10月3日(火)

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10月3日(火)の給食です。

・麦ご飯
・ちくわの二色揚げ
・ゆかり粉和え
・じゃがいもと油揚げの味噌汁
・牛乳

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今日のメインは、ちくわの揚げ物です。あおのりとカレー粉の二色で揚げてもらいました。揚げ物の衣と言えば、小麦粉や片栗粉が使われることが多いですが、今日の衣には米粉を使い、カリカリの食感に仕上げました。米粉は、小麦粉などと比べ、油を吸いづらい性質を持っているため、揚げ物の衣などに使うと、時間がたってもべたつかずに軽い食感が続くと言われています。いつもの揚げ物との食感の違いを確かめながら食べてみてくださいね。

10月2日(月)

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10月2日(月)の給食です。

・発芽玄米ご飯
・レバノン風レモンチキン
・レンズ豆のスープ
・牛乳

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みなさん、陸上競技大会、お疲れさまでした!
今日の献立は、地理の授業で扱われるアラビア半島のなかから、地中海に面した国、レバノンの料理を作りました。アラビア半島の国々では、スパイスやハーブ、レモン、ゴマ、豆類が多く使われます。この国々の料理を総称してアラブ料理と呼ぶこともありますが、それぞれの国によって料理の特徴にグラデーションがあります。例えば、今日とりあげたレバノンは、フランスによる支配の歴史があるため、調理方法や味付けにフランス料理の影響がみられると言われています。また、反対にフランスでは、レバノンの影響を受けた料理が日常的に食べられているんですよ。
給食では、レバノン風のチキンケバブと、レンズ豆という小さな豆のスープを作りました。同じアジアでも、日本とは全く違う味付けの料理です。楽しく食べてもらえたら嬉しいです。

また、レバノンの人々の暮らしを垣間見ることのできる本を紹介します。

「ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)」...関口涼子
翻訳家であり、詩人でもある著者が、内戦の爪痕の残るレバノンの首都ベイルートに滞在し、住民と個々人の食にまつわる会話を繰り返して書いたノンフィクションです。著者が人々に尋ねるのは、内戦についてではなく、食についてですが、それによって、ひるがえって戦火のなかにも残されてきた料理、人の心や文化の支えになる料理が浮き彫りになり、食の力の強さを感じる本です。今週いっぱい、3階に展示しますので、興味があればめくってみてくださいね。
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