6月8日(木)給食・揚げナスのみそ汁 ・ししゃものから揚げ ・刻み大豆とごぼうのサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、揚げナスのみそ汁に使われている「ナス」についてお話します。 ナスには、「ナスニン」と呼ばれる栄養素が含まれます。これは、ナスの皮の部分に含まれる紫色の色素のことで、疲労回復や、コレステロールの吸収を抑えるはたらきがあります。またナスは、夏に旬を迎える「夏野菜」です。ナスなどの夏野菜の多くは、体を冷やすはたらきがあります。夏の暑い時期にほてった体を冷やしてくれるため、積極的に食べて欲しい食べ物です。 「ナスニン」は、油と相性の良い栄養素です。そのため今日の給食では、ナスをあらかじめ油で揚げたものをみそ汁に入れています。今日も残さず食べましょう。 6月7日(水)給食・わかまめサラダ ・冷凍みかん ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「スパゲティ・ナポリタン」についてお話します。 「ナポリタン」は、茹でたスパゲティを、玉ねぎ・ピーマン・ベーコンやソーセージなどと炒め、ケチャップで味付けした料理です。西洋料理だと思われがちですが、実は日本で生まれた料理です。 昔ながらの喫茶店にある「ナポリタン」のレシピでは、茹でた麺を一度寝かせ、再加熱のときに麺を炒めるそうです。これは、調理の時間を短縮するために考えられた方法だと言われています。 6月6日(火)給食・とうがんスープ ・豚肉のごまみそ焼き ・じゃこ入りサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「豚肉のごまみそ焼き」に使われている「ごま」についてお話します。 「ごま」は、ゴマ科ゴマ属の植物の「種」の部分を食べています。 ごまの半分は「油」でできています。ごまの中から油を搾ったものが「ごま油」で、この油は、免疫力を高めたり、コレステロールを下げる働きがある、良質な油です。また、ごまには、「ゴマリグナン」という、ごまにしか含まれない栄養成分が入っています。これは、有害な活性酸素から私たちを守ってくれるため、健康を保つ働きがあると言われています。 白いごはんや他のおかずと交互に、よくかんで食べましょう。 6月2日(金)給食・沢煮椀 ・即席漬け ・野菜ジュース(アップル&キャロット) <きょうのきゅうしょく> 明後日は運動会ですね。今日の給食では、「ゲン担ぎ」の「勝つ(カツ)」のちなんで「みそかつ丼」にしました。 「カツ」を勝負の前の日に食べたりすることは、「ゲン担ぎ」といいます。ゲン担ぎの歴史は古く、江戸時代には始まっていたといわれています。これは、「縁起を担ぐ」という言葉が転じて、「ゲン担ぎ」になっていったといわれています。お正月に「おせち」を食べたりするのも、ゲン担ぎのひとつで、行事食には、それぞれに意味と作り手の思いがこめられています。 さて、明後日は皆さんそれぞれが練習の成果を発揮して、よい結果を出せるといいですね。給食室からも応援しています。 6月1日(木)給食・じゃが芋のポタージュ ・トマトきゅうりサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、トマトきゅうりサラダに使われている、「トマト」についてお話します。 トマトは、昔は観賞用の植物で、食べることはしていませんでした。トマトを食べるようになったのは、今から約100年くらい前からだそです。農家や食べ物の会社の人が日々研究を繰り返して、「りりこ」・「あいこ」・「ももたろう」など、色々な新しい種類のトマトが作られました。 トマトは、皆さんの体の調子を整える緑の食べ物の仲間です。トマトに含まれる「リコピン」は、肌荒れを予防したり、生活習慣病になるのを防いでくれたりします。今日も残さず食べて健康な体を作りましょう。 5月31日(水)給食・ほうれん草のバターライス ・鶏のトマトクリーム煮 ・コーンサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、今年初めての「渋谷ワンダフル給食」です。 「渋谷ワンダフル給食」とは、渋谷区と、「服部栄養専門学校」が協力して行う食育のプロジェクトです。 このプロジェクトでは、「学校給食を、新たな料理・味・食材と出会う食育の場とする」ことを目的のひとつにしています。プロジェクトを通して、皆さんの「おいしい」の幅が広がっていくといいなと思います。 今日の献立は、「鶏のトマトクリーム煮とポパイライス」、「コーンサラダ」です。これは、2年前にも出されたメニューで、研究を重ね、さらにパワーアップして登場です。 5月30日(火)給食・もやしの人参のみそ汁 ・魚の照り焼き(さわら) ・ひじきの炒め煮 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、ひじきの炒め煮に使われている「ひじき」についてお話します。 ひじきは、海藻の一種で、海の浅い岩についている若い芽をとり、一度蒸すか煮てから、干して乾燥させたものです。 ひじきにあ、骨や歯を強くする、「カルシウム」がたくさん入っています。また、ひじきを始めとする海藻には、食物繊維がたくさん入っています。食物繊維には、お腹をすっきりさせてくれる働きがあります。 今日の給食の「ひじきの炒め煮」は、ひじき・にんじん・こんにゃく・油揚げ・大豆を油で炒め、砂糖・みりん・しょう油・だしを加えて煮込んでつくりました。今日も好き嫌いせずに食べましょう。 5月29日(月)給食・イタリアンスープ ・スコップコロッケ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「スコップコロッケ」についてお話します。 「スコップコロッケ」は、常磐松小学校で初めて出すメニューです。じゃが芋を茹でてつぶし、炒めたひき肉などと混ぜて作った具を、耐熱容器にしきつめて、焼いて作ります。ふつうのコロッケに比べて、丸めて揚げないため、作るのも簡単でヘルシーなコロッケになります。 本来なら、大き目の耐熱容器などに入れてつくり、スコップですくように取り分けて食べますが、今日の給食では一人分ごとに耐熱カップに入れて作りました。 5月26日(金)給食・卵とトマトのスープ ・ジャンボしゅうまい ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「キムたくチャーハン」についてお話します。 「キムたくチャーハン」の、「キム」は「キムチ」、「たく」は「たくあん」のことです。どちらも漬物で、「キムチ」は韓国の辛味のある漬物のことです。また、「たくあん」は、大根の漬物です。 今日の給食では、キムチ・たくあん・玉ねぎ・しいたけ・ねぎ・豚肉・ピーマン・にらを炒めて、しょうゆと塩こしょうで味付けして、炊いたご飯と合わせて作りました。たくあんがカリカリとした食感なので、よく噛んで食べましょう。 5月25日(木)給食・えのきのスープ ・鶏ごぼうつくね ・野菜のマヨネーズ和え ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「とりごぼうつくね」についてお話します。 「つくね」は、ひき肉や魚のミンチを丸めて、棒や団子の形にして焼いた料理です。 つくねは元々「つくねる」という動詞が由来になっています。「つくねる」とは、「手でこねて丸める」という意味です。 今日の給食では、鶏ひき肉・生姜・大豆・たまねぎ・ごぼう・ねぎをこねて丸めて焼いて、水・砂糖・しょうゆ・お酒・みりんを合わせて作ったタレをかけて作りました。 ごぼうなどの具がたくさん入っていて、かみごたえがあるので、よくかんで食べましょう。 5月24日(水)給食・バンバンジーサラダ ・杏仁豆腐 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「チンジャオロース焼きそば」と「バンバンジーサラダ」についてお話します。 「チンジャオロース」は、中国料理のひとつです。「チンジャオ(青椒)」は中国語で「ピーマン」、「ス―(絲)」は「細切り」のことを意味しています。名前の通り、ピーマンとお肉・たけのこなどを細切りにして炒めて作る料理です。 「バンバンジー」は、これも中国の四川地方の料理です。漢字で「棒(ぼう)棒(ぼう)鶏(とり)」と書きます。焼いた鶏肉を棒でたたいて柔らかくしていたことから、この漢字が使われるようになったといわれています。 今日の給食では、「チンジャオロース」を「中華麺」にのせ、「バンバンジー」を「サラダ」に乗せて、食べるようにしました。どちらも野菜が多く使われていますが、麺やお肉と一緒に食べてみましょう。 5月23日(火)給食・きのこのスープ ・ホキのチリソース ・春雨サラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、きのこのスープについてお話します。 きのこのスープに使われているきのこは、緑の食べ物に分けられます。緑の食べ物は、皆さんの体の調子を整えるはたらきをしてくれます。特にきのこには、食物繊維が入っていて、皆さんのお腹の中をきれいにする働きをしてくれます。 また、きのこには、ビタミンDがたくさん入っています。ビタミンDは、カルシウムを吸収するのを助けるはたらきをしてくれます。そのため、きのこを食べることで、骨や歯が強くなります。ビタミンDは、限られた食べ物にしか入っていないため、今日の給食のきのこも残さず食べ、丈夫な骨や歯を作ることができるとよいですね。 5月22日(月)給食・キャベツと玉葱のみそ汁 ・野菜のごま和え ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「高野豆腐」についてお話します。 「高野豆腐」は何色の食べ物のなかまでしょうか。―――――正解は、赤の食べ物のなかまです。 高野豆腐は、別名「凍り豆腐(こおりどうふ)」とも呼ばれます。名前の通り、豆腐を一度凍らせた後に乾燥させて作る保存食です。一度凍らせることで、スポンジのように中に小さな穴が空いた状態になります。そのため、調理をすると、出汁や調味料がよく染み込みます。 今日の給食では、高野豆腐を使って「そぼろ」を作りました。ごはんと一緒に、よくかんで食べましょう。 5月19日(金)給食・お麩と大根のみそ汁 ・わかさぎのサクサク揚げ ・磯和え ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「ピースご飯」についてお話します。 皆さんは、「ピースご飯」と聞いて、何だと思いましたか?これは実は、「グリーンピース」のことでした。「グリーンピース」は、苦手だという人も多いのではないでしょうか。 「グリーンピース」は、「えんどう」の実を、緑のまだ若い状態で収穫したものです。冷凍や缶詰の状態で、一年中食べることができますが、今の時期が「旬(しゅん)」で、新鮮なものを食べることができます。スーパーなどには、さやつきのものが売られていると思もいます。さやから出して直ぐが新鮮で美味しいため、おススメです。 5月18日(木)給食・野菜のすまし汁 ・切干大根のたまご焼き ・土佐和え ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「切干大根」についてお話します。 「切干大根」は、収穫した「大根」を、きれいに洗ってから細長く切り、干して乾燥させたものです。大根の旬は、12月くらいの冬の時期ですが、乾燥させることで長持ちします。また、天日干しにすることで、栄養も高くなります。なんと生で食べるのに比べ、カルシウムは約22倍、ビタミンB1は約16倍にもなります。 今日の給食では、たまご焼きに「切干大根」を入れて作りました。切干大根の食感で、食べ応えがあると思います。また、味付けには、普段あまり「たまご焼き」に使わない調味料を使っています。何が入っているか考えながら食べてみましょう。 5月17日(水)給食・チンゲンサイスープ ・厚揚げと豚肉のみそ炒め ・牛乳 ★4・5月生まれ誕生日ゼリー(いちご紅茶) <きょうのきゅうしょく> 今日は、「厚揚げと豚肉のみそ炒め」についてお話します。 「厚揚げ」は、何色の食べ物のなかましょうか。正解は、「赤」色の食べ物のなかまです。厚揚げは、豆腐を油で揚げて作ったものです。さらに豆腐は、「大豆」という豆からできています。 「大豆」は別名「畑の肉」と呼ばれるくらい、「たんぱく質」という栄養素が豊富に含まれています。「たんぱく質」は、私たちの「血」や「肉」を作る材料になるので、成長期のみなさんには積極的にとって欲しい栄養素です。 今日は、厚揚げと豚肉・ピーマン・キャベツ・にんじん・椎茸を炒めて、味噌・しょうゆ・酒・砂糖で味つけして作りました。ごはんやスープと交互に、よくかんで食べましょう。 5月16日(火)給食・沢煮椀 ・鶏肉の梅みそ焼き ・即席漬け ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「鶏肉の梅みそ焼き」についてお話します。 「鶏肉の梅みそ焼き」は、常磐松小学校で初めて出すメニューです。「梅(うめ)」は、バラ科サクラ属の、花や実のことをいいます。観賞用と食用のものに分けられ、観賞用のものは「花梅(はなうめ)」、食用にするものは「実梅(みうめ)」と呼ばれます。 「梅干し」は、食用の「実梅」を塩漬けにしたものです。梅干しのすっぱい成分である「クエン酸」には、疲れた体を回復させる「疲労回復効果」があります。今日の給食では、梅干し・みそ・お酒・みりんを合わせて作った梅みそに鶏肉をつけこみ、オーブンで焼いて作りました。運動会の練習で疲れた体を、給食でも疲労回復してみてはいかがでしょうか。 5月15日(月)給食・ビーンズスープ ・アスパラごまドレサラダ ・ココアブラマンジェ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、アスパラガスについてお話します。 アスパラはもともと、南ヨーロッパで作られていた食べ物です。アスパラガスは体の調子を整える、緑の食べ物のなかまです。 アスパラガスの名前の由来は、体でとても大切なはたらきをしている「アスパラギン」という栄養素です。この「アスパラギン」が体の中で「アスパラギン酸」に変わり、色々なはたらきをしてくれます。 アスパラガスを食べると、体の疲れがとれたり、悪いものが体の外に出ていったり、肌がきれいになったりするなどの効果があります。 アスパラガスは、今が旬で、一番おいしく食べることができます。今日も残さず食べましょう。 5月12日(金)給食・こしね汁 ・かぶの甘酢漬け ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、いわしのかば焼き丼についてお話します。 「かば焼き」とは、「身」が長い魚を開いて、骨を取り除いて、焼いたり揚げたりしてから、タレで味をつけた料理のことをいいます。 今日の給食のいわしのかば焼きは、いわしを油で揚げてから、しょうゆ・砂糖・みりんを合わせたタレをかけて作りました。 いわしに限らず魚には骨があります。大きな骨は魚屋さんがとってくれていますが、小さな小骨は残っているときもあります。今日のかば焼きはカリカリに油で揚げているので小さな骨も食べられます。その分、よくかんで食べましょう。 5月11日(木)給食・コンソメスープ ・ハンバーグ ・ポテトのフレンチサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく>食育メモ 今日は、「ポテトのフレンチサラダ」についてお話します。 「フレンチドレッシング」は、「フランス」のことだと思われがちですが、実はアメリカで生まれたものだそうです。昔、アメリカ人のルーシャス・フレンチさんは、極度の野菜嫌いで、何度も「壊血病」という病気にかかりそうになっていました。「壊血病(かいけつびょう)」とは、「ビタミンC」という栄養素が足りない状態が長く続くとなってしまう病気で、ちょっとの衝撃であざができたり、鼻血がでたり、重度の貧血になってしまいます。ビタミンCは、野菜やレモンなどに多く入っています。そんなフレンチさんを心配した奥さんは、なんとかして野菜を食べてもらうために、甘酸っぱい味付けのドレッシングを考案したそうです。皆さんにも、健康に過ごして欲しいので、苦手な食べ物にも挑戦してみて欲しいです。 |
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