ここメッセ 2月9日(火)
- 公開日
- 2021/02/09
- 更新日
- 2021/02/09
こ・こメッセ
まだ2月、北風が吹(ふ)くと、まだまだとっても寒いです。
もう2月、太陽が照(て)りつけると、春の暖(あたた)かさを感じます。
皆さんは、イソップ寓話(ぐうわ)「北風と太陽」のお話を知っていますか。
こんなお話です。
ある時、「北風」と「太陽」が、力比(ちからくら)べをすることになりました。
歩いてくる旅人の上着をどちらが脱(ぬ)がせることができるか、という勝負(しょうぶ)です。
まず、北風が力いっぱい吹いて、上着を吹き飛(と)ばそうとします。
「これでもか」と、ぴゅうぴゅう吹きつけます。
しかし、寒くてたまらない旅人は上着をしっかり押さえてしまいます。
北風は、旅人の上着を脱がせることはできませんでした。
次は太陽の番です。
太陽が暖かい光を旅人にふりそそぎます。
じわじわと暖かくなっていきます。
旅人は、暑(あつ)さに耐(た)えきれず、ついに自分から上着を脱いでしまいました。
太陽の暖かさには、誰もかないません。
皆さんの心の中にも、太陽の暖かさが具(そな)わっています。