学校日記

校長blog 9月21日(月) 16日(水)に校内研究会を実施しました

公開日
2020/10/22
更新日
2020/10/22

校長blog

 本日21日は敬老の日です。コロナ禍の中、オンラインでのやり取りが多いと思われます。都内では緩やかではありますが、感染者が減少してきています。今後も留意して教育活動を行っています。
 学校の主たる目的はやはり「学力向上」です。本校の今年度の学力向上における研究主題を「自分の考えをもち、主体的に学習に取り組む児童の育成」、副主題を〜国語科授業におけるICTの有効活用を通して〜とし、国語科を通して研究を進めています。
 今年度は文部科学省の国立教育政策研究所「実践研究協力校」でもあり、教科調査官の大塚健太郎先生を講師としてお呼びしています。
 第1回は指導教諭でもある研究主任が4年生で授業を行いました。単元名は「ブックトークを通して読書の世界を広げよう」。授業者のブックトークの感想などを、児童が個人のタブレット上で「オンライン話し合い」を行います。写真を掲載していますが、Teamsのチャット機能を使ってグループ間で共有し合います。静寂の中でタブレットのキーを打つ音のみが聞こえます。しかし、子供たちは他のグループの情報もタブレットから取り出しながら、熱心にチャット上で話し合いを進めていきます。新しい生活様式が模索される中、今後の話し合い活動の一つになると実感しました。
 タブレットでのグループ共有後、クラス全体での発言による話し合いです。子供たち自身による「ブックトークの開催」を授業者が伝えると、子供たちは計画書づくりに9月から新しくなったタブレットに導入されている学習ソフト「ミライシード」の「オクリンク」が使えるのではとの意見も出てきました。様々な手法を取り入れた子供たちのブックトークが楽しみです。
 授業後、全教員による協議の後、教科調査官の大塚先生より、評価方法やICTの使用などについて多くのご示唆をいただきました。研究授業は後3回あります。子供たちがこのコロナ禍の中であっても、自分の考えをもち、主体的に学ぶ力を身に付けさせていきます。今後もブログなどで報告していきます。