【9/2全校朝会】ボッチャ大会

夏休みが明けてすぐの土曜日、ちはと学級の3〜6年生と通常の学級の5・6年生でチームを組んで、ボッチャ大会に出場しました。結果は初出場にしてベスト8!今日の全校朝会では、その報告をしました。

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鳩森小からは、はともりAチームとはともりBチームの2チームが出場しました。

ボッチャは、パラリンピックの競技にもありますが、最初に投げる白いボール、これをジャックボールというのですが、そのジャックボールに一番近いボールを投げたチームに点数が入ります。

鳩森小学校としては、初めての参加でしたが、はともりAチーム、はともりBチームともに、ベスト8になりました!

選手の皆さんの真剣な表情に応援する私たちも思わず力が入りました。ちはと学級の子のミラクルショットや、通常の学級の5・6年生の思いやりにあふれた行動など、鳩森小学校の子どもたちって本当にすてきだなあと思うシーンがたくさんありました。

実は、夏休み中もみんなで集まって練習をしていました。地域の方が練習に来てくださって、ルールを覚えたり、作戦を考えたりしました。試合当日も、応援にも駆け付けてくださって、嬉しかったです。

最後に、私が特に素晴らしかったなと思うエピソードを紹介します。実はベスト8をかけた戦いで審判のミスがありました。パリオリンピックでも審判のことが話題になりましたが、スポーツの世界ではルールを守ることは絶対、審判に従うことも絶対です。人間なので、審判もミスをします。それでも、スポーツをする以上、選手は審判には従わなければなりません。

選手の皆さんは、ミスジャッジに気付きましたが、審判の判断に従って戦い、結果負けてしまいました。その後、納得がいかなかったのか、選手の皆さんは自分たちで審判に話を聞きに行っていました。

私もモヤモヤしていたので、その後に審判に話を聞きに行きました。「子どもたちは納得しましたか?」と聞いたら「はい。ミスを謝罪し、説明を聞き、納得してくれました。」と言っていました。私はまだモヤモヤしていましたが、「子どもたちが納得したならばいいです。」と引き下がりました。

そのときに、すごいなあと思ったのです。審判に従ったこと、納得できないことをちゃんと聞きに行ったこと、それで納得して負けを認めたこと、すべてがすごいなあと思ったのです。

このボッチャ大会は、特別支援学級と通常の学級のメンバーでチームを組む必要があります。また来年もあると思いますので、3・4年生の皆さんにもぜひ挑戦してもらいたいと思います。鳩森小でもお休みの日にボッチャの練習会をしていますので、こちらも参加してみてください。

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何度も言いますが、「すごいなあ」の一言です。ボッチャ大会では、試合になると、大人はアドバイス等、一切することができません。

気持ちを整えて試合に集中し、ミラクルショットを連発するちはと学級の子どもたちも、作戦を考え、お互い励まし合い、重要な場面では「自分が」とボールを投げる通常の学級の子どもたちも、本当にすてきでした。審判に話を聞きに行った後の子どもたちの清々しい顔を見て、まだモヤモヤしていた私は「敵わないなあ」とさえ思いました。

お忙しい中、練習に協力してくださった地域の皆様、試合に送り出してくださり、応援に来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました!

貴重な機会をいただいた大会運営の皆様、対戦相手の皆様もありがとうございました!
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