【3/18全校朝会】子供たちから

今日の全校朝会は、6年生にお話をしてもらいました。内容は、シブヤ未来科で街づくりについて学んだときに考えた「性の多様性」と「年齢の偏見」についてでした。調べたことをデータで示し、対応策と自分の考えを堂々と伝えてくれました。

シブヤ未来科で調べたことを朝会で発表したい後輩が次年度たくさん校長室に来てくれると嬉しいなと思いました。

計画委員会からは、ユニセフ募金の報告がありました。中には、お金だけではなく、温かいメッセージも入っていたとのこと。ありがとうございます。

鼓笛隊は3年生も交えて2回目の演奏となりました。校庭バージョン、体育館バージョン、両方体験できたので、もう大丈夫ですね!
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【3/11全校朝会】東日本大震災

13年前の今日の午後2時46分に東日本大震災が起きました。なので、今日の校旗は「半旗」と言って、途中までしか上げていません。これは「悲しみ」を表します。

13年前の今日、私は、1年生の担任の先生でした。その日は金曜日で、5時間授業で、さようならをした後でした。インフルエンザで休んでいた子たちが元気になって学校に来たので、放課後に居残りで、図工の作品を作っていました。そんなときに、地震が起きたのです。なかなか揺れが止まらず、絵の具のバケツからは水がピチャピチャはねました。子供たちが「怖いよ」と言い始めました。

揺れが収まって、校庭に避難をしました。みんな真剣でした。ふざけている人も、話をしている人もいませんでした。なぜなら、避難訓練ではなく、本当の避難だったからです。

東京の揺れは震度5強でしたが、東北ではもっとひどい震度7でした。そして、津波や火災、原子力発電所の事故で、被害はどんどん拡大していきました。中でも津波は一度にたくさんの人の命を奪っていきました。ある学校は津波で全員が亡くなり、ある学校は全員が助かったという報道が後からなされました。その違いは何だったのか。私は実際に被災した人に聞きました。

それは、「判断をしなかった」ということでした。判断をするには、情報を集めて、分析することが大切です。シブヤ未来科でも学習していますね。情報を集めて、分析をして、判断をしようとしていた人たちが、津波に飲まれてしまったのです。一方、助かった人たちは判断をしませんでした。地震が起きたから、高いところに逃げようと、何も考えずに、念のためにとすぐに逃げた人たちが、助かったのです。100回津波が来なかったとしても、101回目は来るかもしれないと、山道を登って逃げる訓練をみんなでずっと続けてきたのです。

鳩森小でも、避難訓練をします。地震が起きたら、机の下にもぐる、防災頭巾をかぶるなど、考えなくても行動できるようになっていたら、それは本番でも生きると思います。地震が起きてもぼーっとしていたら、自分の命を守ることはできません。この間の避難訓練は、そういう意味でも、皆さんの行動は素晴らしかったと思います。

なんだってそうですが、訓練でできなかったら、本番でできるわけがないのです。自分の命を守るための行動を、私も先生たちも、皆さんにしつこく伝えていきます。地震が来たら頭を守ること。火事になったら姿勢を低くして煙を吸わないこと。しゃべらずに行動すること、列をそろえて並ぶこと、体育座りをすること。何も考えずにできるようになるまで、何度でもやります。

「自分の命は自分で守る。」この3月11日に、もう一度その覚悟をしてほしいと思います。

今日2時46分に放送を流します。1分間黙とうをします。黙とうと言われたら、心の中で、東北のことを思ってください。赤ちゃんからお年寄りまで、たくさんの人たちが亡くなりました。まだ、見付かっていない人もいます。東北の人たちの悲しみに寄り添う時間にしてください。そして、自分の大切な人や大切にしたいことも、心の中で思い描いてください。

1〜3年生は、さようならをして家にいるかもしれませんし、放課後クラブにいるかもしれません。もし、できるようなら、一緒に黙とうをしてください。

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今日は、3年生の鼓笛隊デビューの日でした。3年生が入ることにより、音の厚みが増しました。これからの成長が楽しみです。

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スティックボールターゲットナインセット

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PTAから寄贈された「スティックボールターゲットナインセット」です。長年のベルマーク活動の賜物です。ありがとうございました!

的を目掛けてボールを投げると、ボールがくっつきます。学年関係なく仲よく遊んでいるところに伺うと「校長先生もどうぞー!」とボールを渡されました。投げてみましたが、かすりもせず……。子供たちの方が上手でした。

【3/4全校朝会】鳩森小のよいところ

今年度の全校朝会も、今日を入れてあと3回です。今日は、まとめの意味をこめて、私が普段から感じている「鳩森小のよいところ」をお話したいと思います。

まずは、「仕事を頑張る」ということです。例えば、今日は、6年生は鼓笛隊の演奏がありませんでした。そうしたら、6年生の皆さんが、1年生から3年生までをきちんと整列させてくれました。その他にも、6年生から5年生に引き継いだ校旗当番の仕事、4・5・6年生の皆さんが頑張っている委員会活動、全員で頑張っているきびちゃんのお世話など、自分の仕事を一生懸命頑張ることができるのは、皆さんのよいところです。きっと、クラスでも係や当番の仕事を頑張っているんだろうなと想像できます。この調子で、自分に与えられた役割を、しっかりと行ってください。

二つ目は、しっかりと「話を聞ける」ことです。今も、皆さん、話している人の方を向いて、しっかりと話を聞いていますね。先週の金曜日に、3年生と社会科見学に行ってきたのですが、そのときも、工場の社長さんに「落ち着いて話を聞ける子たちだね。」と褒められました。でもこれは3年生に限らず、どの学年にも言えることだと思います。さらに、3年生は話を聞きながら、質問をしている姿がすごいなあと思いました。質問ができるということは、ちゃんと話を聞いているということです。この姿勢をこれからも大切にしてください。

三つめは「みんながなかよし」です。100周年の記念に作った歌「未来へはばたけ」の歌詞にもありますね。実は、これも先週の金曜日、50年前の卒業生が何人か遊びに来てくれました。卒業してから50年間、ずっと友達なんですね。50年前の記念誌を見て、「あ、○○ちゃんだ」「○○ちゃんのお父さんだ」と、とても懐かしそうにしていました。それを見て、「今の鳩森小の子供たちも、こんなふうに、みんながずっと仲よしだといいな」と思いました。けんかすることもあるでしょうし、うまくいかないこともあると思います。でも、そんなときでも、相手を思いやることはできます。これから、卒業式や入学式に向けて「未来へはばたけ」を歌う機会が増えます。ぜひ、歌詞の意味をかみしめながら、歌ってほしいと思います。

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今日の鼓笛隊の演奏は、4・5年生による校歌でした。移杖式の練習の成果が出ていました。3年生も来週いよいよデビューか!?といったところです。鍵盤ハーモニカが入ると、音に厚みが出るので楽しみです。
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移杖式

今日は、移杖式でした。6年生にとっては、今日が本当に最後の演奏となりました。ここまで最高学年として演奏を引っ張ってきた6年生。本当にかっこよかったです。代表児童のスピーチも立派で、練習の大切さ、自信を付けてきた過程、みんなで成長できた喜びなど、聞いていて胸がいっぱいになりました。

4・5年生は、6年生の、そして今までの卒業生たちの思いの詰まった式杖を引き継ぎ、これからも素晴らしい演奏を聞かせてくれることでしょう。4・5年生のお披露目演奏も練習の成果が出ていて、これからの活躍に期待が高まります。

例年になく気温が低く、また強風のため、児童の安全を第一に考え、体育館での実施となりました。1〜3年生の保護者の皆様にご参観いただけなかったことはとても残念で、申し訳ございません。次回、全体で披露する場は、5月のスポーツフェスティバルになります。人数も増え、迫力が増した演奏を披露できるよう、子供たちも頑張ってくれることでしょう。ご期待ください。
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