校長より
校長あいさつ
「チーム西原」で西原の子供たちを一緒に育てていきましょう!
「チーム西原」で西原の子供たちを一緒に育てていきましょう!
西原小学校を支えてくださっている皆様、本校の教育活動に多大なるご理解、ご協力をいただき、心からお礼を申し上げます。
さて、令和7年度の西原小学校は、21学級、631名の子供たちとで出発します。本校は特別支援教室(いちょう教室)も併設しており、教職員数も70名を超える大所帯の学校です。子供たちにとっては、それだけ「縁する大人」が多くいることでもあります。子供たち一人一人の良さをより引き出していけるよう、令和6年度から5・6年生で教科担任制度(東京都のモデル校)の実施、各学年での「副担任制度」の更なる充実を図っております。教科担任制度については、令和7年度より学校独自で3・4年生でも試行していきます。同時に、特別支援教室の拠点校としての良さを生かし、個に応じた支援を進めていくとともに、自分自身や様々な立場の方への理解を深めていく「理解教育」も昨年度に引き続き、全校で行っていきます。
また、直接子供たちへの学習に関わらなくても、主事さん、事務さん、給食や交通安全に関わる方々等、子供たちのために職務を行っている職員も本校は多くいます。PTA・保護者の皆様や、コミュニテイー・スクール及び地域の皆様方も、子供たちの応援団だと私は考えております。「チーム西原」を合言葉に、4月より新たな教育活動を進めてまいります。
今年度、教育目標「実行する子ども」「思いやりのある子ども」「健康な子ども」を達成するための主な取組は以下になります。
1 自ら学び続ける児童の育成 ・主体的・対話的で深い学びを視点とした授業改善、学習過程の重視 ・探究的なの学習を「シブヤ未来科」を主として全学年、他教科での実施 ・デジタル教科書等、ICT機器の積極的な活用及び「デジタル・シティズンシップ教育」の推進 ・基礎基本となる知識、技能の定着 ・全教科での個別最適な学びの実施 ・体力、運動能力の向上 2 安心・安全な学校づくり ・一人一人に寄り添った児童理解 ・人権教育の推進、特別の教科道徳による授業改善 ・「西原小学校 学校のきまり」の全校での継続徹底による規範意識の育成 ・あいさつを中心とした言語環境づくり ・「西原小学校いじめ防止基本方針」によるいじめの根絶 ・不登校への対策 ・防災教育の徹底 ・食物アレルギー対応 ・施設設備の適切な管理、環境整備 ・特別支援教育の理解及び充実化、理解教育の実施 ・個別指導計画に基づいた指導及び支援 ・特別支援教育コーディネーターを主とした校内委員会の充実 3 子供主体の学びを家庭と地域との協働で創り上げ「西原の良さ」の体感を ・あいさつ運動や縦割り活動等、子供が主体となる特別活動の推進 ・けん玉や鼓笛活動、日本語教室等、西原地域を生かした特色ある教育の充実 ・保幼小中連携、「スタートカリキュラム・オープンスクール」の実施 ・PTA、コミュニティ・スクール、西原地域を基軸とした学校支援体制の確立 ・学校評価の活用 ・保護者会の充実 ・地域行事への主体的な参加 4 「チーム西原」で自らも輝き続ける教職員 ・教科担任制、副担任制による組織力向上 ・校務のDX化、支援者拡大による教職員の働き方改革の推進・教育活動の公開 ・教育公務員として自覚と誇りをもてるよう、教員研修の充実、研鑽、研修意識の向上 ・OJT研修の充実化・服務規律への高い意識 ・社会と個人のWell-Being(持続的な幸福) ・「不易と流行」の見極めと「地に足が付いた学校づくり」の推進 |
1~4の達成のためには、学校の「安全」「安心」そして、「チーム西原」としての組織力・総合力が基盤となります。保護者、地域及び関係者の皆様、令和7年度もご理解、ご協力のほどお願いいたします。