2月27日【シブヤ未来科】4年生 共生社会を目指して・・・


    4年生の シブヤ未来科の学習

      4年生は 福祉をテーマにシブヤ未来科の学習を進めます。


      障がい者をお招きしてお話を聞きました。 その後、自分たちにできることを考えて、いくつかのグループに分かれました。


      今回のグループは、一般の人たちに意識啓発をしていくことで、よりよい社会になる。 そのために伝えることを選択したグループの学習物です。  


      どんな人に読んでもらいたいか そんなこともイメージしながら、理解してもらえるように工夫して、作成しました。

      探究の学習には、その先に相手がいることが多く、相手意識を持ちながら、


      読み手・聞き手を意識しながら 伝えていくことが重要になります。


     また、伝わりやすい方法などについても工夫する必要があります。




      障がい者の学習を通して、自分たちにできることを子供たちなりに考えました。  


      このグループのほかにも 区内では、 点字ブロックの上に自転車が放置されているケースが多くこれが課題になっていることを突き止め、 それを解決するグループもあります。


       大きなテーマがありますが、その中で子どもたちは、様々なことを感じ、考えます。  

    今回の学習でも 共生社会を目指すというテーマで

            アテンドについて扱うグループ 

            意識啓発のために伝えるグループ

            放置自転車の課題解決を図るグループ  


     に別れて 学習を展開していきます。 


     子どもたちがそれが不可欠と考えるからです。 


    さて、下の写真は、子供たちが作った作品です。  テキストの部分は、

     以下のように編集されています。



   世界の人々へ


     私達千駄谷小学校4年生は、総合的な学習で障がい者について「どれだけ障が
い者の車いすの操作が難しいか」、「目が見えないのがどれだけ大変なことか」
などを勉強してきました。

 この記事を読んだ人に私達は皆さまに障がいのある人が安心して外に出れる環
境をつくるために伝えたいことを書きました。

 障がい者の人で生きづらさや、つらいことをかかえて家に引きこもっていた
り、仕事などが原因で精神障害になってしまった方などに少しでも生きるのが楽
しい、そして元気に生きてほしいと思っています。

 さらに障害のない人も障がい者の人たちに自分ができることや、障がい者の人
に手伝う、見かけたら声を掛ける,そして障がい者の人たちの大変さなど、障が
い者の人について考え親切な心をもってもらいたいと思っています。


 1、 世間の皆様へ

 世間の皆様は障がいのある人を見たことはありますか?

障がいがあることは生活に少し大変さが増します。

例えば駅の満員電車で視覚障害がある人が入ってきました。

そういう時満員電車なので手すりなどを自力で探すのは難しいです。

 皆様が、急ぎの用事、とても大事なことがあるときは周りが見えなくなってし
まうことがあるかもしれませんが、障害があることは暮らしていくのに難しさ、
大変さなど人に頼らないと難しいときもあります。

だから助けを求めている障がい者を見かけたら助けてあげてください。

 ですが実際助けようとするのも相手にとって誰が今何をしているのだろう,どう
して自分はしゃべりかけられているのだろう,と思う時もあります。

 なので実際助けるのではなく,今は席を譲ったほうがいいな、今は声をかけたほ
うがいいな、など状況によって障がいのある人への対応をしてくれると障がいの
ある人も過ごしやすくなります。

 でも障がい者の人の中でも知的障害、聴覚障害などの人の場合、こちらが助け
てあげようと思って、何も声をかけずに手助けしようとすると、障害のある人は
自分を助けてくれようとしていることを理解できずに反抗するときがあります。

そうなったら助けようとしていることをハンドサインで伝えたり、言葉で伝えた
りして相手を落ち着かせてください。

2、 世間の障がいのある人

 障がいのある人が安心して外に出られるということが私の一番の思いです。

 でも、外に出るということに恐怖心を抱いていても構いません。

今世の中では、障がいのある人を理解しようという教育活動、外で使える製品、
バリアフリー化などが発達しています。

 障がい者を助けるポスター、リーフレット、動画を作って障がい者を助けをよ
うと活動している人がたくさんいます。

 なので今世間の方々は障がいのある人が過ごしやすくなるように活動し、障が
いのある人がとても楽しんで過ごせるように力を入れています。

 例えば聴覚障がいがある人のためにおしゃれなデザインの補聴器がありおしゃ
れも楽しめます。

 身体障がいがあるひとが登りやすいようにスロープと階段がセットでお店の入
口にあったり、ビルには障がい者用のエレベーターがたくさんあったりと、外で
移動しやすいようにバリアフリー化が進んでいます。

 このように

障がい者に向けた取り組みが沢山すすんでおりますので、障がい者の皆様も少し
でも外に出ようと思っていただけたら光栄です。 
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