11月21日(火)

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11月21日(火)の給食です。

・かつおめし
・ぐる煮(大根、生揚げ、にんじん、こんにゃく、ごぼう、里芋)
・にらのかきたま汁(はくさい、ニラ、鶏肉)
・牛乳

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今日の給食は、日本地理の「四国」より、高知の郷土料理を作りました。四国の南側に位置し、太平洋に面して広く伸びた形で、海の幸も山の幸も豊富な土地だと言われています。
さて、高知と言えば、「カツオ」が有名です。ワラの火で炙るタタキをはじめ、さまざまな方法で食べられていますが、今日の給食では、「漁師めし」として知られるカツオめしを作りました。カツオの身を、これも高知の特産品であるしょうがをきかせて甘辛く煮込み、ごはんに混ぜ込んでいます。高知のカツオ漁について調べてみると、大きいものでは10キロ近くなるカツオを、釣り竿で次々と釣り上げる、一本釣り漁が行われてきたことがわかりました。動画などで一本釣りの様子を見てみると、次々にカツオが宙を舞い、不思議な迫力があります。力を使う漁の後に、おいしく食べられそうなごはんですよね。
また、「ぐる煮」は、根菜類をたっぷり入れた煮物です。不思議な名前ですが、「ぐる」は、「仲間」という意味の方言から来ているそうですよ。汁物にも、高知の名産品であるニラを入れ、風邪などの予防に役立つ食材がいっぱいの献立になりました。しっかり食べて、元気に過ごしてくださいね。

11月20日(月)

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11月20日(月)の給食です。

・バターライス
・鶏肉のタジン風(鶏肉、じゃがいも、たまねぎ、黄ピーマン)
・ハリラスープ(豚肉、玉ねぎ、セロリ、にんじん、ひよこまめ、レンズ豆、トマト、そうめん)
・牛乳

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今日の給食は、世界地理の「アフリカ」より、アフリカ大陸の北部にある、「モロッコ」の料理を作りました。モロッコは、国土にサハラ砂漠を含み、日本よりも圧倒的に雨の量が少ない国です。飲み水が貴重であったことから、食材の水分を逃さずに調理できるように、タジン鍋という、三角帽子をかぶせたような形の鍋で作る、蒸し焼きの料理が発達しました。今日のメインは、タジン鍋でよく作られる、鶏と野菜を塩レモンで煮込んだ料理をイメージして作りました。塩レモンは、少し前に日本でも紹介されていた、レモンを塩で漬け込んで作る調味料で、深みのある酸味が特徴です。給食では、鶏肉を塩とレモン汁で漬けてから作りました。モロッコでは、このような煮込みを「クスクス」という細かい粒状のパスタと一緒に食べるのですが、今日はバターライスを添えました。ライスをひたひたにして食べてみてくださいね。
また、ハリラスープは、日本のお味噌汁のように、日常的に食べられているスープです。スパイスで香りづけしていますが、辛くなく、しみじみした味わいです。楽しんで食べてくださいね。

11月17日(金)

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11月17日(金)の給食です。

・味噌煮込みうどん(鶏肉、だいこん、にんじん、油揚げ、ねぎ)
・蓮根チップスサラダ(キャベツ、きゅうり、にんじん、れんこん)
・りんごジュース

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皆さん、試験おつかれさまでした!今日の給食は、前期の保健給食委員の皆さんと考えた献立、第2弾です。お腹が温まる味噌煮込みうどんと、カリカリの蓮根チップスのサラダ、リンゴジュースの楽しい献立になったので、試験の最終日に作ることにしました。
さて、味噌煮込みうどんを食べてみると、普段のお味噌汁とはけっこう味が違うと思いませんか?今日の味噌煮込みうどんには、いつもの味噌に加えて、愛知県で作られる「八丁味噌(はっちょうみそ)」という味噌を使っています。東京でスーパーに並んでいる味噌を見てみると、大豆に米や麦を組み合わせて作られているものが多く並んでいます。一方、八丁味噌は大豆と塩だけで作られている味噌で、熟成期間が長く、コクや、ほのかな酸味、渋みがあるのが特徴です。料理の仕方にも違いがあり、米や麦を合わせたお味噌は、沸騰させると優しい香りが飛んでしまうため、「お味噌汁は沸騰させてはいけない」と言われますが、八丁味噌は逆に、沸騰させ、煮込むことでうま味が出てくると言われているんですよ。しっかり煮込んで、お出汁と味噌のおいしさがしみ込んだうどんと、たっぷりの具を味わってみてください。
寒くなってきましたので、体を温めるものを食べて、週末も元気に過ごしてくださいね。

11月15日(水)

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11月15日(水)の給食です。

・ご飯
・おきなふりかけ(とろろ昆布、かつお節、ごま)
・秋の吹き寄せ煮(鶏肉、かぼちゃ、れんこん、かぶ、にんじん、しめじ、干し椎茸)
・鶏つみれの嶺岡仕立て(鶏つみれ、はくさい、こまつな)
・牛乳

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秋が深まり、街路樹の葉が赤や黄色に色づいてきましたね。今日の給食は、和食の「自然の美しさを表現する」という面を感じられる料理を作りました。
日本文化では、自然の美しさを表現するときに、直接的にえがくのではなく、「見立てる」という手法が好まれることがあります。たとえば、京都の龍安寺は、石と岩だけでできた石庭が有名ですが、この庭園は、砂に線をひくことで、水を一滴も使わずに水の流れを表現しています。また、百人一首の「あらし吹く みむろの山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり(69番 能因法師 )」という歌では、川面に落ちた紅葉の美しさを、錦の織物に見立てて詠んでいます。献立のメインの「吹き寄せ煮」は、秋に落ち葉や木の実が風に吹かれ、ひとところに集められているさまになぞらえて、さまざまな食材を取りあわせて煮る料理です。今日は、薄口しょうゆとだしを使い、素材の味と色を大切に作りました。
また、汁物は、しょうがをきかせた鶏つみれを、牛乳入りのお吸い物にしています。料理名の「嶺岡仕立て(みねおかじたて)」は、千葉の嶺岡が日本の酪農の発祥地であることから、牛乳を使った料理の名前に使われます。このように、材料名を直接書くのではなく、その食材の生産地として有名な地名をつけるのも、和食の料理名の面白いところです。
さて、ふりかけの「おきな」はいったい、何を示しているでしょうか?楽しんで食べてくださいね。

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みなさん、「おきなふりかけ」はいかがでしたか?どの学年も、ごはんをしっかり食べてくれていましたね。このふりかけは、とろろ昆布を材料に作っています。とろろ昆布の細かくしたものを、別名「白髪昆布」ということから、白髪→おじいさんと連想し、とろろ昆布を使った料理に「おきな」と名前を付けるそうです。
和食文化の、料理を食べながら、その向こうに景色を想像する豊かさやおもしろさを感じてもらえたら嬉しいです。

参照:柴田書店「料理百科事典( https://www.shibatashoten.co.jp/words/)」

11月14日(火)

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11月14日(火)の給食です。

・しそわかめご飯
・チキンチキンごぼう
・のっぺい汁(にんじん、れんこん、だいこん、干し椎茸、こまつな)
・牛乳

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今日の献立は、「日本地理」より、山口の料理を作りました。
山口は、本州の西の端にあり、関門海峡(かんもんかいきょう)を挟んで九州に接しています。三方を海に囲まれ、四季折々の豊かな海の恵みがある中で、江戸時代の古くから山口の人々に愛されてきた食材として、わかめがあります。山口の日本海側でとれるわかめを干して細かく砕き、おにぎりの表面にたっぷりつけたり、ごはんに振りかけたりして食べられてきたのだそうですよ。今日は、山口のふりかけメーカーが昔から売っている、しそいりのわかめふりかけを真似て、わかめとゆかりの混ぜ込みご飯を作りました。
メインの「チキンチキンごぼう」は、山口のご当地給食メニューです。鶏とごぼうを唐揚げにして、甘辛のたれと枝豆を絡めた料理で、ごはんがすすむ一品です。
具沢山ののっぺい汁は、日本各地で、おなじ「のっぺい汁」という名前で、それぞれの具材で伝わっている郷土料理です。山口では、根菜をたっぷりいれて作るのだそうです。とろみのついた汁物は、体を温めてくれます。日ごとに冷え込んできましたが、しっかり食べて、体を温めてくださいね。

11月13日(月)

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11月13日(月)の給食です。

・あしたばパン
・フィッシュアンドチップス
・スコッチブロス(鶏肉、にんじん、セロリ、大麦)
・牛乳

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今日の給食は、世界地理の「ヨーロッパ」より、「イギリス」の料理を作りました。
イギリスは、正しくは「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」といって、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国が、同じ王様のもとで連合する形となっています。今日はその中から、イングランドで食べられてきた「フィッシュアンドチップス」と、スコットランドの伝統的なスープである「スコッチブロス」を作りました。
フィッシュアンドチップスは、ビール入りの衣をつけて揚げた白身魚とフライドポテトの組み合わせで、イギリスでは屋台やパブなどで買える日常的なファストフードです。揚げ物の衣にビールを使うと、アルコールの揮発しやすさと、炭酸の気泡とで、カリッサクッとした仕上がりになります。とはいえ、給食でビールを使うわけにはいきませんので、衣に米粉を加えることで食感を再現してみました。ちなみに、イギリスでは、チップスと言えばフライドポテトのことで、日本でいうポテトチップスは、「クリスプス」というのだそうですよ。お好みでケチャップをつけながら、食べてみてくださいね。

11月10日(金)

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11月10日(金)の給食です。

・発芽玄米ご飯
・里芋といかの炊き合わせ(里芋、いか、大根、さつま揚げ)
・小松菜と油揚げの呉汁風
・牛乳

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今日の給食は、江戸時代からの伝統行事である「酉の市(とりのいち)」にちなんだ献立です。「酉の市」は、毎年11月の「酉の日」に立つ、商売繁盛を願うお祭りで、今年は、明日11日と、23日に開催されます。酉の市では、縁起物がたくさん盛られた大きな熊手が売られていて、これが商売繁盛のお守りとなっています。酉の市に出かけると、お寺の境内に熊手を売るお店がずらりと並んでいて、圧巻です。熊手が買われるたび、お店の売り子たちが集まって商売繁盛を祈る掛け声と手拍子が沸き上がり、とても賑やかな様子です。
さて、各クラスに配った浮世絵は、江戸時代のもので、酉の市への参拝者が描かれています。熊手を掲げた人のもう一方の手に持たれているのが、酉の市のもう一つの縁起ものである、八つ頭と呼ばれる里芋の親芋です。今日は、里芋をメインに、いかや大根、さつま揚げと合わせて、山椒を隠し味にした、あまじょっぱい煮物を作りました。
「呉汁(ごじる)」は、すりつぶした大豆をいれた汁もので、体が温まるため、日本各地で冬に食べられてきました。給食では、おすましにおからを入れて、呉汁風にしてみました。急に冷えてきましたが、体調を崩さないよう、しっかり食べてくださいね。

画像:歌川豊国(三代)、歌川広重(二代)画 江戸自慢三十六興「酉の丁銘物くまで」 
出典:国立国会図書館「錦絵でたのしむ江戸の名所」 (https://www.ndl.go.jp/landmarks/
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11月9日(木)

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11月9日(木)の給食です。

・さつま芋ご飯
・豚肉のアップルソース
・カリカリ油揚げサラダ
・なめこと豆腐の味噌汁
・牛乳

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今日の給食は、前期の保健給食委員会で、委員の皆さんと相談して決めました。秋の味覚のさつまいもごはんと、りんごのソースで食べる豚肉のソテーがメインの献立です。加熱するとコクと深いあまみのでるリンゴとにんにくを合わせたソースは、焼いた豚肉にぴったりのおいしさです。
実は、リンゴなど、いくつかの種類の果物は、お肉と組み合わせると、風味がよいだけではなく、リンゴに含まれる酵素がお肉のたんぱく質の結びつきを切ってくれるため、お肉が柔らかな食感に仕上がります。お菓子作りが好きな人は、果物入りのゼリーがうまく固まらない経験をしたことがあるかもしれません。これも、果物の酵素がゼラチンのたんぱく質を切ってしまうために起こることで、お肉が柔らかくなるのと同じ仕組みなんですよ。
給食委員さんの献立、楽しんで食べてくださいね。

I組空手道演武会開催

 11月1日(水)4時間目に渋谷区の先生方や教育委員会の方々が集まる渋中研があり、I組は空手道の授業を見てもらいました。基本形の20挙動(20の動き)をいかに正確に力強く行えるかなど、自分たちの動画を見て課題を見付け考える授業でした。
 それを受け後日、演武会(発表会)を行い、お互いのチームを評価し合いました。授業への取り組み姿勢や基本形の演武会についてもたくさんの先生方から称賛をいただくことができました。緊張感の中、大変だったと思いますが、やり切った後の笑顔がとても印象的でした。

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11月8日(水)

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11月8日(水)の給食です。

・和だしチキンカレー(鶏肉、たまねぎ、にんじん、れんこん、しめじ)
・じゃが芋のきんぴら(じゃがいも、ピーマン、糸こんにゃく)
・牛乳

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今月は、和食月間に合わせて、出汁をきかせ、きのこや根菜などの秋の味覚をたっぷり入れたカレーを作りました。雑穀入りのごはんと合わせて、しっかり食べてくださいね。
「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録された際、その美点のひとつとして、健康的な食事である、ということが挙げられています。「出汁」のうまみのおかげで、塩や油が少なくて済む、というのが理由なのだそうです。この、「うまみ」を感じさせる物質にはいくつか種類があり、2種類以上を組み合わせることで、より強いうま味が感じられると言われています。さて、今日のカレーは、どんな素材からうま味を出しているか、わかりますか?どんな味がするか、探しながら食べてみてくださいね。また、3階の踊り場に、出汁の本を掲示しています。おなじみの素材以外からも出汁が取れることがわかり、面白いですよ。ぜひ、読んでみてくださいね。
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皆さん、今日のカレーはいかがでしたか?うまみの答えは、昆布(グルタミン酸)、かつお節(イノシン酸)、しめじ(グルタミン酸)です。そのほかに、野菜の皮やヘタなどにもうまみ(グルタミン酸)が含まれているので、よく洗って、出汁をとる時に一緒に煮ています。

11月7日(火)

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11月7日(火)の給食です。

・ご飯
・ひじき入りハンバーグ
・白菜のおかか和え
・わかめと玉ねぎの味噌汁
・牛乳

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今日の給食は、和風のハンバーグがメインの献立です。ひき肉と、つなぎの豆腐を混ぜたふんわり生地に、ミネラルたっぷりのひじきを混ぜ込みました。
皆さんは、自分でハンバーグを作ったことはありますか?ハンバーグには、どんな材料を入れるのが好きですか?実は、ハンバーグは、お肉だけで作ると、肉汁を閉じ込めるのが難しく、硬めの仕上がりになってしまいます。卵や豆腐、パン粉など、「つなぎ」と呼ばれる材料は、お肉の組織をつないだり、うま味を吸って逃がさないようにしてくれたりと、いろいろな役割を持っています。どんなつなぎを使うかによって、ハンバーグの食感はさまざまに変化します。好きな食感のハンバーグに出会ったら、どんなつなぎが使われているか、確かめてみると面白いですよ。

11月6日(月)

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11月6日(月)の給食です。

・ご飯
・シュクメルリ
・こまつなサラダ
・牛乳

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今日の給食は、世界地理より「ジョージア」の料理を作りました。地図でジョージアを見てみると、東ヨーロッパと西アジアの境目にあることがわかります。東西の国々の交易の要所であった歴史の影響からか、ヨーロッパ、アジア、アラビアなど、さまざまな文化が混ざり合った料理がみられます。
そんな中でも、今日のメインのシュクメルリは、ジョージアの伝統的な料理だと言われています。鶏肉をニンニク入りのソースで食べる料理で、地方によって、透き通ったスープ状のものもあれば、牛乳やクリームを加えるもの、ナッツやスパイスを加えたものなど、さまざまなレシピがあるそうです。
給食では、ホワイトソースとサツマイモ、にんじんを加え、まったりとしたシチュー風に仕立てました。ごはんと合わせて、たくさん食べてくださいね。

11月2日(木)

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11月2日(木)の給食です。

・しょうがめし
・とふの粉の炒り煮(粉豆腐、しめじ、にんじん、こまつな、鶏ひき肉、だいこん)
・山菜汁(うわばみそう、わらび、ぜんまい、細竹、えのき、豚肉、干し椎茸、ごぼう、ねぎ)
・みかん
・牛乳

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今日は、日本地理より、「和歌山」の郷土料理を作りました。和歌山には、空海というお坊さんによって平安時代に開かれた、「高野山 金剛峯寺(こうやさん こんごうぶじ)」というお寺があります。鉢山の隣のお寺を思い浮かべてみると、お寺の敷地がどこからどこまでか、はっきりとわかりますよね。ですが、和歌山にあるこのお寺は、なんと山脈の間にある広い盆地全体を敷地としていて、町ごとひっくるめて「高野山」と呼ばれています。
この高野山で、寒い日にうっかり豆腐を外に置きっぱなしにしてしまい、その豆腐が凍ってできたのが、「高野豆腐」の始まりだと言われています。この高野豆腐を切ると出る粉も、粉豆腐として余さず使われています。今日は、粉豆腐に出汁をたっぷり含ませた炒り煮を作りました。おからと高野豆腐の間のような、ふんわりした不思議な食感です。
また、和歌山の特産品であるしょうがや、みかんを楽しむ献立にしました。デザートまでしっかり食べてくださいね。

11月1日(水)

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11月1日(水)の給食です。

・ご飯
・鶏肉の幽庵焼き
・糸寒天のごま和え(糸寒天、だいこん、にんじん、水菜、かにかま)
・さつまいもとベーコンの味噌汁(さつまいも、しめじ、玉ねぎ、ベーコン)
・牛乳

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今月の24日は、「和食の日」です。ユネスコの無形文化遺産に「和食」が登録されたことを受けて、実りの季節であり、旬のものがたくさんある11月に定められました。それにちなみ、今月の給食では、和食を多く取り上げます。一か月、楽しんで食べてもらえたら嬉しいです。
和食の歴史を調べてみると、茶道の発展とともにさまざまな調理法が編み出されていることがわかります。抹茶を点ててふるまうお茶会では、お茶の前に「懐石料理」と呼ばれる一汁三菜が用意されることがあります。この軽い食事では、季節の食材を生かした料理や、風景を連想させるような料理などが喜ばれたようです。今日のメインの、柚子風味の鶏の照り焼きは、「幽庵焼き」と呼ばれています。この名前は、江戸時代に生きた、北村幽庵(きたむらゆうあん)という茶人の名前からとられたと言われています。この茶人は、美食家として名が知られており、今では「照り焼き」と呼ばれるような、調味料に肉や魚を漬けこんで焼く料理などを発明したと伝えられています。
さっぱりとした肉に合わせ、ゴマのコクを足した和え物と、ほくほくのさつまいもを入れた味噌汁を作りました。寒くなってきましたが、しっかり食べて、元気に過ごしてくださいね。
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今月は、司書の先生に和食に関係する本を選んでいただきました。3階踊り場に展示していますので、ぜひ、読んでみてくださいね。
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10月31日(火)

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10月31日(火)の給食です。

・ぶどうパン
・かぼちゃグラタン
・ミネストローネ
・牛乳

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みなさん、さみどり祭、お疲れさまでした!今日10月31日は、ハロウィーンです。
ハロウィーンに合わせて、クリームソースにも具にもたっぷりのかぼちゃを入れた、オレンジ色のマカロニグラタンを作りました。ところで、ハロウィーンとはどのようなお祭りなのでしょうか?そして、なぜかぼちゃを使うのでしょうか?
日本で定着している、仮装をしたり、お菓子のやりとりをしたりするようなハロウィーンは、アメリカでの風習を真似したものですが、もともとはケルト民族の習慣と言われています。日本でのお盆のように、死者が戻ってくる日に合わせて、火を焚いたり、仮装をしたりしたのが始まりなのだそうです。そして、その火を灯すのに、もともとは、カボチャではなくカブをランタンにしていたのだとか。
詳しくは、図書室前の「高橋文庫」にある、「ハロウィーンってなぁに?」という絵本にまとめられています。読んでみてくださいね。
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今日は、生徒さんから「かぼちゃグラタンおいしかった!」と声をかけてもらい、とても嬉しかったです!ぜひまた感想を教えてくださいね。

10月28日(土)さみどり祭

 10月28日(土)にさみどり祭を実施しました。開会式後、I組による合奏「名探偵コナン」、2年生による海外派遣・職場体験学習の発表、吹奏楽部による演奏、各学年の合唱、全校合唱が行われました。どの発表も、練習してきた成果を十分に発揮することができたと思います。また、さみどり祭実行委員のきめ細やかな準備のおかげで、スムーズに進行することができました。みなさんの準備のおかげでとても素晴らしいさみどり祭となりました。お疲れさまでした。
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10月27日(金)

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10月27日(金)の給食です。

・バターチキンカレー
・アチャール
・ジョアストロベリー

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今日の給食は、世界地理の「アジア」から、インドのバターチキンカレーを作りました。このカレーは、インドの首都デリーを含む、北のほうの地方でよく作られるカレーです。この地方にはかつて宮廷があったことから、宮廷料理の影響を受けた濃厚な味わいの料理が多く作られています。ネパールやヒマラヤ山脈に近い寒冷な気候もあって、濃厚な料理が喜ばれたのだともいわれています。今日のバターチキンカレーも、バターやクリームを使って、まったりとした味わいに仕上げました。
付け合わせには、インドのピクルスである、アチャールを作りました。この名前、なんとなく覚えがありませんか?実は、今月、福岡の郷土料理として出した「あちゃら漬け」と、このアチャールは、同じポルトガル料理が元だと言われているんですよ。
さて、いよいよ明日はさみどり祭ですね。今日の献立には、体を温める効果のあるスパイスと、のどの疲れを癒すはちみつを使いました。しっかり食べて、元気に発表にのぞんでくださいね。

10月26日(木)

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10月26日(木)の給食です。

・ご飯
・揚げ里芋のそぼろあん
・かぶと油揚げの味噌汁
・種なし柿
・牛乳

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今日、10月26日は、「柿の日」です。「柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺」という句を知っていますか?正岡子規という俳人が読んだ俳句で、「奈良の法隆寺の茶店で好物の柿を食べていると、ちょうど鐘が聞こえてきた」という句です。この句が詠まれたのが10月26日であったことから、柿の日と呼ばれるようになりました。
奈良にある法隆寺は、聖徳太子によって建てられたと言われており、世界遺産にも登録されている世界最古の木造建築です。正岡子規のこの句では、柿との対比で、なんだかゆったりした時間が流れているような印象を受けます。今日の給食は、句の雰囲気に合わせて、ほのぼのと秋の味覚を楽しむ献立にしました。
メインには旬を迎える里芋と、味噌汁に大きな蕪を使いました。蕪の葉っぱは、油と一緒に調理するとおいしく、豊富な栄養も活かしやすくなるため、今日は油揚げと一緒にお味噌汁にしました。ゆっくり味わって食べてみてくださいね。

10月25日(水)

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10月25日(水)の給食です。

・ご飯
・家常豆腐(厚揚げ、豚肉、干し椎茸、にんじん、キャベツ、ピーマン、玉ねぎ)
・酸辣湯(たけのこ、にんじん、こまつな、豚肉、たまご)
・牛乳

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今日のメインは、給食のメニューとしてもおなじみの家常豆腐(ジャーチャンドーフ)です。「家庭で、日常的に作る、豆腐料理」という意味の中国料理で、家庭にいつもある野菜や調味料を使って作ることからついた名前だと言われています。
給食では油揚げを使っていますが、中国では、豆腐を揚げ焼きにして作るレシピが主流のようです。調べてみると、日本のなめらかで柔らかい豆腐とは違い、中国の豆腐は固くみっしりとしているのだそうで、豆腐を揚げたり炒めたりするレシピが多いのにも納得です。
ピリ辛でコクのある家常豆腐に合わせて、さっぱりと酸味の利いた酸辣湯を作りました。
さみどり祭まであと一息ですね。元気に練習できるよう、しっかり食べて体を温めてくださいね。

10月24日(火)

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10月24日(火)の給食です。

・高菜めし
・ざぜ豆
・太平燕(豚肉、キャベツ、にんじん、こまつな、きくらげ、はるさめ)
・牛乳

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今日の給食は、日本地理の「九州」より、熊本の郷土料理を作りました。
高菜は、小松菜と同じアブラナ科の野菜で、お漬物にすると独特のうま味があります。特に熊本は、火山灰の多い土壌が高菜の栽培に適しているそうで、名産地となっています。熊本の家庭料理では、チャーハンではなく、今日のように混ぜご飯にした高菜めしが、よく食べられているのだそうです。
小鉢のざぜ豆は、お坊さんが座禅を組む際につまむために作られたと言われています。コリコリの不思議な食感の、甘じょっぱい大豆です。お寺の料理ですが、人々に伝わり、副菜やおやつとして熊本で広く食べられるようになったようです。
そして、汁物のタイピーエンは、もとは中国の福建省の料理だったと伝わっている、具沢山のはるさめスープです。長崎のちゃんぽんと同様に、中国からわたってきた人々の作る料理が、日本人向けに変化していったものだと考えられています。熊本の土地や文化など、様々な面を味わえる献立にしてみました。
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