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三寒四温

公開日
2021/01/28
更新日
2021/01/28

お知らせ

 今日は寒くなりそうな空模様です。
 この時季、「三寒四温」という言葉をよく聞きます。
 これは、中国の東北部や朝鮮半島北部で真冬の気候を表す言葉が日本に伝えられたそうです。冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が7日ぐらいの周期で、強まったり弱まったりすることに由来しているとのことです。
 実際に日本の気候で真冬に3日間寒い日が続いたあとに、4日間暖かい日が続くという周期が現れることはほとんどありません。日本では、早春(大寒を過ぎてからのちょうど現在の時季)に低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。このため、寒暖の変化がはっきりと現れる春先にこの言葉が使われるようになったと考えられています。
 気温の変化が大きく「体調管理」が難しい時季ですので気をつけていきましょう。
 三寒四温という言葉が聞かれるようになったということは「もうすぐ春」です。
 今年は来週2月3日が「立春」です。その前日が「節分」となります。「鬼は外、福は内」と声を出しながら福豆を撒いて、年齢の数だけ豆を食べたり、恵方巻を食べたりする日です。例年は2月3日が「節分」ですが、今年は2月2日です。
「なぜ1日早くなったのか?」
この理由を調べると「なるほど」という発見がたくさんあります。
 国立天文台の暦計算室(https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/)がとても詳しくわかりやすく解説しています。調べてみてください!