【1/31全校朝会】はきものがそろうと

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今週の朝会のお話です。

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こちらは、長野県にある円福寺というお寺の和尚さんの残した詩です。
この円福寺では、親がいない多くの子供たちを預かり家族のように育てていましたが、あるとき玄関の靴があちこちに乱れている様子を見て、この詩を作ったそうです。

学校で言えば、玄関に当たるのは昇降口です。学校に来るお客さんが校舎に入って最初に目にするのは、昇降口の皆さんの靴箱です。
もし、靴箱の靴がきちんとそろって入っていたらどうでしょう。心がそろっているんだなあ、気持ちいいなあと思われることでしょう。
もし、靴が落ちていたり、ぐちゃぐちゃに入っていたらどうでしょう。鳩森小の子たちは大丈夫かな?と心配されてしまうかも知れません。
次に靴を履くときに、自分の靴箱を見てみてください。靴がきれいにそろっていたら「自分は大丈夫!」と思ってください。もし、靴がぐちゃっと入っていたら「あれ?焦っていたかな?」と自分を振り返ってみてください。そして、次に履く自分のために、靴をきちんとそろえて入れましょう。

また、学校だけではなく家に帰ってからの自分の行動もぜひチェックしてみてください。
今までちゃんとそろえていなかったな、という人は今日が変わるチャンスです。明日の自分のために、きちんとそろえてあげましょう。
そして、家族の誰かの靴がそろっていなかったらそっと直してあげましょう。「何で俺が?」「何で私が?」と思わずに、家族の平和のために「俺って偉いな。」「私ってすてき!」と思うようにしてみてください。そうすることで、みんなが気持ちよく過ごせますから。お話を終わります。

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昨日は3年生のクラブ見学がありましたが、図書室に先に入っていたボードゲーム・タブレットクラブの上級生たちはもちろんのこと、見学に来た3年生も上履きを脱いだ後にくるっと体の向きを変えてしゃがみ、上履きの向きを変えて端の方からそろえて置いていました。「素晴らしいですね。」と声を掛けたら「全校朝会で校長先生のお話を聞いて、その後にも担任の先生からも話があったからです。」と嬉しい言葉が返ってきました。
自分もみんなも気持ちよく過ごせるように行動できると幸せな気分になりますね。
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