校長blog フィンランド共和国へ渋谷区より派遣された児童から報告会を行いました
- 公開日
- 2024/09/29
- 更新日
- 2024/09/29
校長blog
渋谷区は毎年の夏にフィンランド共和国へ児童・生徒を派遣する事業を行っています。一時、コロナ禍でオンライン開催でしたが、昨年度より再開されました。渋谷区立小中学校の代表26名が現地の小中学生との交流を中心として、国際理解を進めていきます。今年度の派遣は台風の影響で派遣日程が短縮されましたが、有意義な学びとなったようです。
先週の24日のオンラインでの全校朝会で、今回の訪問に参加した西原小学校の代表児童により報告をしてもらいました。参加児童は自分でパワーポイントを作成し、分かりやすく全校児童に説明をしていました。写真は給食の様子です。給食はビュッフェスタイルで、一つの食堂に時間をずらして昼食を取ります。子供たちは、自分たちも行きたいと目を輝かせて報告を聞いていました。
私も昨年度、引率として参加させていただきましたが、訪問学校では、特別に支援を要する児童への配慮及び工夫がされており、様々な子供たちが学びやすい施設になっていました。また、フィンランドの第二外国語である英語が、中学生になるとほぼ日常会話ができるようになっており、日本の中学生が給食での交流の際、思うように話せない自分にもどかしさを感じる子がすくなくありませんでした。子供たちは国によって、教育や文化、歴史などが大きく違い、新たな価値観を知る貴重な時間となったようです。来年度も実施予定です。各校で1名と決まっていますが、ぜひ、チャレンジしてほしいです。