3年生の希望者の皆さんが「社会を明るくする会」に参加しました!元気の良い美しい歌声で社会を明るくしていました!!笹塚小学校全体も夏休み前の大切なまとめの時期です。子ども達が各々の目標を掲げて夏休みの生活に入れるように、教職員一同、全力でサポートしています。

直角って、どんな形ですか?

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4年生の算数・角度の勉強で「1直角、2直角…」という言葉が出てきました。直角=90°誰でも知っていることです。

しかし「直角」という言葉は、実は2年生で学習します。角度の概念を学ぶ前ですから、90°という説明はできませんし、1周の4等分・垂直という言葉も当然使えません。
では「直角」ってどのような形のことなのか、説明ができますか?
2年生では、言葉ではなく実感を伴って理解できるような学び方をします。
実は4年生にもなると「直角=90°」という知識は、クラスの半分以上が学習する前から知っています。この問いを投げかけると、子供たちは戸惑います。何とかして説明しようと四苦八苦し、迷解答・珍解答が続出しますが、2年生で学んだことを思い出せる子はなかなか出てきません。

実は、三角形や四角形の定義でも、同じようなことが起こります。これも2年生で学習するのですが、学年が上がるほど正答率が下がります。
「辺・角・頂点」という言葉を使わずに(三角形や四角形という言葉の後に学習するからです)三角形や四角形を定義できますか?
(「円」の定義でも同様のことが起こります。)

なまじ知識があることで、物事の本質が見えなくなっているのかもしれません。
あえてここで解答例を示すのは、やめておきます。
ぜひ、じっくりと考えてみてください。
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