7月10日(月) 朝会のお話ここで、質問です。道徳って、どんな力をつける教科なのでしょうか。「言葉」や「文字」の力をつけるのは、何の教科ですか。そう、国語ですね。では「形」や「数」の力をつけるのは…そう、算数ですね。 では、道徳はどんな力をつけるのでしょうか。これは、とても難しい問題で、正解は一つではありません。 校長先生は、道徳は正しい「心」について考える教科だと思います。人間は誰でも「がんばろう」「ルールを守ろう」という正しい心と、「面倒だなぁ」「ちょっとくらい、いいでしょ」というよくない心の両方をもっています。そして、そのどちらの心が勝つかで行動が変わってきます。 看護当番の先生の記録に、「休み時間の後に、ボールが校庭に落ちていた。」と書かれていた日がありました。これは、よくない心が勝ってしまったのでしょうね。でも別の日には、「落ちていたボールを6年生が拾って片付けていた。」という嬉しいことが書かれていました。これは「自分が使ったわけじゃないけど、みんなのために片付けよう。」という正しい心が勝ったのですね。 このように正しい心が強くなると、その人はぐっと成長します。どうしたら正しい判断ができて、自分を成長させることができるのか、それを道徳で考えてほしいと思います。 ささっ子班活動(縦割り班)での活用6年生が考えた遊びを、担当の教員に相談しながら練り上げていますが、なかなかその時間を取ることは難しいです。 そこで、Teamsを使って児童が担当教員と連絡を取り合い、アドバイスをもらいながら実施しています。 担当教員からも、忙しい休み時間ではなく、空き時間や放課後に落ち着いて対応することができると好評です。 また、下級生のメンバーにもあらかじめ遊びの内容やルールを知らせることができ、当日の活動時間を確保しています。 朝会での鼓笛隊演奏あいさつキャンペーン7月3日(月) 朝会のお話さて、今週の金曜日は何の日でしょうか。ヒントは、7月7日です。そう、七夕ですね。皆さんも、笹に折り紙の飾りを付けたり、願い事を書いたりしたことがあるでしょう。 七夕は、織姫と彦星が1年に1度だけ、天の川で会える日とされています。それは、こんな伝説があるからです。 昔あるところに、神様の娘の織姫と、若者の彦星がいました。織姫は機織りの仕事をしていて働き者。彦星は牛の世話をしているしっかり者でした。やがて2人は結婚しました。すると、今まで働き者だった2人は急に遊んで暮らすようになり、全く働かなくなってしまいました。 怒った神様は、2人の間に天の川を作って離してしまい、悲しみにくれた2人は泣き続けました。それを見た神様は、「前のようにまじめに働いたら、1年に1度だけ2人を会わせやろう。」と約束しました。それから2人は、心を入れ替えて一生懸命働くようになったのです。そして、年に1度だけ天の川を渡って会うことが許される日が、七夕と言われるようになりました。 さて、皆さんは今年どんな願い事をしますか。校長先生は、ロシアとウクライナの戦争が終わって、一日も早く世界が平和になってほしいと願っています。 |
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