12月2日(月) 朝会のお話
今、2年生が算数で一生懸命勉強しているもの、それは何だか分かりますか。そうです、かけ算九九です。3年生以上の人は、自分も毎日練習したことを覚えているでしょう。九九は、3年生以上の算数の全ての基礎となります。先生の友達は、2年生の時に毎晩、家のお風呂で九の段まで全部言えないと、湯船から出してもらえなかったそうです。
さて、その九九ですが、いつ頃できたものか知っていますか。なんと、今から1400年も前の飛鳥時代、つまり聖徳太子が活躍した頃の遺跡から、木の板に書かれた九九表がひ見つかっているそうです。今、放送されている大河ドラマ「光る君」の平安時代よりも、400年も前です。そんな昔から日本人は九九を使って、お給料や税金などの計算をしていたのですね。 世界の国々では、日本の語呂合わせのような九九は少なく、ただひたすらかけ算表を見て暗記するのだそうです。そして、インドでは九の段までではなく、なんと20×20まで覚えるそうです。すごいですね。 2年生は、教室で全部の段に合格したら、最後に校長室で「九九検定」を受けることになっています。すでに、13人が合格しています。2年生の皆さん、これからも頑張って九九を覚えてくださいね。 話は変わって、今週の土曜日は5年生と6年生が、「地域パレード」を行います。学校の代表として地域の皆様に鼓笛隊を披露するので、練習の成果を精一杯発揮してくださいね。高学年の皆さんに期待しています。 |
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