【1/31全校朝会】はきものがそろうと

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今週の朝会のお話です。

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こちらは、長野県にある円福寺というお寺の和尚さんの残した詩です。
この円福寺では、親がいない多くの子供たちを預かり家族のように育てていましたが、あるとき玄関の靴があちこちに乱れている様子を見て、この詩を作ったそうです。

学校で言えば、玄関に当たるのは昇降口です。学校に来るお客さんが校舎に入って最初に目にするのは、昇降口の皆さんの靴箱です。
もし、靴箱の靴がきちんとそろって入っていたらどうでしょう。心がそろっているんだなあ、気持ちいいなあと思われることでしょう。
もし、靴が落ちていたり、ぐちゃぐちゃに入っていたらどうでしょう。鳩森小の子たちは大丈夫かな?と心配されてしまうかも知れません。
次に靴を履くときに、自分の靴箱を見てみてください。靴がきれいにそろっていたら「自分は大丈夫!」と思ってください。もし、靴がぐちゃっと入っていたら「あれ?焦っていたかな?」と自分を振り返ってみてください。そして、次に履く自分のために、靴をきちんとそろえて入れましょう。

また、学校だけではなく家に帰ってからの自分の行動もぜひチェックしてみてください。
今までちゃんとそろえていなかったな、という人は今日が変わるチャンスです。明日の自分のために、きちんとそろえてあげましょう。
そして、家族の誰かの靴がそろっていなかったらそっと直してあげましょう。「何で俺が?」「何で私が?」と思わずに、家族の平和のために「俺って偉いな。」「私ってすてき!」と思うようにしてみてください。そうすることで、みんなが気持ちよく過ごせますから。お話を終わります。

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昨日は3年生のクラブ見学がありましたが、図書室に先に入っていたボードゲーム・タブレットクラブの上級生たちはもちろんのこと、見学に来た3年生も上履きを脱いだ後にくるっと体の向きを変えてしゃがみ、上履きの向きを変えて端の方からそろえて置いていました。「素晴らしいですね。」と声を掛けたら「全校朝会で校長先生のお話を聞いて、その後にも担任の先生からも話があったからです。」と嬉しい言葉が返ってきました。
自分もみんなも気持ちよく過ごせるように行動できると幸せな気分になりますね。

【1/11全校朝会】シトラスリボンプロジェクト

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少し前になりますが、冬休み明けの全校朝会のお話です。

渋谷区でも新型コロナウイルス感染症が猛威を奮っています。そのような中、子供たちに「シトラスリボンプロジェクト」のお話をしました。その理念に共感を覚えたからです。

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前にもお話しましたし、何度でも言いますが、悪いのはコロナでありコロナにかかった人ではありません。一番辛い思いをしているのもコロナにかかった人ですし、心配しているその家族の人たちです。
私がこの名札に着けているこのリボンは「シトラスリボンプロジェクト」のリボンです。これは、愛媛県で始まった運動で、コロナにかかってしまった人や、病院などで働いている人を差別したり、避けたりするのではなく、「ただいま」「おかえり」と言えるような街にしようというプロジェクトです。
ぜひ、鳩森小学校もそのような温かい心で「ただいま」「おかえり」と言えるような学校にしていきたいと思っています。
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シトラスリボンプロジェクトの方に許可をいただけましたので、画像とリンク先を添付します。(Teamsの鳩森小学校【子どもたち】のチームにもリンク先を紹介したのですが、広域LTE化の切替にともない、児童のタブレット端末からは見られなくなってしまいました。)ぜひ、ご家族でご覧いただけたらと思います。

みんなで広げよう、シトラスリボンプロジェクト

来校の際は、気を付けてください!

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雪から一夜明けました。正門前の雪かきは用務主事によってほぼ完了しましたが、それ以外の歩道などは滑りやすくなっています。放課後クラブ等で来校される場合は、お気を付けください。(子供は帽子をかぶった方が、頭部が守られて安全です。)

校庭は朝日を浴びてきれいです。(芝が心配ですが…。)

謹賀新年

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旧年中は、本校の教育活動に温かいご支援とご協力をありがとうございました。今年はいよいよ鳩森小学校創立100周年の年です。盛り上げていきたいと思っておりますので、皆様ご協力の程よろしくお願いいたします。

さて、今日の天気は雪!「積もるかな?」と楽しみにしていた子供たちも多いのではないでしょうか。鳩森小学校は一面の雪景色です。とけてしまう前にその様子をご覧ください!

【12/13・12/24全校朝会】冬休みの過ごし方

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12月13日の全校朝会では、子どもの権利条約第2弾として、二つの権利を紹介しました。

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まずは、第31条「休み、遊ぶ権利」です。これは、子供たちには人気の権利で、「子どもは休んだり、遊んだり、文化芸術活動に参加する権利をもっています。」というものです。だから、学校には休み時間があるし、学芸会や展覧会、鼓笛隊や音楽鑑賞教室があるのですね。
でも、これはずる休みをしてよい、というものではありません。
なぜなら、皆さんには第28条「教育を受ける権利」があるからです。28条の前半には、「子どもは教育を受ける権利をもっています。国は、すべての子どもが小学校に行けるようにしなければなりません。」と書いてあります。皆さんがこのように小学校に来て学習しているということは、権利を正しく使っているということになるのです。

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そして今日は、冬休み前の全校朝会ということで、冬休みの過ごし方についてお話をしました。ご家庭での過ごし方の参考にしていただければ幸いです。

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さて、明日から、いよいよ冬休みです。冬休みは17日間あります。冬休みを充実したものにするために、私からは三つのことをおすすめをします。

一つめは「コロナに気を付けよう」です。夏休みのときと比べると、今は緊急事態宣言中ではありませんし、旅行やお出かけもできますね。ただし、最近はオミクロン株の影響もあり、東京でも少しずつ感染者が増えています。お出かけするときも、マスクをしっかりつけて、手洗いや消毒も忘れずにしましょう。

二つめは「規則正しい生活をしよう」です。長い休みには、自由な時間がたくさんあります。皆さんには休む権利がありますから、その時間をどう使うかは、皆さんの自由です。でも、ダラダラとゲームをしていたり、なんとなく動画を観ていたりするのは楽しいかもしれないけれど、時間の使い方としてはもったいないなと思います。
そんなときに、使えるのが、自分だけの時間割を作ることです。おうちの人と相談して、起きる時刻や寝る時刻、宿題をする時間、お手伝いをする時間、テレビを見る時間、ゲームをする時間、お風呂に入る時間など自分だけの時間割をつくって、実行してみてください。

最後は、「日本の伝統文化に親しもう」です。冬休みには、大晦日やお正月、成人式など、日本の伝統文化に触れる機会がたくさんあります。こちらは昨日5年生が作ったしめ縄です。このしめ縄や除夜の鐘、年越しそば、おせち料理、お年玉などにも、一つ一つ意味があります。そのような日本で大切にされてきた文化について親しみながら、それらの意味や大切にされてきた理由なども、調べてみるとよいでしょう。
高学年の皆さんは、外国の年越しやお正月の過ごし方について調べて、日本と比べてみてもおもしろいかも知れません。

コロナに気を付けながら、規則正しい生活をして、日本の伝統文化に親しむ、そんな冬休みを過ごしてください。そして、1月11日、みんなが元気で登校してくることを願っています。

【12/6全校朝会】子どもの権利条約について

今日12月10日は人権デーです。1948年(昭和23年)12月10日、国連が世界人権宣言を採択した日です。

今週の朝会では、子どもの権利条約について話をしました。

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皆さんは「子どもの権利条約」というものを聞いたことがありますか。
これは、18歳未満の子どもの権利を守るために、1989年、今から32年前の第44回国連という世界の平和と安全を守る機関の総会において決められ、1990年に発効しました。日本は1994年にこれに賛成をしたので、日本で子どもの権利条約を守るようになってから27年になります。
子どもの権利条約のうち、皆さんに関わることは40あります。しかし、このことを知っている子供は少なく、私はとても残念に思っています。
今日はそのうちの二つを紹介したいと思います。

まず一つめは、第19条 暴力からの保護です。
「親(保護者)が子どもを育てている間、どんなかたちであれ、子どもが暴力をふるわれたり、不当な扱いなどを受けたりすることがないように、国は子どもを守らなければなりません。」とあります。
「国」というと大げさな感じがするかも知れませんが、鳩森小学校も日本の国が作った教育基本法という法律に則ってつくられている学校なので、「学校が子どもたちを守る」ということもできます。
「子どもが暴力を振るわれる」とは、具体的にはおうちの人から暴力を振るわれる虐待や、学校で先生たちから暴力を振るわれる体罰、子供たち同士のいじめなどがあります。
また、暴力には実際にけがをさせたり、傷を負わせたりするものと、言葉による暴力、すなわち暴言があります。言葉による暴力は、傷やけがのように目に見えない分、やっかいです。実際の暴力も、言葉による暴力も、許されるものではありません。
皆さんは虐待や体罰、いじめから守られなければならない存在なのです。

もう一つは、第12条 意見を表す権利です。
「子どもは、自分に関係のあることについて自由に自分の意見を表す権利をもっています。その意見は、子どもの発達に応じて、じゅうぶん考慮されなければなりません。」とあります。
子供たちの意見は無視できない、大切にしなければならない、ということです。
しかし、先ほどの19条と関係しますが、自由に言った意見が、人を傷付けるものではあってはなりません。

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この後、子供たちにはこの二つの権利を行使して、アンケートに答えてほしい旨を話しました。アンケートとは、東京都教育委員会が例年12月に行っている体罰実態調査です。

また、鳩森小学校の子供たちのTeamsに子どもの権利条約に関するホームーページのリンクを貼っておきました。お子さんとぜひ話題にしていただけると幸いです。

「権利より義務でしょう」とか「権利を与えるとわがままになる」などという話も聞きますが、権利は自分自身を守る大切なものです。機会を捉えて、子供たちと考えていきたいと思っています。

菊の花 その2

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野菊が断崖の岩間から垂れ下がって咲いている姿を模して、1本の小菊を大きな株に仕立てる技法を「懸崖作り」とよびます。(新宿御苑の「菊花壇展」のパンフレットより)

この「懸崖作り」の菊たちが花開いてきましたので、ご紹介です。

1・2年 生活科見学 さつまいも堀り

1年生にとっても、2年生にとっても、初めてのバスに乗っての校外学習です。学校で汚れても大丈夫な服に着替えて、川越にある農園に出掛けました。

農園では、割り振られた場所の山を崩して、さつまいもを見付けます。土を触るのにおっかなびっくりな子、さつまいもが折れてしまうのでは…と心配になるくらい勢いよく引っ張る子、それぞれ頑張りました。

さつまいも堀りの後は、さつまいものツルを使ってリースを作りました。こちらは乾かして、学校で装飾をします。(詳しくは学年だよりをご覧ください。)

雲一つない快晴でしたが、風が強くて心が折れそうになりました。そのような中でも、ルールやマナーを守って、楽しく安全に校外学習をすることができて、立派でした。
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菊の花

正門前の菊です。毎朝、通勤時に「今日はどのくらい花開いているかなあ」と楽しみにしています。
新宿御苑からいただいたもので、本校の植栽ボランティアの方たちによってお手入れされています。
ピンク、黄色、白の順に咲いていますが、全部咲いたら美しいだろうなあと今からワクワクしています。
写真の三倍くらいありますので、お近くを通った際はご覧いただければ幸いです。
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図書委員会の読み聞かせ

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鳩森小では、10月12日から11月5日まで読書月間です。
読書月間の取組の一つとして、図書委員会による読み聞かせをしています。
今日の中休みは、ランチルームで大型絵本「にゃーご」の読み聞かせがありました。
1年生から6年生までが集まって、楽しい時間を過ごしました。

【10/25全校朝会】学芸会に向けて(1)

学芸会まであと1か月を切りました。今週には全てのオーディションも終わり、練習も本格化してきます。表現することが得意な子も、苦手な子も、その子らしく挑戦してもらいたいなと思っています。

私自身、教員生活は20年を超えていますが、担任として学芸会を行ったのはたったの1回だけです。学芸会のない学校にずっと勤務してきたということです。子供時代も学芸会のない学校にいたので、学芸会を経験したことがありませんでした。

担任として学芸会に取り組んだその1回は、自分にとって最後に担任したクラスでもあり、とても印象に残っています。担任していた学年は、1クラス40人の3クラス。全員で120人です。その120人で劇を作るということで、一番大変だったのは、一人に一言ずつセリフを作ることでした。

そのような大きな学校ということもあり、どの学年も同じようなもので、セリフは一言しかないという子がたくさんいました。

その年の学芸会が終わったときに、職員室で話題になった作文がありました。

「最初はセリフが少ししかなくて、こんなことやる意味があるのだろうかと思った。しかし、周りの友達がたった一つのセリフを一生懸命練習している姿を見て、考えが変わった。たった一つのセリフでも、大切なセリフなのだ。それから僕の練習に対する態度も変わった。以前はいい加減に取り組んでいたけれど、自分も一生懸命取り組むようになった。そうしたら、練習が楽しくなった。本番も成功した。みんなで成功を喜ぶことができた。今までで一番楽しい学芸会だった。」

という主旨の作文です。私自身、120人で一本の劇を作るなんて意味があるのかなと半信半疑のところがあったのですが、この作文を読んで学芸会に対する思いが変わりました。

セリフが少ないからやる意味がないのではなく、セリフが少ないからこそ学べることもあるんだと思わされました。劇にとって必要のない役などなく、どの役もその劇を進行するのに必要な役なのです。それは、学校にとって必要な児童などなく、どの児童もその学校に必要な児童であるということにつながります。

オーディションを経て、なりたい役になれた子も、なりたい役になれなかった子もいます。全員が望むとおりの結果を得ることは不可能です。子供たちには、

「やりたい役になれた人は、その役をやりたかった人の分も頑張るという責任があります。やりたい役になれなかった人は、気持ちを切り替えて、与えられた役に真剣に向き合ってほしいと思います。先ほどの男の子の作文ではありませんが、ものの見方を変えると同じことが違うように見えてきます。いい加減な気持ちで取り組むのか、一生懸命に取り組むのか、終わったときに見える景色は違うと思います。どんな役も、その劇にとっては必要で、欠かせない、大切なものなのです。皆さんの頑張りを期待しています。」

と話をしました。ちょっと落ち込んでいた子が前向きになれたら嬉しいです。

【9/6全校朝会】クイズの答えです。

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昨日のクイズの答えです。

【第1問】 
鳩森小学校は、明日で何歳になるでしょう。
答えは、(1)99歳です。
鳩森小学校は、今から99年前の1922年に誕生しました。

【第2問】
鳩森小学校は、名前が何回か変わっています。
このうち昔の名前はどれしょう。
答えは、(1)千駄谷第三尋常小学校、(2)明和国民学校、(3)鳩森国民学校、
全部正解です。

【第3問】
千駄谷が付く尋常小学校は、第五までありました。
千駄ヶ谷第五尋常小学校は、今の何小学校でしょう。
答えは、(3)神宮前小学校です。
千駄谷の地に最初にできたのは、千駄谷小学校です。
もともとは鳩森八幡神社の近くにあったそうです。
第二は、代々木小学校です。
今は山谷小学校と一緒になって代々木山谷小学校になりました。
そして、第三が鳩森小学校、
第四と名前がつくは実はなくて、
最初から穏原(おんばら)小学校と言いました。今はありません。
そして、第五が神宮前小学校です。

令和4年度、鳩森小学校は100周年を迎えます。
新型コロナウイルスの感染状況にもよりますが、
100周年をお祝いするイベントも開催したいと思っています。
詳細が決まりましたら、こちらのホームページでもご案内させていただきます。

【9/6全校朝会】鳩森小お誕生日おめでとう!

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昨日は、夏休み明け最初の全校朝会でした。
お話したいことはいっぱいあったのですが、
本日9月7日は鳩森小の開校記念日ということで、
鳩森小クイズを出題しました。

【第1問】 
鳩森小学校は、今年何歳になるでしょう。
(1) 98歳
(2) 99歳
(3)100歳

【第2問】
鳩森小学校は、名前が何回か変わっています。
このうち昔の名前はどれしょう。
(1)千駄谷第三尋常小学校
(2)明和国民学校
(3)鳩森国民学校

【第3問】
千駄谷が付く尋常小学校は、第五までありました。
千駄ヶ谷第五尋常小学校は、今の何小学校でしょう。
(1)千駄谷小学校
(2)代々木山谷小学校
(3)神宮前小学校

答えは明日掲載します。

【7/20全校朝会】夏休みのおすすめ

今日は、夏休み前最後の全校朝会でした。子供たちには、「夏休みのおすすめ」と題して、三つのおすすめを紹介しました。
1 早寝早起き
2 宿題は計画的に
3 本を読もう
です。

とは言っても、一番は子供たちが安全に過ごせることです。保護者の皆様におかれましても、お子様の健康管理・安全管理をよろしくお願いします。

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さて、いよいよ明日から夏休みです。今年の夏休みは、ちょうど40日です。この40日の夏休みを充実したものにするために、私からは三つのおすすめをします。もしよかったら、挑戦してみてください。

一つめは「早寝早起き」です。
私たちに与えられている時間は、1日24時間です。この24時間を無駄にしないためにも、早く寝て早く起きることが重要です。学校がないからいいやとダラダラ夜更かしをしたり、いつまでもグダグダ寝ていたりするようでは、時間がもったいないです。明日からも「早寝早起き」をしましょう。

二つめは「宿題は計画的に」です。
一つめの「早寝早起き」とも関連しますが、一日のうち、いつ勉強をするのか決めておきましょう。おすすめは午前中です。「後でやろう」と思っても、その「後で」がなかなかやってこないのが人間です。一日のうちのなるべく早い時間に宿題を進めて、後の時間は自由に過ごせるようにしましょう。

三つめは「本を読む」です。
緊急事態宣言が出ているため、今年も旅行などのお出かけが難しいですね。そんなときにおすすめなのが本を読むことです。6年生の教室の前に短歌が貼ってあるのですが、そのなかに「たのしみは 休憩時間に読書して いろんな世界旅する時」というものがあり、私は大変感心しました。私も本を読むのが好きなのですが、「ハリーポッター」シリーズを読めば心はイギリスに、「アルプスの少女ハイジ」を読めば心は100年前のスイスに旅することができます。本は、時間と場所を一気に越えて、私たちをその世界に引き込んでくれます。ぜひ、本の世界を楽しんでください。私もこの夏は、たくさん本を読もうと思います。皆さんも夏休みに読んだ本の中で、おもしろい本があったら教えてくださいね。

それでは、8月30日に元気に会いましょう。

【7/12全校朝会】しあわせはいつもじぶんのこころがきめる

少しでも心の持ちようが変われば……と、がっかりしているであろう子供たちに話した内容です。そんなに簡単に変わるはずはないとも思いつつ……。

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今日から、東京は4回目の緊急事態宣言となりました。5・6生の夏の宿泊行事は中止となり、東京オリンピックも東京が会場となっている協議は、無観客での開催となりました。昨年もそうでしたが、楽しみにしていたことがなくなってしまいました。

子供たちは何も悪くないのに、どうして、こう、大切なものや、楽しみにしていたことが、どんどんどんどん奪われてしまうのだろうと、大変がっかりしましたし、大変腹が立ちました。

でも、そんなときに、いつも思い出す言葉があります。それは、「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」という言葉です。これは、相田みつをさんという書家、筆で字を書くことをお仕事にしている人の言葉です。

自分が不幸か幸せか、それは自分の心が決めるということです。自分の心が幸せだと思えば、その人は誰から何と言われようと幸せだ、ということです。つまらないと思えばつまらなくなるし、楽しいと思えば楽しくなる、これは、いろいろなことに当てはまる言葉だと思います。

私は、せっかく生きているんだから、楽しく過ごしたいし、幸せに生きたいと思っています。だから、自分の心くらいは、自分で守ろうと思っています。

学校の外に出かけることはできなくても、せめて学校の中で楽しく過ごしてもらいたいと思っています。そのためにできることがあったら、全力でしたいと思います。

なくなったものを悲しむのではなく、今あるものに感謝して日々過ごしていけたらいいですね。

もし、がっかりしたり、腹が立ったりしている人がいたら、お話を聞きます。いつでも校長室に来てください。

【7/5全校朝会】「いじめ」について

千葉県での下校中の交通事故、静岡県熱海市での土砂崩れ。大切な尊い命が失われ、ニュースを見るたびに、悲しい気持ちになります。「行ってらっしゃい」と見送った我が子を「ただいま」と迎えることができない…。親としてそんな辛いことはありません。

表題の「いじめ」も、最悪の場合、大切な尊い命を奪うことになりかねない行為です。鳩森だより6月号にも書かせていただきましたが、「いじめ防止対策推進法(平成25年法律第711号)最終改正:令和元年5月24日法律第11号」では、「いじめ」を「児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの」と定義しています。

子供たちには、「いじめは、人の心や体、持ち物を傷付けること」であると伝えました。また、ここで大切なことは、「やられた側がそれを『嫌だ』と思ったら、いじめになる」ということです。いじめた人は「いじめているつもりはなかった」「ちょっとからかっただけだ」「ちょっとぶつかっただけだ」などと言います。しかし、相手が「嫌だ」「痛い」「苦しい」と思ったらいじめなのです。ひどい場合には、「あいつが悪い」と言うこともあります。悪いのは「いじめ」という行為です。相手に原因があるからと言って、相手の心や体、持ち物を傷付けることは許されません。少なくとも、現在の日本の法律ではそうなっています。

鳩森小では、いじめを許しません。もし、いじめられていて辛い思いをしている人がいたら、助けます。必ず味方になります。

6月のふれあい月間では、児童を対象にいじめアンケートを実施しました。

保護者の皆様におかれましては、お子様の様子に変化が感じられるときはぜひ、学校にご相談ください。また、お子様がいじめに関わっていることが分かった場合は、学校からご連絡させていただきます。いじめの解決には、保護者や地域の皆様のご協力が欠かせないからです。


【参考に…】
東京都教育庁資料「どうしたの?」一声かけてみませんか。〜子供の不安や悩みに寄り添うために〜保護者向けリーフレット

【6/28全校朝会】渋谷ワンダフル給食

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今日は、鳩森小初の「渋谷ワンダフル給食」です。

「ワンダフル給食」とは、鳩森小の近くにある服部栄養専門学校と共同で考えた、ワンダフルな給食です。

渋谷ワンダフル給食プロジェクト公式ホームページ

今日の献立は「鶏もも肉の煮込みグレモラータ仕立て」と「マセドアンサラダ」。どちらもイタリアの料理です。「グレモラータ」とは、にんにくとパセリとレモンの皮を細かく切って混ぜたものです。「マセドアン」とは「角切り」という意味です。

どちらも期待どおり!おいしくいただきました。
詳しくは、 「今日の給食」 の写真をご覧ください。

なお、渋谷ワンダフル給食では、普段使われない食材が使われることがあります。献立表をご確認の上、ご心配なことがありましたら担任までご連絡ください。(7月はふかひれとマンゴージュースが使われます。)

【6/14全校朝会】三つの「あ」

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鳩森小学校では、今週からプールでの学習が始まります。
水泳は、全身運動であり、健康な体づくりにはもってこいの運動です。しかし、ちょっとした不注意や悪ふざけから、大きな事故や危険につながります。
そのようなことがないように、プールで学習する際に気を付けてほしい三つの「あ」についてお話しました。

1「あんしんしない」…油断は禁物です。
2「あわてない」…自分のペースで、慌てることなく学習をしましょう。
3「あなどらない」…水を軽く見てはいけません。

この三つの「あ」を守るように指導し、さらに今年度は感染症対策もしながら、安全な水泳指導を行っていきます。

【6/7全校朝会】はらぺこあおむし

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今週は、先日訃報が届いたエリック・カールさんの「はらぺこあおむし」の話をしました。

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エリック・カールさんは「なぜ、こんなにも長い間、この『はらぺこあおむし』は人気なんだと思いますか?」という質問に、「それは、この本が『希望』そのものだからです。子供たちには希望が必要です。小さなあおむしが、美しい蝶に成長し、自分の才能で、世界に羽ばたくことができるのです。」と答えています。

皆さんはまだ子供です。この絵本で言えば、まだあおむしです。将来どのようになるかだなんて、誰にも分かりません。皆さんにあるのは、何にでもなれるという可能性と、まだ何も決まっていない未来です。この蝶のように、自分の才能で、大きく、美しく羽ばたけるよう、今は力を蓄えている時期なのです。

だからこそ、これは苦手、とかこれはできないと決めつけて、可能性の幅をせまくするのではなく、いろいろなことに挑戦してもらいたいなと思います。

そして、いつの日か、この蝶のように、自分の才能で、大きく、美しく、世界に羽ばたいてください。

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お話を考えながら、私の才能は何だろうと考えました。人より秀でていることなんてそんなにないなあと思いつつ、あえて挙げるとしたら「人が好き」ということです。学校で働くにはもってこいの才能です。
 
御家庭でも、お子さんや御家族の「才能」について、話題にしてみてください。きっとそれぞれにきらっと輝く才能があるはずです。

【5/31全校朝会】丈夫な体をつくろう

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緊急事態宣言も延長された中、新型コロナウイルス感染症への対策はもちろんのこと、暑くなってきたので熱中症への対策も必要です。

今日の全校朝会では、身体全体の抵抗力を高めるために、(1)十分な睡眠、(2)適度な運動、(3)バランスの取れた食事を心掛けるようにという話をしました。

小学生に必要な睡眠時間は9〜11時間と言われています。こればかりは御家庭の協力が必要です。寝る前にテレビやスマートフォンなどを見ないようにする、寝る1〜2時間前に15分程湯舟につかる、休日も平日と同じリズムで生活するなど、良質な睡眠をとる多ための工夫もお願いします。

また、朝ごはんを抜くと、脳のエネルギーが不足して集中力や記憶力の低下などにつながります。朝ごはんもしっかり食べさせてください。

【参考に…】
東京都福祉保健局「眠り方改革」
農林水産省「朝ごはんを食べないと?」
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