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12月2日【全校朝会】命の大切さ

公開日
2024/12/02
更新日
2024/12/02

校長日記


    今日の全校朝会 


    校長講話では、先週悲しい事故があった件について、全校にお話をしました。


    今回は、交通安全というより命の大切さというテーマでお話をしました


    このことは、一人一人の子供たちにしっかりと伝えたい!!   


    そんな思いでお話ししました。 このときは、表彰で校長室に来てくれていた4名の子供たちも神妙な面持ちで聞いてくれていました


    今日の校長講話です



千駄谷小学校の皆さん、おはようございます。
今日は、皆さんにとっても大切なお話をしたいと思います。先週は、生活指導主任の金子先生から給食の時間にそして、そのあとも担任の先生から、交通安全のお話があったと思います。というのも、この渋谷区で小学校2年生の男の子が交通事故に遭い、残念ながら命を落としてしまうという事故があったからです。この悲しい出来事を通じて、校長先生は、君たち全員に命の大切さについて改めて考えてほしいと思っています。

君たちは、自分たちのいのちがどれほど大切か、考えたことがありますか?
いのちは、誰にでも平等に与えられた、とても大切なものです。お花が太陽の光を浴びて育つように、私たちも毎日ご飯を食べて、遊んで、勉強して、少しずつ大きくなっていきます。
命というのは、私たち一人ひとりにとってかけがえのないものです。毎日、学校に来て友達と遊んだり、勉強したり、家族と過ごしたりすることができるのは、命があるからこそです。命があるからこそ、私たちは笑ったり、泣いたり、夢を追いかけたりすることができます。
 あなたが、この世の中で、一番大切だと思う人を思い浮かべてください。
命がなくなるともう二度とそのあなたの一番大切な人に、あうこともできません。そして、あなたが突然いなくなってしまったら、その一番大切な人は、どう思うでしょうか。あなたがとつぜんいなくなってしまったら、あなたのお父さんお母さんは、どんな気持ちになるでしょうか。あなたのおじいちゃん、おばあちゃん、 あなたのお兄ちゃんおねえちゃん、弟、妹は、どう思うでしょうか。
 きっと、ものすごく大きな悲しみを持つことになるのだと思います。 

 私たちのいのちは、とてもか弱いものでもあることを忘れてはいけません。今回の事故のように、一瞬の出来事で、大切ないのちが失われてしまうことがあります。
 だからこそ、私たちは自分の命だけでなく、周りの人たちの命も大切にしなければなりません。交通ルールを守ること 金子先生や担任の先生たちが繰り返し繰り返し何度も伝えるのは、命は、時として、とても弱いものだからです。

 みなさんには、これからの人生で、たくさんの楽しいことが待っています。
友達と遊ぶこと、新しいことを学ぶこと、好きなことをすること…。
それらのことをするためにも、まずは自分のいのちを大切にしなければなりません。
今日 校長先生が話したことを、いつも心にとめておいてください。
そして、自分だけでなく、周りの人たちのいのちも大切にする気持ちを、これからも持ち続けてほしいと思います。

皆さん一人ひとりが、自分の命を大切にし、周りの人たちの命も大切にすることで、私たちの学校や地域はもっと安全で、安心して過ごせる場所になります。今日のこのお話を心に留めて、これからも元気に、そして安全に過ごしていきましょう。