10月27日(金)

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10月27日(金)の給食です。

・バターチキンカレー
・アチャール
・ジョアストロベリー

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今日の給食は、世界地理の「アジア」から、インドのバターチキンカレーを作りました。このカレーは、インドの首都デリーを含む、北のほうの地方でよく作られるカレーです。この地方にはかつて宮廷があったことから、宮廷料理の影響を受けた濃厚な味わいの料理が多く作られています。ネパールやヒマラヤ山脈に近い寒冷な気候もあって、濃厚な料理が喜ばれたのだともいわれています。今日のバターチキンカレーも、バターやクリームを使って、まったりとした味わいに仕上げました。
付け合わせには、インドのピクルスである、アチャールを作りました。この名前、なんとなく覚えがありませんか?実は、今月、福岡の郷土料理として出した「あちゃら漬け」と、このアチャールは、同じポルトガル料理が元だと言われているんですよ。
さて、いよいよ明日はさみどり祭ですね。今日の献立には、体を温める効果のあるスパイスと、のどの疲れを癒すはちみつを使いました。しっかり食べて、元気に発表にのぞんでくださいね。

10月26日(木)

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10月26日(木)の給食です。

・ご飯
・揚げ里芋のそぼろあん
・かぶと油揚げの味噌汁
・種なし柿
・牛乳

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今日、10月26日は、「柿の日」です。「柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺」という句を知っていますか?正岡子規という俳人が読んだ俳句で、「奈良の法隆寺の茶店で好物の柿を食べていると、ちょうど鐘が聞こえてきた」という句です。この句が詠まれたのが10月26日であったことから、柿の日と呼ばれるようになりました。
奈良にある法隆寺は、聖徳太子によって建てられたと言われており、世界遺産にも登録されている世界最古の木造建築です。正岡子規のこの句では、柿との対比で、なんだかゆったりした時間が流れているような印象を受けます。今日の給食は、句の雰囲気に合わせて、ほのぼのと秋の味覚を楽しむ献立にしました。
メインには旬を迎える里芋と、味噌汁に大きな蕪を使いました。蕪の葉っぱは、油と一緒に調理するとおいしく、豊富な栄養も活かしやすくなるため、今日は油揚げと一緒にお味噌汁にしました。ゆっくり味わって食べてみてくださいね。

10月25日(水)

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10月25日(水)の給食です。

・ご飯
・家常豆腐(厚揚げ、豚肉、干し椎茸、にんじん、キャベツ、ピーマン、玉ねぎ)
・酸辣湯(たけのこ、にんじん、こまつな、豚肉、たまご)
・牛乳

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今日のメインは、給食のメニューとしてもおなじみの家常豆腐(ジャーチャンドーフ)です。「家庭で、日常的に作る、豆腐料理」という意味の中国料理で、家庭にいつもある野菜や調味料を使って作ることからついた名前だと言われています。
給食では油揚げを使っていますが、中国では、豆腐を揚げ焼きにして作るレシピが主流のようです。調べてみると、日本のなめらかで柔らかい豆腐とは違い、中国の豆腐は固くみっしりとしているのだそうで、豆腐を揚げたり炒めたりするレシピが多いのにも納得です。
ピリ辛でコクのある家常豆腐に合わせて、さっぱりと酸味の利いた酸辣湯を作りました。
さみどり祭まであと一息ですね。元気に練習できるよう、しっかり食べて体を温めてくださいね。

10月24日(火)

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10月24日(火)の給食です。

・高菜めし
・ざぜ豆
・太平燕(豚肉、キャベツ、にんじん、こまつな、きくらげ、はるさめ)
・牛乳

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今日の給食は、日本地理の「九州」より、熊本の郷土料理を作りました。
高菜は、小松菜と同じアブラナ科の野菜で、お漬物にすると独特のうま味があります。特に熊本は、火山灰の多い土壌が高菜の栽培に適しているそうで、名産地となっています。熊本の家庭料理では、チャーハンではなく、今日のように混ぜご飯にした高菜めしが、よく食べられているのだそうです。
小鉢のざぜ豆は、お坊さんが座禅を組む際につまむために作られたと言われています。コリコリの不思議な食感の、甘じょっぱい大豆です。お寺の料理ですが、人々に伝わり、副菜やおやつとして熊本で広く食べられるようになったようです。
そして、汁物のタイピーエンは、もとは中国の福建省の料理だったと伝わっている、具沢山のはるさめスープです。長崎のちゃんぽんと同様に、中国からわたってきた人々の作る料理が、日本人向けに変化していったものだと考えられています。熊本の土地や文化など、様々な面を味わえる献立にしてみました。

10月23日(月)

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10月23日(月)の給食です。

・ベトナム風おこわ
・なます
・鶏肉のフォー
・牛乳

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今日の給食は、世界地理の「アジア」より、ベトナムの料理を作りました。
ベトナムは、ほかの多くのアジアの国々と同様に、お米を食べる文化があります。お米は、炊いておかずと一緒に食べるのはもちろん、米粉に加工して、フォーなどの麺の形にしたり、薄く伸ばして生春巻きの皮などに使ったりと、幅広い食べ方がされています。今日はその中から、ベトナムで日常的に食べられているおこわとフォー入りのスープを作りました。ベトナムは、朝食から外食する習慣があり、おこわやフォーを手軽に食べられるお店が朝から営業しているのを見ることができます。
また、ベトナムには、フランスの植民地であった歴史があるため、フランスの影響を受けた食文化も見られます。フランスパンを使ったバインミーというサンドイッチは、スパイスの利いたお肉や魚と、たっぷりの野菜などで作るもので、町中でいつでも出来立てを買うことができます。そのバインミーに欠かせないのが、ベトナム風のなますです。日本のなますと似た、大根やにんじんなどを使ったピリ辛の酸っぱい即席漬けで、コクのある食材の合間に口をさっぱりさせてくれます。今日は少し大きめの、ピクルスサイズで作ってもらいました。楽しく食べてくださいね。

10月20日(金)

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10月20日(金)の給食です。

・シナモントースト
・スウェーデン風ミートボール
・マッシュポテト
・キャベツスープ
・牛乳

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今日の給食は、スウェーデン風の献立です。
スウェーデンは、北欧と呼ばれる、ヨーロッパの北側の地域にある国のひとつです。緯度が高いため、夏には白夜と呼ばれる明るい夜が起こります。一方、冬は長く厳しいため、食文化としては、寒い場所でも育つ小麦を使用したパンや、長く保管しておけるじゃが芋が重宝され、酢漬けやジャムなどの保存食が発展してきました。
シナモントーストは、北欧の国々でよく食べられている、「シナモンロール」という甘いパンをイメージして、砂糖とシナモンをたっぷり練りこんだバターを塗って焼き上げました。
メインのミートボールは、スウェーデンの家庭料理として有名なメニューです。スウェーデン家具のお店に併設されているカフェテリアでも定番商品として出されているので、見たことがある人もいるのではないでしょうか?うまみの凝縮したミートボールとマッシュポテトに、クリームソースをかけ、酸っぱいベリーのジャムを添えるのが基本的なスタイルのようです。今日はジャムは使わず、クリームソースだけで作りました。楽しんで食べてもらえたら嬉しいです。

10月19日(木)

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10月19日(木)の給食です。

・秋のかおりご飯(栗、鶏肉、にんじん、しいたけ、油揚げ)
・べったら漬け風あえもの(だいこん、キャベツ、きゅうり)
・焼きネギの味噌汁
・牛乳

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明日、10月20日は、「えびす講」です。「えびす講」は、七福神のなかの「えびすさま」を特にまつる日で、全国のそれぞれのえびす神社で、一年に一度の大きなお祭りが開かれます。恵比寿駅近くのえびす神社でも、今日と明日、お祭りがありますよ。
この「えびす講」にかかわりの深いのが、「べったら漬け」という、大根を米麹で漬けた、ほんのり甘いお漬物です。江戸時代ごろ、今の日本橋にあるえびす神社の周辺でお祭りのお供え物を売ったところ、特にべったら漬けがよく売れたことから、えびす講の前日と当日に、「べったら市」という名前で市がたつようになったと言われています。
お祭りにでかけるとたくさんの屋台がありますが、えびす講のお祭りではべったら漬けを売っているお店があります。もし遊びに行くときは、探してみてくださいね。今日の給食では、べったら漬け風の和え物と、えびす様のご利益のひとつ、「五穀豊穣」にちなみ、栗入りの炊き込みご飯を作りました。
また、寒くなってくると味がよくなる長ネギに焼き目をつけて、香ばしいお味噌汁を作りました。秋の深まりを楽しみながら食べてみてくださいね。

10月18日(水)

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10月18日(水)の給食です。

・ポパイライス
・ハチのふるさとハンバーグ
・キャロットスープ
・牛乳

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今日は、10月のワンダフル給食です。服部学園の西洋料理の先生からのメッセージです。

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みんなが給食で食べているお米(あきたこまち)は、ハチのふるさと秋田県の大館市というところで作られています。今日の渋谷ワンダフル給食のハンバーグは、このお米が入ったハンバーグです。
ごはんのねばりを利用した新食感のハンバーグを、おいしいソースといっしょにポパイライスでたくさんたべましょう。
キャロットスープは、ゆっくりじっくりいためたにんじんがたっぷり入ったスープです。
緑黄色野菜をしっかりとって免疫力をアップして寒い冬に向け体づくりをしていきましょう。かんたんでおいしいから家でもつくって食べてみてね。

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キャロットスープのつくり方を知りたい人は、栄養士に声をかけてくださいね。
ワンダフルメニューは、毎月皆さんが楽しみにしてくれているのか、とてもよく食べてくれています。来月は、秋田の郷土料理、きりたんぽです。寒くなってくる季節なので、楽しみですね!

10月17日(火)

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10月17日(火)の給食です。

・ご飯
・鶏肉とこんにゃくのうま煮(鶏肉、こんにゃく、にんじん、れんこん、ごぼう、干し椎茸)
・小松菜と豆腐の味噌汁
・牛乳

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今日は、さっぱりと和食の献立です。鶏肉とこんにゃくを、さまざまな根菜と合わせて煮しめました。

ところで、この料理名にある「うま」とは、どんな味のことを指していると思いますか?
「うまい」という言葉について、さまざまな辞典をひいてみたところ、古語辞典に「うまし」という項目を見つけました。「味が良い、おいしい」という意味の形容詞だそうです。さらに、「うまし」は漢字では一般的に「甘し」と書かれてきたということがわかりました。
たとえば、奈良時代に編纂された「万葉集」には、おいしさの表現として「甘い(うまい)」という言葉が使われている句を見つけることができます。
この読み方の理由として、熟した果物についての表現が転じておいしさの表現になったという説があります。人にとっての甘みの大切さが想像させられますね。
今日のうま煮も、「甘い」に「煮る」と書いて「うまに」と読む書き方が今でも残っています。

ちなみに、和食のだしなどの味を表現するのに使われる「うまみ」は、20世紀に入り、味の成分の研究が進んだ結果、あてはめられた表現のようです。「うまい」が指す味のイメージが、時代によって変わっていることが実感できます。

少し濃いめの味の煮物で、しっかりご飯を食べてくださいね。

※学校蔵書にある、旺文社「全訳古語辞典 第四版」および、小学館「古語大辞典」を参照しました。

10月16日(月)

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10月16日(月)の給食です。

・魯肉飯
・台湾風野菜炒め(キャベツ、たまねぎ、しめじ)
・大根スープ(だいこん、にんじん、ごま)
・牛乳

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今日の給食は、世界地理の「アジア」より、台湾の料理を作りました。
メインの丼は、るーろーふぁんと読みます。豚肉や干し椎茸などの具を甘じょっぱく煮つけ、アジアでよく使われる「五香粉(うーしゃんふぇん)」というミックススパイスで香りをつけています。
この丼は台湾で日常的に食べられているもので、定食屋や屋台など、さまざまな場所で提供されています。ごはん茶碗くらいの小ぶりのサイズで出されることが多いのですが、給食では、しっかり丼サイズで作りました。味をたっぷり含ませるために、細切りの高野豆腐を加えています。
濃い味の丼に合わせて、さっぱりした味付けの炒め物とスープを付けました。珍しい味付けだったと思いますが、よく食べてくれていて安心しました。

10月13日(金)

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10月13日(金)の給食です。

・発芽玄米ご飯
・あちゃら漬け(にんじん、だいこん、きゅうり、れんこん、きくらげ)
・水炊き(鶏肉、厚揚げ、キャベツ、はくさい、しめじ、えのき)
・牛乳

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今日の給食は、日本地理の九州の中から、「福岡」の郷土料理を作りました。
福岡は、外国との貿易の拠点であった歴史から、さまざまな国の影響を受けた料理が食べられています。
水炊きは、西洋のコンソメスープと、中国の白湯スープを混ぜて作ったのが始まりだと言われています。水炊きという不思議な名前は、冷たい水に鶏肉を入れて料理していく方法から付けられたのだそうです。鶏のうま味がしっかりと出た出汁で、いろいろな野菜を煮込んで食べる、鍋料理です。
コクのある水炊きの付け合わせに、さっぱりとした即席漬けを作りました。こちらも不思議な名前ですが、ポルトガルのお漬物の「アチャール」という料理が伝わって「あちゃら漬け」となった、という説があります。外国から伝わった料理を、日本人好みにアレンジしてしまう力強さが感じられます。
体調のすぐれない人が増えているようですので、しっかり食べて体を温めてくださいね。

10月12日(木)

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10月12日(木)の給食です。

・タコライス
・ソーキ汁(豚肉、切り昆布、大根、にんじん)
・牛乳

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今日は、2年生の日本地理で扱われる「沖縄」から、タコライスとソーキ汁を作りました。
沖縄は、その歴史の中で様々な文化の影響を受けながら食文化を発展させてきています。そのため、琉球王国の時代から受け継がれている伝統料理を「琉球料理」、アメリカなどの影響を受けた料理を「沖縄料理」と呼んで区別する考え方もあるそうです。

今日のメインのタコライスは、「沖縄料理」のひとつです。沖縄にはアメリカ兵向けの食事を用意している飲食店が少なくありませんが、タコライスもそのような店で生まれたメニューです。アメリカでよく食べられるタコスの具をごはんにのせたもので、今では沖縄だけでなく、日本中に広まっているメニューです。

反対に、ソーキ汁は、沖縄が琉球王国だったころからの歴史がつまった汁物です。沖縄は、昆布の生産地でないのにも関わらず、消費量が国内でも多い県だと言われています。これは、北海道から薩摩に届いた昆布を、沖縄を通じて中国に輸出していた影響なのだそうです。また、豚肉は「鳴き声以外すべて使う」と言われるくらい沖縄で大切にされてきた食材です。
かつお節と豚ガラで出汁をとり、野菜・豚肉・昆布を具とした、しみじみとした味わいの汁料理です。沖縄料理と琉球料理の違いを楽しみながら食べてみてくださいね。

10月11日(水)

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10月11日(水)の給食です。

・ご飯
・鮭とさつまいものバター醤油炒め
・水菜とキャベツの味噌汁
・牛乳

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だんだん寒くなってきましたが、体調は崩していませんか?今日の給食は、秋の旬の味覚を味わう献立です。炒めもののさつまいもは、熊本産の紅はるかという品種を使いました。さつまいもの種類の中でも、しっとりした食感と、濃い甘さが特徴です。さっぱりした味わいの秋鮭や、きのこと一緒に、バター醤油で香ばしい味付けに仕上げました。
また、お味噌汁に入れた水菜も、一年中スーパーに並んでいますが、寒くなってからが旬だと言われています。旬のころの食材は、味もよく、栄養も豊富になります。秋に旬を迎える食材をたくさん食べてみてくださいね。

世界食料デー月間の取り組み

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10月16日は、国連が定めた「世界食料デー」です。世界の食糧問題を考える国際デーで、それにちなみ、日本では10月全体を世界食料デー月間とし、さまざまな団体による取り組みが行われています。

それに合わせて、給食でも食料問題について意識した取り組みを行いますので、ご紹介します。
 1.世界食料デー図書コーナー
 2.使用食材について

1.世界食料デー図書コーナー

世界食料デー月間に合わせ、司書の先生にご協力いただき、食料問題に関連した本を選書・展示しています。3階の踊り場と、図書室のカウンター横に置いてありますので、ぜひ手に取ってめくってみてくださいね。

食についての本を読んでみると、一口に食料問題と言っても、世界の飢餓問題や、日本の食料生産がどのような歴史をたどってきたか、わたしたちが食べ物を選んだり食べたりするときの心の動きまで、それぞれが別々の問題ではなく、複雑に絡み合っていることがわかります。すぐに解決できるものではないからこそ、いろいろな本や意見に触れて、食という身近な営みが世界につながっていることを考えるきっかけになれば幸いです。


2.使用食材について

給食では、以下のような食材を使用しています。
・揚げ物の衣:国産の米粉
・味噌:レッドカップキャンペーン(※)参加の国産味噌(※参加企業の商品を購入すると、WFPを通じて途上国への給食支援を行うキャンペーン )
・ひき肉:一部、大豆ミートで代替

また、野菜の皮や外葉は、そのままごみとして捨てることはしていません。栄養やうま味がたくさん詰まっているので、よく洗ってからガラなどと一緒に煮込み、スープのうま味として使い切っています。

給食以外にも、「おにぎりアクション」や、各スーパーマーケットでのフェアなど、個人で参加できる取り組みがいろいろな場所で実施されています。ぜひ、調べてみてくださいね。

10月10日(火)

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10月10日(火)の給食です。

・トマトラーメン(豚肉、しめじ、にんじん、キャベツ、コーン)
・ジャンボ揚げ餃子(鶏肉、おから、はくさい、大葉、チーズ)
・牛乳

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みなさん、秋休みはいかがでしたか?しっかり休めましたか?
今日10月10日は、「トマトの日」です。それに合わせて、トマトラーメンを作りました。給食では、野菜炒めをたっぷり入れ、味噌味仕立てにしています。トマトと味噌は、一見不思議な取り合わせですが、両方ともグルタミン酸という同じうま味成分をもっているため、一緒に料理するとうま味を強く感じられる、おいしい組み合わせです。味噌汁にトマトを入れたり、パスタの隠し味に味噌を入れたりするのも、おすすめですよ。
また、副菜は、チーズ入りのジャンボ揚げ餃子を合わせました。鶏肉におからと大葉を加えて、チーズのコクを引き立てる、さっぱり和風の味付けにしています。しっかり食べて、後期も元気に過ごしてくださいね。

連合音楽会

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10月5日(木)にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で連合音楽会があり、渋谷区立中学校8校がそれぞれに素敵な演奏・合唱を披露しました。鉢山中学校は、吹奏楽部が出演し、日ごろの練習の成果を発揮して、美しい音色で素晴らしい演奏をしました。吹奏楽部は、これからパレードやさみどり祭への出演があり練習にも熱が入ります。

教師の日

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昨日10月4日、無事に前期終業式を迎えました。たくさんのことを経験し成長した半年でした。秋休み、ゆっくり休んでまた後期も元気に楽しく頑張りましょう。
終業式のあとには、ユネスコの定める「教師の日」(本来は10月5日)に合わせて、生徒の皆さんから先生や主事さん方に「いつもありがとうございます」とお花が贈られました。

10月4日(水)

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10月4日(水)の給食です。

・ビビンバ丼
・チャンチククス(そうめん、にんじん、さやいんげん、干し椎茸、錦糸卵)
・牛乳

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今日は、地理で扱われる「アジア」より、日本の隣の国、韓国の料理を作りました。ビビンバは、韓国語で「混ぜご飯」という意味の料理です。日本では、今日のようにナムルやお肉を混ぜて食べるビビンバがよく知られていますが、韓国では、温かいご飯にたっぷりの生野菜を混ぜるものや、たこなどの海鮮をまぜるものなど、いろいろな種類があるそうです。汁物は、韓国版のにゅうめんを作りました。「チャンチククス」は、直訳すると「お祝い麺」という意味で、もともとはめでたい席などで食べられていた料理です。今日は終業式なので、前期が終わったお祝いに作りました。
前期は毎日しっかり給食を食べてくださり、ありがとうございました!秋休みでリフレッシュして、また来週から元気に登校してくださいね。

10月3日(火)

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10月3日(火)の給食です。

・麦ご飯
・ちくわの二色揚げ
・ゆかり粉和え
・じゃがいもと油揚げの味噌汁
・牛乳

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今日のメインは、ちくわの揚げ物です。あおのりとカレー粉の二色で揚げてもらいました。揚げ物の衣と言えば、小麦粉や片栗粉が使われることが多いですが、今日の衣には米粉を使い、カリカリの食感に仕上げました。米粉は、小麦粉などと比べ、油を吸いづらい性質を持っているため、揚げ物の衣などに使うと、時間がたってもべたつかずに軽い食感が続くと言われています。いつもの揚げ物との食感の違いを確かめながら食べてみてくださいね。

10月2日(月)

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10月2日(月)の給食です。

・発芽玄米ご飯
・レバノン風レモンチキン
・レンズ豆のスープ
・牛乳

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みなさん、陸上競技大会、お疲れさまでした!
今日の献立は、地理の授業で扱われるアラビア半島のなかから、地中海に面した国、レバノンの料理を作りました。アラビア半島の国々では、スパイスやハーブ、レモン、ゴマ、豆類が多く使われます。この国々の料理を総称してアラブ料理と呼ぶこともありますが、それぞれの国によって料理の特徴にグラデーションがあります。例えば、今日とりあげたレバノンは、フランスによる支配の歴史があるため、調理方法や味付けにフランス料理の影響がみられると言われています。また、反対にフランスでは、レバノンの影響を受けた料理が日常的に食べられているんですよ。
給食では、レバノン風のチキンケバブと、レンズ豆という小さな豆のスープを作りました。同じアジアでも、日本とは全く違う味付けの料理です。楽しく食べてもらえたら嬉しいです。

また、レバノンの人々の暮らしを垣間見ることのできる本を紹介します。

「ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)」...関口涼子
翻訳家であり、詩人でもある著者が、内戦の爪痕の残るレバノンの首都ベイルートに滞在し、住民と個々人の食にまつわる会話を繰り返して書いたノンフィクションです。著者が人々に尋ねるのは、内戦についてではなく、食についてですが、それによって、ひるがえって戦火のなかにも残されてきた料理、人の心や文化の支えになる料理が浮き彫りになり、食の力の強さを感じる本です。今週いっぱい、3階に展示しますので、興味があればめくってみてくださいね。
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