3月11日(月) 朝会のお話その、「楽器が演奏できるようになりたい。」と努力する5年生も素晴らしいのですが、朝練習には、実は6年生も何人か参加しています。その6年生たちは、5年生に演奏の仕方を教えるために、コーチとして朝早くから練習に参加してくれています。自分たちの鼓笛隊の活動は終わっているのに、後輩たちのために、そして笹塚小学校のために朝早く起きて指導してくれるなんて、立派ですよね。 それだけでなく、4年生も音楽の時間に鼓笛隊の曲を一生懸命に練習してくれています。校長先生は、本当にありがたいなと感心しています。 誰だって朝はゆっくり寝ていたいし、ギリギリまで家でのんびりしたいのに、「自分の使命」を感じて早朝から活動してくれている高学年たちのお陰で、笹塚小の鼓笛隊は成り立っているんだなと改めて思いました。 それでは、いつも頑張ってくれている高学年の皆さんに、大きな拍手をお願いします。 3月4日(月) 朝会のお話さて、先週の金曜日は、「6年生を送る会」でした。1年生は、素敵なペンダントを作ってくれましたね。帰りまでずっと首から下げている6年生もいて、とても喜んでくれたことが伝わっきました。 2年生は、リズミカルなダンスを披露してくれました。休み時間に練習を重ねていた子もたくさんいて、とても上手でしたね。 3年生は、感謝の気持ちを伝える替え歌でした。「ガオー」のところで、一緒にポーズをしてくれた6年生もたくさんいて、微笑ましい気持ちになりました。 4年生のクイズは、「チッチッチーン」のポーズがとても楽しくて、他の学年の人も真似をしていましたね。 5年生は、英語でクイズを出したので驚きました。勉強してきたことを生かしながら寸劇も取り入れていて、4月からは自分たちに任せてくださいという強い気持ちが伝わってきました。 そして最後の6年生は、英語での挨拶やルービックキューブ、けん玉、縄跳び、跳び箱、演奏など、素晴らしいエンターテインメントを披露してくれました。会場全体を盛り上げて、さすが最高学年だと感心しました。 どの学年も完成度が高く、忙しい中で一生懸命準備してくれたことが分かりました。頑張ってくれて、ありがとう! 校長先生は、とても感動しました。やっぱり、笹塚小の皆さんはすごいです。 今の学年で過ごすのも、あと15日ほど。一日一日を大切にして、素敵な思い出をたくさん作ってくださいね。 2月26日(月) 朝会のお話さて、なぜこの「うるう年」があるのでしょうか。実は、地球が太陽の周りをぐるっと一周回り元の位置に戻るのに約365日かかるため、それを1年間と決めました。しかし、天文学者たちが詳しく調べると、正確には365.242189日かかるため、毎年少しずつズレが出てきます。そこで、4年に一度、西暦が4で割り切れる年を「うるう年」としました。今年は2024年なので、4で割り切れるから29日まであるのです。 ただし、それでも4年間で約44分ずれてしまうため、西暦が100で割り切れる年は「うるう年」にしません。次は、6年生が88歳になる西暦2100年が「うるう年」ではない年になります。 それでは、なぜ「うるう年」は2月なのでしょうか。これは、昔のローマでは一年が3月に始まり2月に終わることになっていたため、一年の最後に調整したことで2月になったそうです。そのローマ時代の暦が、今の暦の元になっているのです。 日本では、江戸時代まで月の動きを元にした暦が使われていました。月は約29.5日で地球を一周するため、1ヵ月を29日か30日にしていましたが、やはりズレてしまうため、2,3年に一度、「うるう月」というものを作って一年を13か月にして調整していたそうです。おもしろいですね。 興味をもった人は、暦について調べてみてください。 令和5年度渋谷区立小・中学校合同展覧会開催期間:令和6年2月24日(土)〜3月3日(日) 時間:午前10時〜午後4時 場所:渋谷区役所 15階 スペース428 (上の写真は6年生平面作品です) 6年「カットピタッとすてきな形」(絵) 色画用紙を切って貼り合わせる活動を通して、形や色の重なりや奥行きなど、表し方を工夫する力を培います。児童は切った画用紙の下に何色があったら想像通りの色があるか試行錯誤しながら制作しました。 6年「オリジナル本棚」(木工) 板材を使って生活に役立つものを作ることを通して、形や色、方法や材料を知り、工夫して表す力を培います。児童はこの本棚を家のどこに置こうか想像しながら作りました。 5年「あったらいい町どんな町」(絵) あったらいいな、行ってみたいな、と思うけど実際にはありえない町を想像して絵に表すことを通して、思考力・判断力・表現力を培います。児童は自分の想像した町には何が生活しているか、どんな物があるかなどをタブレットで調べながら描きました。 5年「転がる君の旅」(紙工作) 工作用紙・ステープラ・色画用紙・セメダインだけでビー玉が転がるコースを作る活動を通して、形や色、動きや奥行などの造形的な特徴を捉えて、主体的に活動を楽しむ力を培います。児童は何度もビー玉を転がしてみて、どうしてゴールまで転がらないか、どうしたらより楽しいコースになるかを試行錯誤しながら作りました。 4年「へんてこ山の物語」(絵) 「へんてこや山」という言葉から想像を広げて絵に表すことを通して、思考力・判断力・表現力を培います。児童は自分がイメージした山にどうやって登るかを想像しながら描きました。 4年「カラーダンボールめいろ」(紙工作) カラーダンボールで迷路を作る活動を通して、主体的に作り、学びに向かう力を培います。児童は出来上がって遊ぶことを楽しみにして、意欲的に制作に取り組みました。 3年「にじんで広がる色の世界」(絵) クレヨンで描いた後に絵の具をたらして、絵の具をはじいた「バチック」の技法を使って描いたり、網と歯ブラシを使って「スパッタリング」技法を使って描いたりしました。絵の具の特性をつかんだり、形や色を工夫する技能を培います。児童は描いたそばからにじんで変わっていく絵の具の色や形に驚いていました。 3年「マドマドタウン」(立体) カッターナイフの正しい使い方を生かして、紙を切り抜いて窓をつくりました。また、それをいかして建物を作ったりする活動を通して材料や色や形の特徴を生かして工夫する思考力を培います。 児童は初めてのカッターを使って、できる事が広がったことを実感していました。 2年「おさんぽねこちゃん」(絵)いろいろな場所を散歩するねこちゃんを描きました。暑い日中や夕方、夜など時間帯も考えて描きました。 2年「プチプチ水ぞくかん」(工作)水族館にいる好きな生き物を作りました。中に詰めるものでカラフルな作品になりました。 1年「水ぞくかんへ いったよ」(絵) 遠足で行った水族館。一番心にのこった生き物を画用紙いっぱいに生き生きと描きました。 2月19日(月) 朝会のお話高得点で表彰された班も素晴らしかったですが、班の全員が楽しめるように声をかけ合って協力した班も、本当に立派でした。上級生が下級生に優しくお世話する姿を見て、笹塚小の良さをまた発見しました。特に班をまとめてくれた6年生の皆さん、本当にありがとうございました。 5年生の皆さんは、4月からささっ子班をリードする立場になります。大変だと思いますが、今年の6年生のように、みんなで協力できる班を作ってください。期待しています。 さて、今日は暦の二十四節気では「雨水」と言います。前に「立春」のお話をしましたね。そんな季節に関する言葉が24もあるのです。「雨水」は、雪が溶けて雨になり、大地が目覚めて草木が芽生える時期だそうです。この雨で、少しずつ温かくなっていきそうですね。 4年 特別活動「6年生にお礼をしよう」タブレットで花のイラストや飾りの写真を調べてイメージを膨らませ、華やかになるように仕上げました。最後の縦割り班活動の日にプレゼントするのですが、6年生が喜んでくれるといいですね。 5年 社会科「情報を生かす産業」当日は取材が入ったこともあり、子供たちは少し緊張しながらも真剣に一人で考えたり、友達のまとめを見ながら参考にしたり、教師に質問したり、自分に合った方法で学習を進めました。タブレットを使いこなして、自分の考えをどんどんまとめていく5年生の姿に感心しました。 2月13日(火) 朝会のお話さて、今日は「食物アレルギー」についてお話します。これは、食べたものが原因で、口の周りが赤く腫れたり、じんましんができたり、ひどい場合には息が苦しくなって命にも関わるものです。卵や牛乳、ピーナッツ、そば、などアレルギーを引き起こす食品はたくさんあります。笹塚小学校でも、給食の材料にアレルギーがある場合は、その材料を抜いた除去食を作ったり、家から代わりの食品を持って来てもらったりしています。 ところが、なんと「アレルギーの人でも食べられる卵」や「おなかがゴロゴロしない牛乳」などが開発されました。アレルゲンが少ない遺伝子をもつニワトリや牛を特別に育て、何年も研究を重ねてやっと世界的にも認められたのです。今は検査を続けて安全かどうか確認していますが、あと5年以内には誰でも買えるようになることを目指しているそうです。 もし、そんな卵や牛乳が発売されれば、アレルギーのある人も家族や友達と同じ料理やお菓子を食べられるようになります。校長先生は、アレルギーのある人でもみんなと同じように給食が食べられる日が来ることを願っています。 4年 総合的な学習「ごみと環境」渋谷の街にはごみがあふれていること、ごみはリサイクルすれば資源になること、廃棄するスマートフォンやパソコンの中には「レアメタル」と呼ばれる貴重な金属が含まれていること、それらは「都市鉱山」として重視されていること、等のお話を伺いました。 その後は教室に戻り、1人1台の廃棄用パソコンを解体する作業を行いました。実際に自分で解体し、その中にあるレアメタルを探す体験に、子供たちは瞳を輝かせて取り組みました。 この後は、地球環境やSDGsなどについて、自分が興味をもったことを調べていく予定です。 6年 シブヤ未来科「みらいの学校」「なぜ、ドーム型にしたの?」「それは、開放感があった方がいいからです。」「それなら、もっとこうしたら・・・。」といった具体的な助言を受け、子供たちはこれからブラッシュアップしていく予定です。 3月に予定している本発表が、とても楽しみになりました。 児童集会 アメリカジャンケン列車2月5日(月) 朝会のお話さて、節分では「鬼は外、福は内」と豆をまいて、歳の数だけ豆を食べると1年間幸せに過ごせると言われています。これは、お米と同じエネルギー源でパワーを持つとされる豆をまくことで、病気や災いをはらい、更にその豆を食べることで力をいただけると考えられたからだそうです。校長先生が子供の頃は、「なんで歳の数しか食べちゃいけないの? もっと食べたいのに。」と思っていましたが、今ではもう歳の数なんてとても食べられなくなってしまいました。 ちなみに、節分が一年に4回あることを知っていますか。節分というのは季節を分けると書きます。春、夏、秋、冬と季節は4つあるので、その変わり目となる節分も4回あるのです。でも、昔の日本の暦では春が一年の始まりとされていたため、春の節分が一番重要だと考えられていて、今では節分と言えば春のことだと思われるようになったそうです。 節分の翌日は「立春」と呼ばれ、暦の上では春となります。まだまだ寒いですが、すぐそこまで春は近付いてきていますよ。 皆さんも、元気に過ごしてください。 のこぎりひいてザクザクザク集会委員会の活用3年生 理科「ものの重さ」2年生 国語「お話づくり」1月29日(月) 朝会のお話SLIMは月に着陸する直前にメインエンジンが1つ抜け落ちるトラブルに見舞われましたが、逆立ちの体勢にはなったものの無事に着陸でき、世界からも認められました。 この様子は、SLIMが着陸直前に放出したSORA-Qという直径約8cm・重さ約250gの変形型月面ロボットによって撮影されました。ボールのような形をしていて、月に着陸すると月面を走れるように変形して車輪を出し、カメラで周囲を撮影しています。 このSORA-Qの開発には、おもちゃメーカーとして有名な「タカラトミー」が関わっており、おもちゃの開発によって培われた変形技術や超小型化・超軽量化を実現したそうです。 皆さんの中には、変形したり合体したりするロボットで遊んだことがある人も多いと思います。その技術が、宇宙事業を成功させたのです。そんなすごい研究をしている企業やJAXAは日本の誇りだなと思いました。 1月22日(月) 朝会のお話さて、教室前の廊下には、皆さんが頑張って書いた「書き初め」が展示されていますね。校長先生は、順番に一人一人全員の作品を見ました。4月からこんなに上手になったんだなぁ、と皆さんの成長ぶりに感心しました。一生懸命、練習をがんばりましたね。 どの学年の作品も素晴らしかったのですが、中でも1年生は、初めての書き初めとは思えないほど丁寧に書けていましたね。3年生も、毛筆にチャレンジするのは初めてでしたが、とても堂々と書けていました。そして、何といっても6年生は、さすが最高学年という素晴らしい出来栄えでした。字のバランス、始筆と終筆、文字の美しさ、等どれをとっても見事でした。学年が上がるにつれて筆の使い方が上達し、皆さんに書写の力がしっかりとついていることが分かりました。 これからは、普段の授業でも字を美しく丁寧に書く習慣を身に付けてくださいね。 1月15日(月) 朝会のお話今日は、皆さんに素敵なものをお見せします。何だと思いますか? ヒントを言います。1 アメリカ、2 3つ、3 野球、もう分かりましたね。そうです。アメリカのメジャーリーグで活躍する大谷選手が、日本の全ての小学校に送ってくださったグローブ3個が、先週笹塚小学校にも届きました。うれしいですね。 中にお手紙が入っていました。簡単に紹介します。「子供たちが野球に興味をもってくれるように寄付をします。私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルになることを望んでいます。なぜなら、野球こそが私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。」そして最後に「野球しようぜ。大谷翔平。」と書かれていました。これから、各クラスに回しますから、皆さんも実際に手を入れてみてください。大谷選手の願いが皆さんに届くことを願っています。 最後に、先週、心がほっこりするような、とてもうれしいことがあったのでお話します。ある子が足を怪我して松葉杖で教室へ行ったときに、クラスのお友達が机の所まで来て、さっとその子の椅子を引いて座りやすくしてくれたのです。両手は松葉杖でふさがっているので、その子が自分一人で椅子を引いて座ることはできません。それに気付いて、自分から手伝ってあげたお友達はなんて優しいのでしょう。きっとそのクラスは、そんな気配りができる思いやりにあふれたクラスなんだな、と感激しました。 皆さんも困っている人がいたら、自分から気付いて手伝ってあげられるといいですね。 1月9日(火) 朝会のお話それでは今から、亡くなった方のご冥福を祈って、全員で黙とうをしましょう。黙とうというのは、目を閉じて声を出さずに祈ることです。できたら、両手を胸の前で合わせて、頭を少し下げましょう。それでは、協力してください。「全員、黙とう」ありがとうございました。静かに目を開けてください。 先日行われた全国高校サッカー選手権大会では、地震で応援団が来られない石川県代表の高校のために、他の学校の応援団たちが集まり、黄色いごみ袋でおそろいの服を作って、みんなで応援したそうです。「こんな時こそ、何かをしてあげたい。」「応援なら、自分たちにもできるのではないか。」と考えた高校生たちは本当に素晴らしいですね。 被災地では、道路が壊れてしまったために避難できないだけでなく、お水や食べ物を届けることもできない方が2000人以上いるとのことです。笹塚小の皆さんにも、ぜひ「自分たちにできることはないの?」「これなら、できるかも。」そんなことを考えて、実際に行動できる人になってほしいです。自分たちに何ができるか、各クラスで考えてみてください。 |
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