9月4日(水)
- 公開日
- 2024/09/04
- 更新日
- 2024/09/04
給食室
冷や汁、がね、梨、牛乳
宮崎県は、「太陽と緑の国」と呼ばれています。気候風土や特産物から生まれた行事食が数多く存在します。
冷や汁は、宮崎県の代表的な郷土料理です。焼いたあじをほぐし、焼きみそをのばした汁に、とうふ、きゅうり、ねぎなどの薬味をいれて、アツアツのごはんにかけて食べる夏のスタミナ料理です。食欲のない暑い時に食べやすい上、栄養補給もできる、昔の人の知恵が生かされた料理です。
また、がねとは「かに」が足を出しているように見えることから、その名前がついています。都城地方の方言で「かに」のことを「がね」と呼んでいました。お盆やお祭りの時などには、「がね」が振る舞われます。「がね」は、おやつであり、おかずでもありました。また腹持ちがよいので、昔はずいぶん重宝されました。