今日は、冬休み前の全校朝会ということで、冬休みの生活に仕方について話をしました。

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明日から冬休みですね。今年の冬休みは１３日あります。

そこで、冬休みに挑戦してもらいたいことについて、３つお話をします。

一つめは、「日本の伝統文化に親しもう」です。冬休みには、大掃除や大晦日、お正月など、日本の伝統文化に触れる機会がたくさんあります。除夜の鐘や年越しそば、おせち料理、お年玉などにも、一つ一つ意味があります。また、冬休みの宿題に、百人一首やカルタが出ていますね。それらも日本の伝統文化です。そのような日本で大切にされてきた文化について親しみながら、それらの意味や大切にされてきた理由なども、調べてみてください。ここでクイズを２問出します。

第１問「年越しそばを大みそかに食べるのはなぜでしょう。」
（１）切れやすいから
（２）細長いから
（３）おいしいから

正解は、（１）と（２）です。そばは、途中で切れやすいことから今年一年の嫌なことや苦労したことを切り捨てるという意味があります。また、細くて長いので、健康や長寿、長生きを願うという意味があります。年越しそばを食べる機会があったら、思い出してみてくださいね。

第２問「おせち料理の中で、『勝負に勝つ』という意味があるものはどれでしょう。」
（１）黒豆
（２）栗きんとん
（３）えび

正解は、（２）の栗きんとんです。いろいろな説がありますが、金色に輝いているので「ゆたかな1年であるように」という願いがこめられています。お金持ちになれるということですね。また、栗は「勝ち栗」と言って、勝負に勝つという意味もこめられています。また、（１）の黒豆は、マメに働けるように、健康に暮らせるようにという意味がこめられています。（３）のえびは、えびのように、長いひげをはやし、腰が曲がるまで長生きできますようにという願いがこめられています。他にもいろいろなおせち料理があるので、調べてみるとおもしろいと思います。

クイズをおしまいにして、真面目な話に戻ります。

二つめは、「規則正しい生活をしよう」です。夏休みの前にも話をしましたが、長い休みには、自由な時間がたくさんあります。その時間をどう使うかは、皆さんの自由です。でも、ダラダラとゲームをしていたり、なんとなく動画を観ていたりするのは楽しいかもしれないけれど、時間の使い方としてはもったいないなと思います。やるべきことと、やりたいことをきちんと区別して、やるべきことから取り組むことをおすすめします。

三つめは、「新しい年の目標を立てよう」です。２０２５年、何かチャレンジしたいこと、頑張ってみたいことはありますか。こんな年にしたいな、こんな自分になりたいなと思っていることはありますか。そのような思いを漢字一文字に表したり、短い言葉にしてみたりすると、１年間、明るい気持ちで過ごせるかなと思います。ぜひ、考えてみてください。

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また、話の後に、税の書写と税の標語、地域の野球チームの千駄ヶ谷イーグルスの表彰を行いました。子どもたちの地域での活躍は、喜ばしいことです。

税の標語は４年生が取り組んだのですが、本校の児童が区長賞に輝きましたので、立て看板などに標語が載っています。区内の学校や公共施設に設置されると思いますので、探してみてください。