9月19日(火) 朝会のお話
- 公開日
- 2023/10/20
- 更新日
- 2023/10/20
校長室から
昨日まで三連休でしたね。皆さんも、それぞれ楽しく過ごしたことと思います。では、昨日は何という名前の祝日でしたか。そうです。「敬老の日」ですね。今、私たちが豊かで幸せな生活ができるのは、お年寄りたちがこれまでに一生懸命に働いてくださったお陰です。
敬老の日は、以前は9月15日に決まっていました。どうしてなのか、知っていますか。いろいろな説があるのですが、その一つが昔話です。
美濃の国(今の岐阜県)に、病気で寝たきりのおじいさんと親思いの息子が住んでいました。その息子が、山で木を切っていると、よい香りのする滝を見つけたのです。飲んでみるととても美味しく、体がぽかぽかとしてきました。息子は喜んでその水を持ち帰り、おじいさんに飲ませてあげると、おじいさんの病気はみるみるよくなり、長生きをしたということです。そして、その話を聞いた当時の天皇が、その滝を訪れて「養老の滝」と名付け、元号(今で言うと令和)を「養老」と改めたのが9月の半ばと言われています。それで、9月15日が敬老の日となりました。
さて、今年100歳以上の高齢者が日本に何人いるか知っていますか。なんと、9万人以上もいるそうです。校長先生が子供の頃は、200人程しかいなかったので、日本が長寿大国となっていることがよく分かります。
皆さんも、おじいさんやおばあさんを大切にして、いろいろな話をたくさんしてあげてくださいね。