12月10日(火)
- 公開日
- 2024/12/10
- 更新日
- 2024/12/10
給食室
牛乳、ミルクパン、ヤンソンさんの誘惑、フィスクソッパ、りんご
今日は、ノーベル賞授賞式があります。被爆者の立場から核兵器の廃絶などを訴えてきた日本被団協が、ノーベル平和賞を受賞します。そこで今日は、ノーベル賞創設者であるアルフレッド・ノーベルの出身地、スウェーデンの料理を提供しました。
「ヤンソンさんの誘惑」は、オペラ歌手であり菜食主義であったヤンソンさんが、アンチョビの入ったグラタンがあまりに美味しそうで、ついつい誘惑に負けて食べてしまったという話からその名が付いたそうです。アンチョビの風味がアクセントのポテトグラタンでした。
「フィスクソッパ」は、スウェーデンの魚のスープです。複雑な風味はサフランによるものです。サフランは、クロッカスの仲間であるサフランの花のめしべを乾燥させたスパイスです。サフラン1gをとるために160個の花が必要なため、とても貴重なスパイスです。なかなか日本にはない味のスープに仕上がりました。2枚目の写真、赤くて細長いものがサフランです。
また、スウェーデンは南北全長約1500kmの長い国ですが、ほぼ全域でりんごが栽培されています。国民のりんごへの愛着は大変深いです。