11月8日(水)

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11月8日(水)の給食です。

・和だしチキンカレー(鶏肉、たまねぎ、にんじん、れんこん、しめじ)
・じゃが芋のきんぴら(じゃがいも、ピーマン、糸こんにゃく)
・牛乳

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今月は、和食月間に合わせて、出汁をきかせ、きのこや根菜などの秋の味覚をたっぷり入れたカレーを作りました。雑穀入りのごはんと合わせて、しっかり食べてくださいね。
「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録された際、その美点のひとつとして、健康的な食事である、ということが挙げられています。「出汁」のうまみのおかげで、塩や油が少なくて済む、というのが理由なのだそうです。この、「うまみ」を感じさせる物質にはいくつか種類があり、2種類以上を組み合わせることで、より強いうま味が感じられると言われています。さて、今日のカレーは、どんな素材からうま味を出しているか、わかりますか?どんな味がするか、探しながら食べてみてくださいね。また、3階の踊り場に、出汁の本を掲示しています。おなじみの素材以外からも出汁が取れることがわかり、面白いですよ。ぜひ、読んでみてくださいね。
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皆さん、今日のカレーはいかがでしたか?うまみの答えは、昆布(グルタミン酸)、かつお節(イノシン酸)、しめじ(グルタミン酸)です。そのほかに、野菜の皮やヘタなどにもうまみ(グルタミン酸)が含まれているので、よく洗って、出汁をとる時に一緒に煮ています。

11月7日(火)

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11月7日(火)の給食です。

・ご飯
・ひじき入りハンバーグ
・白菜のおかか和え
・わかめと玉ねぎの味噌汁
・牛乳

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今日の給食は、和風のハンバーグがメインの献立です。ひき肉と、つなぎの豆腐を混ぜたふんわり生地に、ミネラルたっぷりのひじきを混ぜ込みました。
皆さんは、自分でハンバーグを作ったことはありますか?ハンバーグには、どんな材料を入れるのが好きですか?実は、ハンバーグは、お肉だけで作ると、肉汁を閉じ込めるのが難しく、硬めの仕上がりになってしまいます。卵や豆腐、パン粉など、「つなぎ」と呼ばれる材料は、お肉の組織をつないだり、うま味を吸って逃がさないようにしてくれたりと、いろいろな役割を持っています。どんなつなぎを使うかによって、ハンバーグの食感はさまざまに変化します。好きな食感のハンバーグに出会ったら、どんなつなぎが使われているか、確かめてみると面白いですよ。

11月6日(月)

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11月6日(月)の給食です。

・ご飯
・シュクメルリ
・こまつなサラダ
・牛乳

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今日の給食は、世界地理より「ジョージア」の料理を作りました。地図でジョージアを見てみると、東ヨーロッパと西アジアの境目にあることがわかります。東西の国々の交易の要所であった歴史の影響からか、ヨーロッパ、アジア、アラビアなど、さまざまな文化が混ざり合った料理がみられます。
そんな中でも、今日のメインのシュクメルリは、ジョージアの伝統的な料理だと言われています。鶏肉をニンニク入りのソースで食べる料理で、地方によって、透き通ったスープ状のものもあれば、牛乳やクリームを加えるもの、ナッツやスパイスを加えたものなど、さまざまなレシピがあるそうです。
給食では、ホワイトソースとサツマイモ、にんじんを加え、まったりとしたシチュー風に仕立てました。ごはんと合わせて、たくさん食べてくださいね。

11月2日(木)

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11月2日(木)の給食です。

・しょうがめし
・とふの粉の炒り煮(粉豆腐、しめじ、にんじん、こまつな、鶏ひき肉、だいこん)
・山菜汁(うわばみそう、わらび、ぜんまい、細竹、えのき、豚肉、干し椎茸、ごぼう、ねぎ)
・みかん
・牛乳

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今日は、日本地理より、「和歌山」の郷土料理を作りました。和歌山には、空海というお坊さんによって平安時代に開かれた、「高野山 金剛峯寺(こうやさん こんごうぶじ)」というお寺があります。鉢山の隣のお寺を思い浮かべてみると、お寺の敷地がどこからどこまでか、はっきりとわかりますよね。ですが、和歌山にあるこのお寺は、なんと山脈の間にある広い盆地全体を敷地としていて、町ごとひっくるめて「高野山」と呼ばれています。
この高野山で、寒い日にうっかり豆腐を外に置きっぱなしにしてしまい、その豆腐が凍ってできたのが、「高野豆腐」の始まりだと言われています。この高野豆腐を切ると出る粉も、粉豆腐として余さず使われています。今日は、粉豆腐に出汁をたっぷり含ませた炒り煮を作りました。おからと高野豆腐の間のような、ふんわりした不思議な食感です。
また、和歌山の特産品であるしょうがや、みかんを楽しむ献立にしました。デザートまでしっかり食べてくださいね。

11月1日(水)

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11月1日(水)の給食です。

・ご飯
・鶏肉の幽庵焼き
・糸寒天のごま和え(糸寒天、だいこん、にんじん、水菜、かにかま)
・さつまいもとベーコンの味噌汁(さつまいも、しめじ、玉ねぎ、ベーコン)
・牛乳

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今月の24日は、「和食の日」です。ユネスコの無形文化遺産に「和食」が登録されたことを受けて、実りの季節であり、旬のものがたくさんある11月に定められました。それにちなみ、今月の給食では、和食を多く取り上げます。一か月、楽しんで食べてもらえたら嬉しいです。
和食の歴史を調べてみると、茶道の発展とともにさまざまな調理法が編み出されていることがわかります。抹茶を点ててふるまうお茶会では、お茶の前に「懐石料理」と呼ばれる一汁三菜が用意されることがあります。この軽い食事では、季節の食材を生かした料理や、風景を連想させるような料理などが喜ばれたようです。今日のメインの、柚子風味の鶏の照り焼きは、「幽庵焼き」と呼ばれています。この名前は、江戸時代に生きた、北村幽庵(きたむらゆうあん)という茶人の名前からとられたと言われています。この茶人は、美食家として名が知られており、今では「照り焼き」と呼ばれるような、調味料に肉や魚を漬けこんで焼く料理などを発明したと伝えられています。
さっぱりとした肉に合わせ、ゴマのコクを足した和え物と、ほくほくのさつまいもを入れた味噌汁を作りました。寒くなってきましたが、しっかり食べて、元気に過ごしてくださいね。
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今月は、司書の先生に和食に関係する本を選んでいただきました。3階踊り場に展示していますので、ぜひ、読んでみてくださいね。
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10月31日(火)

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10月31日(火)の給食です。

・ぶどうパン
・かぼちゃグラタン
・ミネストローネ
・牛乳

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みなさん、さみどり祭、お疲れさまでした!今日10月31日は、ハロウィーンです。
ハロウィーンに合わせて、クリームソースにも具にもたっぷりのかぼちゃを入れた、オレンジ色のマカロニグラタンを作りました。ところで、ハロウィーンとはどのようなお祭りなのでしょうか?そして、なぜかぼちゃを使うのでしょうか?
日本で定着している、仮装をしたり、お菓子のやりとりをしたりするようなハロウィーンは、アメリカでの風習を真似したものですが、もともとはケルト民族の習慣と言われています。日本でのお盆のように、死者が戻ってくる日に合わせて、火を焚いたり、仮装をしたりしたのが始まりなのだそうです。そして、その火を灯すのに、もともとは、カボチャではなくカブをランタンにしていたのだとか。
詳しくは、図書室前の「高橋文庫」にある、「ハロウィーンってなぁに?」という絵本にまとめられています。読んでみてくださいね。
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今日は、生徒さんから「かぼちゃグラタンおいしかった!」と声をかけてもらい、とても嬉しかったです!ぜひまた感想を教えてくださいね。
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