3月3日(月) 朝会のお話
- 公開日
- 2025/03/03
- 更新日
- 2025/03/03
校長室から
今日は、3月3日ですね。何の日かと聞かれたら、「ひな祭り」と答える人が多いことでしょう。それも当たりです。他には、「桃の節句」とも言います。これを知っている人は、レベルが高いですね。5月5日は「こどもの日」ですが、「端午の節句」とも言います。7月7日は、そう「七夕」ですね。「星まつり」とも言われ、難しい言葉では「七夕(しちせき)の節句」とも言うそうです。では、9月9日は何の日でしょうか。これも難しいですね。正解は「重陽(ちょうよう)」と言って、「菊の節句」とも言います。1000年以上も前に中国から日本へ伝わってきた考えで、2で割り切れる偶数よりも奇数の方が縁起がよいとされ、その奇数の中で一桁では一番大きな9が重なるのはとてもめでたい、ということで「重陽」と呼ばれています。この考えは今の日本にも残っていて、結婚式のお祝いは偶数ではなく奇数の3万円とか5万円を包むことが多いのです。
もう一つ、おもしろいことに3月3日、5月5日、7月7日は、必ず同じ曜日になるという決まりがあります。今日は月曜日ですから、5月5日と7月7日も月曜になります。なぜそうなるのかは、算数の考え方で説明することができますよ。分かった人は、校長先生に教えてください。