6月19日(水)・鶏ごぼうスープ 今日は、「ビビンバ」についてお話します。 「ビビンバ」は、韓国の料理です。丼などの器に、ご飯とナムル・お肉などをのっけて、これらを混ぜて食べる料理です。韓国語で「ビビン」は「混ぜ」、「バ」は「ご飯」を意味して、ご飯と具をよく混ぜて食べます。 韓国での一般的な家庭料理で、大晦日の日に「残り物を新年までもちこさない」という風習があり、残った食べ物をご飯にのせて食べたのが始まりと言われています。 今日の給食では、もやし・小松菜・にんじんのナムルと、豚ひき肉を刻み大豆を炒めて作った肉みそを、ご飯にのせています。よく噛んで食べましょう。 6月18日(火)・ツナの油みそ ・めかぶの和え物 ・すき焼き風煮込み 今日は、「すき焼き風煮込み」についてお話します。「すき焼き」は、お肉や他の食材を、鍋で焼いたり煮たりして作る日本の料理で、味付けには、醤油・砂糖・みりん・酒などを合わせた「割下」という調味料が使われます。 一般的には、薄切りにした牛肉を使って、ねぎ・白菜・春菊・しいたけ・豆腐などの具材と一緒に煮込みます。「すき身」つまり「そぎ切り」にしたお肉を使うことから、「すき焼き」という名前が付いたと言われています。 今日の給食では、牛肉ではなく豚肉を使用し、豆腐・白菜・えのき・しらたきと一緒に煮込み「すき焼き風」にしました。 6月17日(月)・ベジタブルスープ ・ピサン・ゴレン 今日の「ナシゴレン」と「ピサン・ゴレン」は、インドネシアやマレーシアで食べられている料理です。 「ナシゴレン」は見た目は、チャーハンにも似ていますが、にんにく・辛い調味料・そしてえびが入っているのが特徴的な料理です。 「ピサンゴレン」は、日本語でいうと「揚げバナナ」のことです。本場では、また青い状態のバナナを使います。油で揚げることで、バナナがとろっと甘くなるのが特徴です。 初めて食べるという人も、どんな味がするか、どんな食感がするか、食べてみてくださいね。 6月14日(金)・豚肉のごまみそ焼き ・じゃこ入りサラダ ・冬瓜スープ 今日は、「豚肉のごまみそ焼き」に使われている「ごま」についてお話します。 「ごま」はゴマ科ゴマ属の植物の種の部分を食べています。ごまの半分は、「油」でできています。ごまの中から油を搾ったものが「ごま油」で、この油は、免疫力を高めたり、コレストロールを下げる働きがある、良質な油です。また、ごまには「ゴマリグナン」という、ごまにしか含まれていない栄養成分が入っています。これは、有害な活性酸素から私たちを守ってくれるため、健康を保つ働きがあると言われています。 白いごはんや、おかずと交互によく嚙んで食べましょう。 6月13日(木)・しそ風味和え ・とうふドーナツ 今日は、「きつねうどん」についてお話します。 「うどん」はどんな食材からできている食べ物でしょうか?正解は、「小麦」です。うどんは、「小麦粉」と「塩水」を合わせて練ったものを薄く平らに伸ばして、細長く切ったものを茹でて作ります。 うどんは、地域によって様々な種類の「ご当地うどん」があります。例えば、全国的にも有名な「讃岐うどん」です。これは、香川県のうどんで、腰の強いツルツルとした麺が特徴のうどんです。また「稲庭うどん」は、秋田県で食べられる、細めの平べったい麺が特徴のうどんです。ほかにも、麺の太さや食感など、特徴の違うご当地うどんがたくさんあります。調べてみても面白いですね。 6月12日(水)・たまごスープ ・華風サラダ 今日は、「かむこと」についてお話します。今日の華風サラダには「するめいか」が入っています。いかは、弾力のある食感なので、よく嚙んで食べましょう。 よく嚙むと、口の周りの筋肉が鍛えられたり、脳を刺激して頭がよくなったり、消化・吸収をスムーズにするなど、体に良いことがたくさんあります。また、よく噛んでいくといかの旨みがだんだんと出てくると思います。今日も一口30回を目標によく噛んで食べましょう。 6月11日(火)・山河焼き ・白菜のゆかり和え ・吉野汁 今日は、「山河焼き」についてお話します。「山河焼き」は、千葉県の郷土料理で、魚のすり身のハンバーグのようなものです。 千葉県の房総半島周辺では、昔からアジやイワシ、サンマなどがよく獲れました。この魚を、船の上で簡単に調理できるように、味噌と一緒に細かくたたいた「なめろう」を作りました。この「なめろう」を漁師さんが山に仕事に行くときに、焼いたものが「山河焼き」です。 6月10日(月)・春雨スープ ・不思議なあじさいゼリー 今日は「不思議なあじさいゼリー」についてお話します。 今日は、「入梅」という日です。6月くらいに長く続く雨の時期を「梅雨(つゆ)」と言います。そして暦の上での梅雨入りを「入梅」と言います。 あじさいは、この梅雨の時期に咲く花です。あじさいの花の色は、土の㏗によって変化します。土が酸性だと青っぽく、アルカリ性だと赤っぽい花の色になります。 今日の給食では、あじさいの花と同じ原理で色が変わる「不思議なあじさいゼリー」を作ってみました。透明ゼリーと青いゼリーを混ぜてみてください。 教室では、ピンクや紫色に変化したゼリーを楽しみながら食べていました♪ 6月7日(金)・鯖の味噌焼き ・キャベツのおかか和え ・たまごのむらくも汁 今日は、「さばのみそ焼き」に使われている「さば」についてお話します。「さば(鯖)」は、青魚の一種です。さばには、魚の脂肪であるDHAやEPAが豊富に含まれています。特にDHAは、脳の栄養素とも呼ばれるため、成長期の皆さんには積極的にとって欲しい栄養素です。 給食時間の放送では、「サバをよむ」ということわざに関するクイズを出題しました。「サバをよむ」ということわざは、本当の数をより、多く言ったり、少なく言ったりして数をごまかす時に使われます。昔、サバは大量にとれました。しかし、サバは、くさりやすいため、早く売らなくてはなりません。そのため、早口で数えてごまかしていたことがあったことから生まれたことわざです。 6月6日(木)・夏野菜の三色サラダ ・チリコンカン 今日は、かみかみ献立でした。一口30回を目標に食べることが出来ましたか? 今日は、「チリコンカン」についてお話します。チリコンカンはアメリカのテキサス州で誕生したと言われる、豆とひき肉の煮込み料理です。チリコンカンの「チリ」は唐辛子、「カルネ」は、牛肉のことで、「チリ・コン・カルネ」というスペイン語から来ていると言われています。 給食では、豚肉と豆などたくさんの具材をチリソースで煮込み、スパイシーに仕上げています。 6月5日(水)・みそワンタンスープ 【6月生まれ誕生日ゼリー】 ・ももサイダーゼリー 今日は、「みそワンタンスープ」についてお話します。 「わんたん」は、中国料理の「点心」のひとつです。「点心」とは、中国料理での「軽食」のことです。食事の間に、軽く食べ物を食べることを意味しているので、お菓子や間食、軽食は全て「点心」と呼ばれます。 「あんまん」や「タオバオ」という桃の形をした蒸しまんじゅうなどの甘いデザートや、日本でもお馴染みの「餃子」や「春巻き」なども「点心」と呼ばれます。 今日は、四角いわんたんの皮で、鶏ひき肉・ねぎ・小松菜から作ったタネを包み、みそベースのスープで煮込んで作りました。 6月4日(火)・塩肉じゃが ・豆腐のみそ汁 今日は、「塩肉じゃが」に使われている「塩こうじ」についてお話します。塩こうじは日本で古くから使われている調味料のひとつで、米麹と塩を合わせたものに、水を加えて発酵させて作ります。 肉、魚などを塩こうじにつけると、塩こうじに含まれる酵素が肉や魚のたんぱく質をやわらかくしてくれます。また、旨みや甘みを引き出し、おいしい料理を作ることができます。ビタミン類も多く含まれているので、代謝を助け、疲労回復にもつながります。 運動会で疲れた体を元気にしてくれる「塩こうじ」を使った給食を今日もよく嚙んであじわって食べてみてくださいね。 5月31日(金)・沢煮椀 ・ひとしお野菜 ・野菜ジュース 明日はいよいよ運動会ですね。今日の給食では、「ゲン担ぎ」の「勝つ(カツ)」にちなんで「味噌カツ丼」にしました。 「カツ」を勝負の前の日に食べたりすることを「ゲン担ぎ」といいます。ゲン担ぎの歴史は古く、江戸時代には始まっていたと言われています。これは、「縁起を担ぐ」という言葉が転じて、「ゲン担ぎ」になったと言われています。お正月に「おせち」を食べたりするのも、ゲン担ぎのひとつで、行事食には、それぞれに意味と作り手の思いが込められています。 さて、明日は皆さんそれぞれが練習の成果を発揮して、よい結果を出せるといいですね。給食室からも応援しています。 5月30日(木)・じゃがいものポタージュ ・トマトきゅうりサラダ 今日は、トマトきゅうりサラダに使われている「トマト」についてお話します。 トマトは、昔は観賞用の植物で、食べることはしていませんでした。トマトを食べるようになったのは、今から約100年くらい前からだそうです。農家や食べ物の会社の人が日々研究を繰り返して「りりこ」・「あいこ」・「ももたろう」など、色々な新しい種類のトマトが作られました。 トマトは、皆さんの体の調子を整える緑の食べ物の仲間です。トマトに含まれる「リコピン」は、肌荒れを予防したり、生活習慣病になるのを防いでくれたりします。今日も残さず食べて健康な体を作りましょう。 5月29日(水)・豆腐の団子汁 ・冷凍みかん 今日は、「冷凍みかん」についてお話します。 冷凍みかんは、冬から春先までしか売られていなかったみかんを、一年を通じて売ることができる商品にしたいと思い、売られたのが始まりと言われています。 そのまま凍らせると乾燥してパサパサしてしまうため、水つけ、冷凍を繰り返して、みかんのまわりに氷の膜を作り、乾燥を防ぐ工夫をしています。この膜があることで、みかんの水分が外に出るのを防ぎ、パサパサしないおいしい冷凍みかんができます。 冷たくてさっぱりしている冷凍みかんは、これから暑さが厳しくなる時期におすすめの果物です。 5月28日(火)・魚の照り焼き ・もやしとにんじんのみそ汁 ・ひじきの炒め煮 今日は、ひじきの炒め煮に使われている「ひじき」についてお話します。 ひじきは、海藻の一種で、海の浅い岩についている若い芽をとり、一度蒸すか煮てから、干して乾燥させたものです。 ひじきには、骨や歯を強くする、「カルシウム」がたくさん入っています。また、ひじきを始めとする海藻には、「食物繊維」がたくさん入っています。食物繊維には、お腹をすっきりさせてくれる働きがあります。 今日の給食はの「ひじきの炒め煮」は、ひじき、にんじん、こんにゃく、油揚げ、大豆を油で炒め、砂糖、みりん、しょうゆ、だしを加えて煮込んで作りました。 5月27日(月)・イタリアンスープ ・スコップコロッケ 今日は、「スコップコロッケ」についてお話します。 スコップコロッケは、じゃがいもを茹ででつぶし、炒めたひき肉などと混ぜて作った具を、耐熱容器にしきつめて焼いて作ります。ふつうのコロッケに比べて、丸めて揚げないため、作るのも簡単でヘルシーなコロッケになります。 本来なら、大きめの耐熱容器などに入れて作り、スコップですくうように取り分けて食べますが、今日の給食では、1人分ごとに耐熱カップに入れて作りました。 給食では、パン粉をそのまま使うのではなく、一度釜で炒ってから使っています。そのため、こんがりとした色がつき、またサクサク感もアップします♪ 5月24日(金)・ジャンボしゅうまい ・たまごとトマトのスープ 今日は、「キムたくチャーハン」についてお話します。 「キムたくチャーハン」の「キム」はキムチ、「たく」は「たくあん」のことです。どちらも漬物で、「キムチ」は韓国の辛味のある漬物のことです。また、「たくあん」は大根の漬物のことです。 今日の給食では、キムチ・たくあん・玉ねぎ・しいたけ・ねぎ・豚肉・ピーマン・にらを炒めて、醤油と塩、こしょうで味付けをして炊いたご飯を合わせて作りました。たくあんがカリカリとした食感なので、よく噛んで食べましょう。 ジャンボしゅうまいも給食室で手作りしました。朝から調理員さんがひとつひとつ丁寧に包んでくれました。給食巡回の際には、1年生が美味しいのポーズで答えてくれました♪ 5月23日(木)・鶏ごぼうのつくね ・野菜のマヨネーズ和え ・鶏肉とえのきのスープ 今日は、「鶏ごぼうつくね」についてお話します。 「つくね」は、ひき肉や魚のミンチを丸めて、棒や団子の形にして焼いた料理です。 つくねはもともと「つくねる」という動詞が由来になっています。「つくねる」とは、「手でこねて丸める」という意味です。 今日の給食では、鶏ひき肉・しょうが・大豆・玉ねぎ・ごぼう・ねぎをこねて丸めて焼き、水・砂糖・しょうゆ・お酒・みりんを合わせて作ったたれをかけて作りました。 ごぼうなどの具がたくさん入っていて、噛み応えがあるので、よく噛んで食べましょう。 5月22日(水)・バンバンジーサラダ ・杏仁豆腐 今日は、「チンジャオロース焼きそば」と「バンバンジーサラダ」についてお話します。 「チンジャオロース」は、中国料理のひとつです。「チンジャオ(青椒)」は、中国語で「ピーマン」、「スー(絲)」は「細切り」のことを意味しています。名前の通り、ピーマンとお肉、たけのこなどを細切りにして炒めて作る料理です。 「バンバンジー」は、これも中国の四川地方の料理です。漢字で「棒棒鶏」と書きます。焼いた鶏肉を棒でたたいて柔らかくしていたことから、この漢字が使われるようになったといわれています。 今日の給食では、「チンジャオロース」を、「中華麺」にのせ、「バンバンジー」をサラダに乗せて、食べるようにしました。どちらも野菜が多く使われていますが、麵やお肉と一緒に食べてみましょう。 |
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