12月16日(月) 朝会のお話
- 公開日
- 2024/12/18
- 更新日
- 2024/12/18
校長室から
今週の土曜日、12月21日が何の日か知っていますか。ヒントは、季節や暦に関係があります。答えは、「冬至」です。6年生は理科で習ったと思いますが、この日は一年で一番昼の時間が短い日です。つまり、この冬至を過ぎると、来週から少しずつ昼の時間が長くなっていきます。まだまだ寒い日は続いていますが、夕方に暗くなる時間が少しずつでも遅くなっていくのはうれしいですね。
さて、この冬至の日に食べるとよい、と昔から言われているものがあります。何だか分かりますか。答えは、「ん」が付く食べ物です。にんじん、ぎんなん、きんかん、うどん、かぼちゃ、などです。あれ? かぼちゃに「ん」は付かないよ、と思った人は、校長先生のお話をよく聞いていましたね。かぼちゃは、昔は「なんきん」と呼ばれていたので、「ん」の付く食べ物に入っているのです。では、なぜ「ん」かと言うと、「運」を意味する言葉からきたそうです。
また、冬至の日にはお風呂に柚を入れる人もたくさんいます。柚子湯には、体を清めて風邪をひきにくくする効果があると言われています。
今週の金曜日の給食には、冬至にちなんだメニューとして、「冬至うどん」と「かぼちゃ蒸しパン」が出ます。楽しみですね。これからも皆さんが、季節のことや、日本に昔から伝わる風習にも興味をもってくれたらうれしいです。