェは、魚や肉を柑橘と唐辛子、塩でマリネする料理で、生魚を使ったものが多く見られます。給食では、ワチョという地域の郷土料理を参考に、鶏をオレンジとグレープフルーツのジュースで煮込み、ピリ辛に仕立てました。ごはんにしみこませながら食べてくださいね。また、ポテトサラダは、ペルーでポピュラーなじゃがいもの食べ方のひとつです。濃い黄色のじゃがいもに、アボカド、カニのほぐし身やツナを取り合わせたカラフルなケーキのようなポテトサラダが食べられています。給食では、かにかま入りのポテトサラダを作ってみました。遠く離れた国ですが、食文化のつながりを想像しながら食べてみてくださいね。