「かけづかEXPO 2020」の会場になる大体育館
もう皆さんの作品が飾(かざ)られ始めています。
作品を見て回りながら、小学校時代の図工の授業のことを思い出しました。

私は絵をかくのが苦手なこともあり、図工があまり好きではありませんでした。
4年生の時、版画(はんが)を作るため、彫刻刀(ちょうこくとう)で木を彫(ほ)っていました。
彫刻刀の先を見つめながら、真剣(しんけん)に彫っていました。
その時、図工の先生が私の横に立ち止まられ
「こんどうくん、そこのところ、とても上手に彫れていますよ。」
と、ほめてくださいました。
その時の光景(こうけい)を、今も覚(おぼ)えています。
それだけ、うれしかったです。
それ以来、私は図工が好きになりました。
たったひとことが、私の心を変えました。
図工の先生に感謝をしています。

心からのひとことは、相手の心を変えることができる
ずっと大切にしたい、その先生との思い出です。