学校生活

【6/17Teams朝会】いじめについて

公開日
2025/06/17
更新日
2025/06/17

校長室より

6月はふれあい月間ということで、今日はいじめについてお話をします。


いじめというと、例えば、「無視」、そこにその人がいるのにいないように振る舞うこと、これは難しい言葉で言うと人権侵害ですね。また、「悪口」や「うわさ話」も、その人に直接言えばいいのに、いないところでその子のことを悪く言うこともいじめです。それに、「殴る・蹴る」という暴力もいじめになります。それに「いじり」など、おもしろおかしく、ある子のことを言ったり笑ったりすることもいじめです。


確認ですが、いじめは、やられた人が「嫌だ」「辛い」と思ったときに、いじめとなります。これは、法律でそう決められてます。


さて、いじめとは、「いじめられる人」と「いじめる人」の二つの関係だけで行われるものではありません。これは知っておいてください。そこには「観客」といって、いじめを笑ったり、はやし立てたり、いじめを許すような雰囲気をつくったりするような人たちがいます。また、「傍観者」と言って、周りで見ていて、何もしない、見ているだけという人たちがいます。この「いじめられる人」「いじめる人」「観客」「傍観者」全てが、いじめに関わっている人ということができます。


加計塚小の皆さんには「いじめられる人」や「いじめる人」はもちろんのこと、「観客」や見ているだけの「傍観者」になってほしくありません。


私がお願いしたいのは、「いじめられる人」と「いじめる人」の間に入って「やめなよ」と言っていじめを止める「仲介者」、もしくは大人に相談をする「相談者」になってもらうことです。

「仲介者」は少し難しいかも知れません。もし、直接「やめなよ」と言うことが難しかったら、誰かにそのことを教えてください。よく先生に言うことを「チクる」と言いますが、いじめにおいて、チクりは正義です。加計塚小学校の先生たちは、いじめを絶対に許しません。いじめと本気で戦います。だから、皆さんの周りにいる先生たちに相談してください。もちろん私でもいいです。また、皆さんの帰りを待っているおうちの人や、助けてくれる友達に相談してもいいです。加計塚小の皆さんで力を合わせて、いじめを0にしていきましょう。