【6/7全校朝会】はらぺこあおむし
- 公開日
- 2021/06/08
- 更新日
- 2021/06/08
校長室から
今週は、先日訃報が届いたエリック・カールさんの「はらぺこあおむし」の話をしました。
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エリック・カールさんは「なぜ、こんなにも長い間、この『はらぺこあおむし』は人気なんだと思いますか?」という質問に、「それは、この本が『希望』そのものだからです。子供たちには希望が必要です。小さなあおむしが、美しい蝶に成長し、自分の才能で、世界に羽ばたくことができるのです。」と答えています。
皆さんはまだ子供です。この絵本で言えば、まだあおむしです。将来どのようになるかだなんて、誰にも分かりません。皆さんにあるのは、何にでもなれるという可能性と、まだ何も決まっていない未来です。この蝶のように、自分の才能で、大きく、美しく羽ばたけるよう、今は力を蓄えている時期なのです。
だからこそ、これは苦手、とかこれはできないと決めつけて、可能性の幅をせまくするのではなく、いろいろなことに挑戦してもらいたいなと思います。
そして、いつの日か、この蝶のように、自分の才能で、大きく、美しく、世界に羽ばたいてください。
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お話を考えながら、私の才能は何だろうと考えました。人より秀でていることなんてそんなにないなあと思いつつ、あえて挙げるとしたら「人が好き」ということです。学校で働くにはもってこいの才能です。
御家庭でも、お子さんや御家族の「才能」について、話題にしてみてください。きっとそれぞれにきらっと輝く才能があるはずです。