世界食料デー月間の取り組み
- 公開日
- 2023/10/10
- 更新日
- 2023/10/10
今日の給食
10月16日は、国連が定めた「世界食料デー」です。世界の食糧問題を考える国際デーで、それにちなみ、日本では10月全体を世界食料デー月間とし、さまざまな団体による取り組みが行われています。
それに合わせて、給食でも食料問題について意識した取り組みを行いますので、ご紹介します。
1.世界食料デー図書コーナー
2.使用食材について
1.世界食料デー図書コーナー
世界食料デー月間に合わせ、司書の先生にご協力いただき、食料問題に関連した本を選書・展示しています。3階の踊り場と、図書室のカウンター横に置いてありますので、ぜひ手に取ってめくってみてくださいね。
食についての本を読んでみると、一口に食料問題と言っても、世界の飢餓問題や、日本の食料生産がどのような歴史をたどってきたか、わたしたちが食べ物を選んだり食べたりするときの心の動きまで、それぞれが別々の問題ではなく、複雑に絡み合っていることがわかります。すぐに解決できるものではないからこそ、いろいろな本や意見に触れて、食という身近な営みが世界につながっていることを考えるきっかけになれば幸いです。
2.使用食材について
給食では、以下のような食材を使用しています。
・揚げ物の衣:国産の米粉
・味噌:レッドカップキャンペーン(※)参加の国産味噌(※参加企業の商品を購入すると、WFPを通じて途上国への給食支援を行うキャンペーン )
・ひき肉:一部、大豆ミートで代替
また、野菜の皮や外葉は、そのままごみとして捨てることはしていません。栄養やうま味がたくさん詰まっているので、よく洗ってからガラなどと一緒に煮込み、スープのうま味として使い切っています。
給食以外にも、「おにぎりアクション」や、各スーパーマーケットでのフェアなど、個人で参加できる取り組みがいろいろな場所で実施されています。ぜひ、調べてみてくださいね。