昨日の問題の答えを伝えます。
正解は、２の「夜明け」です。
「枕草子(まくらのそうし)」の春についての文章を読んでみてください。

春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山際(やまぎわ)、
少し明かりて、
紫(むらさき)だちたる雲の細くたなびきたる。

平安時代の言葉なので、よくわからないですね。
今の言葉に書きかえてみましょう。

春は、夜がほのぼのと明けようとする頃がよい。
日が昇(のぼ)るにつれて
だんだんと白んでいく山際のあたりが、いくらか明るくなって
紫がかっている雲が、横に長く引いている様子がよい。

春の日
少し早起きをしてみませんか。
1000年前、清少納言さんが見た景色
目の前に広がるかもしれません。