5年生 道徳授業地区公開
- 公開日
- 2025/07/18
- 更新日
- 2025/07/18
5年生blog
7月12日(土)の道徳授業地区公開にご参加いただき、ありがとうございました。
今回の授業では、「自分の権利をどう行使するか」について考えることを通して、よりよい社会生活のために大切なことを守ろうとする態度を育むことをねらいとしました。子供たちが自分の考えを深め、他者との関わりの中でどのように行動するかを見つめ直す機会となるよう意図しています。
授業では、「わたし」がショーを見に行った際、多くの人で混雑している中で、前にいた男性が子どもを肩車し、視界を遮られてしまうという場面を取り上げました。係の人が注意すると、その男性は「自分はお客様であり、見る権利がある」と主張します。この出来事をもとに、子供たちは「自分の権利」と「周囲への配慮」のバランスについて話し合い、考えを深めました。
授業後に実施したアンケートでは、保護者の皆さまから多くの前向きなご意見をいただきました。
「法や決まりは“みんなが安心できる社会”のためにある。自己中心的にならず、相手の気持ちや立場を考えて行動しようと思いました」といった感想や、「ニュースなどで見かける判断の難しい問題を扱っていて、大切な授業だと思いました」との声が寄せられました。
また、「それぞれの立場と発言の良い点・課題点を話し合えたのがよかった」「みんなが気持ちよく生活するためには決まり事が必要。困っていることがあれば助け合うことが必要」といった意見もありました。
授業中の子どもたちの様子についても、「みなさんどんどん挙手されて活発な話し合いがされていてよかった」「先生の仰っていることは、子どもたちにとって有益であり、今後の生活に生かせる内容だった」との温かいお言葉をいただいております。
今後も、子どもたちが社会の一員としてよりよく生きる力を育むために、保護者の皆さまと連携しながら教育活動を進めてまいります。引き続きご理解とご協力をよろしくお願いします。