2月10日(金)給食・海の野菜スープ ・かぼちゃの甘煮 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「高野ごはん」についてお話します。 「高野ごはん」の「高野(こうや)」とは、「高野豆腐」のことです。別名「凍り豆腐」とも呼ばれ、豆腐を凍らせて、低温熟成させた後に乾燥させた保存食品です。木綿豆腐から作ると「スポンジ状」に、絹ごし豆腐から作ると「湯葉」のような食感になります。 和歌山県にある「高野山(こうやさん)」で、精進料理として食べるために、この製法が発明されたため、この名前になったと言われています。 高野豆腐は、スポンジ状になっているため、空洞になっている部分に、出汁や調味料がよく染み込みます。どんな食感がするでしょうか。味わって食べましょう。 2月9日(木)給食・豚汁 ・魚のオーロラソースがけ ・野菜のごま和え ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「魚のオーロラソースがけ」についてお話します。 日本で一般的にオーロラソースとは、マヨネーズとケチャップを混ぜたソースのことをいいます。 もともとは、フランス料理で使われるソースのひとつで、ホワイトソースを牛乳でのばしたベシャメルソースに、裏ごししたトマトと溶かしバターを合わせたソースです。フランス語で「オーロラ」は「曙(あけぼの)」、つまり「明け方」のことを意味します。夜明けの空のようなオレンジがかったピンク色のことを「オーロラ色」といい、この色をしたソースであることから、「オーロラソース」といいます。 今日の給食では、マヨネーズとケチャップを混ぜたものを焼いた魚にかけています。よくかんで食べましょう。 2月8日(水)給食・カラフルサラダ ・白玉フルーツポンチ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、カラフルサラダについてお話します。 カラフルサラダは、「緑黄色野菜」という野菜を多く使っています。「緑黄色野菜」は、色の濃い野菜のことで、今日の給食では、にんじん・ピーマン・パプリカが緑黄色野菜です。 緑黄色野菜には、特に「β-カロテン」と呼ばれる栄養素が多く含まれています。β-カロテンは、体の中で必要な分だけ「ビタミンA」という栄養素にかわり、体の皮ふや粘膜を守ったり、視力を維持したりするはたらきがあります。 β-カロテンは、水よりも油に溶けやすい性質があるため、調理をするときに油で炒めたり、油が入っているドレッシングと一緒に食べると、栄養を余すことなく食べることができます。 2月7日(火)給食・お麩と大根のみそ汁 ・キャベツメンチカツ ・わかめとしらすの和え物 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「キャベツメンチカツ」についてお話します。 「メンチカツ」は、豚肉や牛肉のひき肉に、玉ねぎやキャベツなどのみじん切りを混ぜ合わせ、小判型や球状に丸めて、小麦粉・たまご・パン粉をつけて油で揚げて作る料理です。 「メンチカツ」は、明治28年創業の洋食店「煉瓦亭」が発祥のお店だと言われています。煉瓦亭の店主は、創業4年目となる年に、「ポークカツ(とんかつ)」の「ひき肉」バージョンを考案しました。ここで名前をつける際、ひき肉を意味する「ミンスミート」を「メンチミート」と聞き間違えて、「メンチカツ」という名前になったと言われています。 2月6日(月) 給食・春雨スープ ・酢豚 ・牛乳 【2月生まれ誕生日ゼリー】 ・みかんサイダーゼリー <きょうのきゅうしょく> 今日は、「酢豚」についてお話します。 「酢豚」は、中国料理のひとつです。今日の給食では入っていませんが、よく「パイナップル」が入っていることがありますね。これは、パイナップルに含まれる「酵素」に、たんぱく質を溶かすはたらきがあり、お肉をやわらかくしてくれるためです。生のパイナップルをたくさん食べると、舌がピリピリしてくることがありますが、これも酵素のはたらきです。 色々な人に聞いてみても、パイナップル入りの酢豚は賛否が分かれます。皆さんは、パイナップル入りの酢豚と、なしの酢豚、どちらが好きですか? 2月3日(金)給食・大豆しゃりしゃり ・キャベツときのこのみそ汁 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「節分」です。節分とは、「立春」の前の日のことで、暦の上での、冬と春の分かれ目の日のことを指します。季節の変わり目には、病気や災厄がおきやすいことから、それを「鬼」のみたてて追い払うために行われた行事が、「豆まき」の始まりです。豆まきに使う「福豆」を、自分の年か、それより一つ多く食べると、1年間健康に過ごせるといわれています。 また今年は、自分で巻いて食べる「恵方巻き」にしました。今年の「恵方」は、「南南東」だそうです。「手巻きのり」に、「ちらし寿司」や、「きゅうり」を巻いて作ります。「福を巻き込む」という意味がこめられていて、食べるときは、恵方を向いて、だまって食べると良いとされています。 2月2日(木)給食・ねぎのみそ汁 ・豆腐の忍者揚げ ・もやしのおひたし ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「豆腐の忍者揚げ」についてお話します。 「忍者揚げ」は、カレー風味の「がんもどき」のような料理です。「がんもどき」は、豆腐をつぶして、ごぼうやにんじん・ひじきなどと混ぜ、丸めて油で揚げて作る料理です。別名で「飛竜頭(ひりょうず)」とも呼ばれます。がんもどきは、鳥の「雁(がん」)」の肉に味が似ているからこう呼ばれるようになったと言われています。 今日の給食の「豆腐の忍者揚げ」は、豆腐の水気をしぼり、ツナ・にんじん・とうもろこし・こねぎ・片栗粉と混ぜ、カレー粉・塩で味付けし。丸めたものを油で揚げてつくりました。 2月1日(水)給食・さっぱりマカロニスープ ・ポテトチーズ焼き ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、手洗いについてお話します。今月の給食目標は、「食事の前は、ていねいに手を洗おう」です。 皆さんは、給食の前にきちんと手を洗えているでしょうか。給食では、パンなどの「手」を使って食べる食べ物もあります。そのとき、きちんと手を洗っていないと、食べ物と一緒に風邪の菌やウイルスが口の中に入ってしまうかもしれません。 また、手洗いをするときは、きちんと石けんをつけて洗っていますか。水でかるく流しただけでは、手のしわや、爪の間にいる細菌が、手の表面にでてくるため、かえって菌が多くなってしまいます。必ず石けんをつけて、手のひら・手の甲・指の間・指先・手首を洗うようにしましょう。 |
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