2月17日(金)給食・じゃが芋のみそ汁 ・焼肉サラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「ささみと昆布のごはん」についてお話します。 「ささみ」とは、鶏肉の部位のことで、むね肉の近くにあり、牛肉でいう「ヒレ」の部分です。1羽につき2本しかとれない貴重な部位のため、値段が少し高く設定されています。栄養的には、脂肪がほとんどなく、たんぱく質が豊富なため、ダイエット食としても選ばれていますね。 今日の給食では、ささみ肉を蒸して割き、塩昆布と炊いたごはんと枝豆と混ぜ合わせて作っています。 2月16日(木)給食・わかめスープ ・ホキのチリソース ・ナムル ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「ホキのチリソース」についてお話します。 「ホキ」は、主にニュージーランド近くの、深海600m付近に生息する深海魚です。白身魚の一種で、フィッシュフライや、ちくわなどの加工品として、よく使われます。味は、魚独特の癖がないかわりに、うま味も少ないのが特徴です。そのため、濃い味付けにすると相性がいいそうです。 今日の給食では、揚げたホキに、ケチャップベースのチリソースをかけて作りました。ごはんや、他のおかずと交互に食べましょう。 2月15日(水)給食・なめこ汁 ・ポテトサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「和風スパゲティ」についてお話します。 「スパゲティ」は、イタリア発祥の食べ物です。そもそも「スパゲティ」とは、小麦粉を練ってつくる「パスタ」の一種で、ひも状の細長い麺のことをいいます。さらに本場イタリアでは、その麺の太さによっても名前が違うそうで、直径1.9〜2.0mm前後のものを「スパゲティ」、直径1.6〜1.8mm前後のものは「スパゲティーニ」と呼ぶそうです。 そんなスパゲティは、日本に伝わってきて、現在では、色々な味付けや食材を使って食べられています。今日は、味付けに「かつお昆布出汁」と「しょうゆ」を使って、「和風」のスパゲティを作りました。この、「和風○○」という料理は、今日の給食以外にも、色々ありますね。他国の食文化を取り入れ、近くでとれる食材や、馴染みのある味にアレンジして、自分たちの食事に取り入れる文化は、先人たちの知恵の結晶でもありますね。 2月14日(火) 調理の様子給食室では、デザートも手作りしています。 2月14日(火)給食・カントリーサラダ ・ココアマフィン ・ジョア(いちご) <きょうのきゅうしょく> 今日は、「ココアマフィン」についてお話します。 「ココアマフィン」は、本日「バレンタインデー」にちなんだメニューです。 「バレンタインデー」は、元々は、キリスト教圏の国で始まった祝日です。「女性から男性に、チョコレートを贈る日」となっているのは、日本独自の文化で、アメリカでは、男性から女性に花を贈り、ヨーロッパでは、恋人同士でプレゼントを贈り合うのが一般的だそうです。この、日本でチョコレートをプレゼントする文化は、お菓子会社の広告から広まっていったと言われています。 今日の給食では、チョコチップをプラスして、ココアマフィンを作ってみました。 2月13日(月)給食・鶏ごぼうスープ ・ひじき入り卵焼き ・めかぶの和え物 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「めかぶの和え物」についてお話します。 「めかぶ」は「わかめ」の根元のほうにある部分のことをいいます。わかめは、海藻の一種ですが、どれくらの大きさだと思いますか?だいたい、長さ1.5m、幅90cmくらいで、大きいものだと、なんと4mくらいまで成長するようです。 わかめを水につけるとぬるぬるしてきますが、これは「食物繊維」という栄養成分です。食物繊維は、摂りすぎた脂肪分などを、体の外に出してくれるはたらきがあるため、生活習慣病の予防などに役立ちます。是非、積極的にとって欲しい食品のひとつです。 2月10日(金)給食・海の野菜スープ ・かぼちゃの甘煮 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「高野ごはん」についてお話します。 「高野ごはん」の「高野(こうや)」とは、「高野豆腐」のことです。別名「凍り豆腐」とも呼ばれ、豆腐を凍らせて、低温熟成させた後に乾燥させた保存食品です。木綿豆腐から作ると「スポンジ状」に、絹ごし豆腐から作ると「湯葉」のような食感になります。 和歌山県にある「高野山(こうやさん)」で、精進料理として食べるために、この製法が発明されたため、この名前になったと言われています。 高野豆腐は、スポンジ状になっているため、空洞になっている部分に、出汁や調味料がよく染み込みます。どんな食感がするでしょうか。味わって食べましょう。 2月9日(木)給食・豚汁 ・魚のオーロラソースがけ ・野菜のごま和え ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「魚のオーロラソースがけ」についてお話します。 日本で一般的にオーロラソースとは、マヨネーズとケチャップを混ぜたソースのことをいいます。 もともとは、フランス料理で使われるソースのひとつで、ホワイトソースを牛乳でのばしたベシャメルソースに、裏ごししたトマトと溶かしバターを合わせたソースです。フランス語で「オーロラ」は「曙(あけぼの)」、つまり「明け方」のことを意味します。夜明けの空のようなオレンジがかったピンク色のことを「オーロラ色」といい、この色をしたソースであることから、「オーロラソース」といいます。 今日の給食では、マヨネーズとケチャップを混ぜたものを焼いた魚にかけています。よくかんで食べましょう。 2月8日(水)給食・カラフルサラダ ・白玉フルーツポンチ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、カラフルサラダについてお話します。 カラフルサラダは、「緑黄色野菜」という野菜を多く使っています。「緑黄色野菜」は、色の濃い野菜のことで、今日の給食では、にんじん・ピーマン・パプリカが緑黄色野菜です。 緑黄色野菜には、特に「β-カロテン」と呼ばれる栄養素が多く含まれています。β-カロテンは、体の中で必要な分だけ「ビタミンA」という栄養素にかわり、体の皮ふや粘膜を守ったり、視力を維持したりするはたらきがあります。 β-カロテンは、水よりも油に溶けやすい性質があるため、調理をするときに油で炒めたり、油が入っているドレッシングと一緒に食べると、栄養を余すことなく食べることができます。 2月7日(火)給食・お麩と大根のみそ汁 ・キャベツメンチカツ ・わかめとしらすの和え物 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「キャベツメンチカツ」についてお話します。 「メンチカツ」は、豚肉や牛肉のひき肉に、玉ねぎやキャベツなどのみじん切りを混ぜ合わせ、小判型や球状に丸めて、小麦粉・たまご・パン粉をつけて油で揚げて作る料理です。 「メンチカツ」は、明治28年創業の洋食店「煉瓦亭」が発祥のお店だと言われています。煉瓦亭の店主は、創業4年目となる年に、「ポークカツ(とんかつ)」の「ひき肉」バージョンを考案しました。ここで名前をつける際、ひき肉を意味する「ミンスミート」を「メンチミート」と聞き間違えて、「メンチカツ」という名前になったと言われています。 2月6日(月) 給食・春雨スープ ・酢豚 ・牛乳 【2月生まれ誕生日ゼリー】 ・みかんサイダーゼリー <きょうのきゅうしょく> 今日は、「酢豚」についてお話します。 「酢豚」は、中国料理のひとつです。今日の給食では入っていませんが、よく「パイナップル」が入っていることがありますね。これは、パイナップルに含まれる「酵素」に、たんぱく質を溶かすはたらきがあり、お肉をやわらかくしてくれるためです。生のパイナップルをたくさん食べると、舌がピリピリしてくることがありますが、これも酵素のはたらきです。 色々な人に聞いてみても、パイナップル入りの酢豚は賛否が分かれます。皆さんは、パイナップル入りの酢豚と、なしの酢豚、どちらが好きですか? 2月3日(金)給食・大豆しゃりしゃり ・キャベツときのこのみそ汁 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「節分」です。節分とは、「立春」の前の日のことで、暦の上での、冬と春の分かれ目の日のことを指します。季節の変わり目には、病気や災厄がおきやすいことから、それを「鬼」のみたてて追い払うために行われた行事が、「豆まき」の始まりです。豆まきに使う「福豆」を、自分の年か、それより一つ多く食べると、1年間健康に過ごせるといわれています。 また今年は、自分で巻いて食べる「恵方巻き」にしました。今年の「恵方」は、「南南東」だそうです。「手巻きのり」に、「ちらし寿司」や、「きゅうり」を巻いて作ります。「福を巻き込む」という意味がこめられていて、食べるときは、恵方を向いて、だまって食べると良いとされています。 2月2日(木)給食・ねぎのみそ汁 ・豆腐の忍者揚げ ・もやしのおひたし ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「豆腐の忍者揚げ」についてお話します。 「忍者揚げ」は、カレー風味の「がんもどき」のような料理です。「がんもどき」は、豆腐をつぶして、ごぼうやにんじん・ひじきなどと混ぜ、丸めて油で揚げて作る料理です。別名で「飛竜頭(ひりょうず)」とも呼ばれます。がんもどきは、鳥の「雁(がん」)」の肉に味が似ているからこう呼ばれるようになったと言われています。 今日の給食の「豆腐の忍者揚げ」は、豆腐の水気をしぼり、ツナ・にんじん・とうもろこし・こねぎ・片栗粉と混ぜ、カレー粉・塩で味付けし。丸めたものを油で揚げてつくりました。 2月1日(水)給食・さっぱりマカロニスープ ・ポテトチーズ焼き ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、手洗いについてお話します。今月の給食目標は、「食事の前は、ていねいに手を洗おう」です。 皆さんは、給食の前にきちんと手を洗えているでしょうか。給食では、パンなどの「手」を使って食べる食べ物もあります。そのとき、きちんと手を洗っていないと、食べ物と一緒に風邪の菌やウイルスが口の中に入ってしまうかもしれません。 また、手洗いをするときは、きちんと石けんをつけて洗っていますか。水でかるく流しただけでは、手のしわや、爪の間にいる細菌が、手の表面にでてくるため、かえって菌が多くなってしまいます。必ず石けんをつけて、手のひら・手の甲・指の間・指先・手首を洗うようにしましょう。 1月31日(火)給食・華風もやし ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「スープチャーハン」についてお話します。 「チャーハン」は、中国料理のひとつです。お米を炊いて、様々な具材と一緒に炒めたものです。よく似た料理に、「ピラフ」がありますが、これは、生の米と具材を、スープで炊いて作る料理です。出来上がりが似ていても、作り方がまったく違います。 「スープチャーハン」は、お好みで、自分でチャーハンにスープをかけて食べてください。スープと合わせると、サラサラと食べやすいですが、よく噛んで食べましょう。 1月30日(月)給食・きゅうりとかぶの甘酢漬け ・大学芋 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日、「ソフト麺」についてお話します。 「ソフト麺」は、学校給食用に開発された1人分ごとに包装された麺のことです。1960年代に東京都で初めて採用され、その後、関東地方・中部地方・中国地方の一部に広まり、給食で提供されるようになりました。現在は、ソフト麺を加工できる工場が減ってしまったり、1日に作ることができる数量が限られていることから、あまり給食で出ることが少なくなってしまいました。 今日の給食では、肉うどん風の汁を給食室で作りました。食べ方は、麺の袋の上から、2〜4等分に分けてから袋を開け、汁のお皿に入れると食べやすいです。 1月27日(金)給食・鶏肉と根菜のみそ汁 ・とりの竜田揚げ ・キャベツの塩昆布和え ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 昨日ホームアンドスクールでもお知らせしましたが、今日の給食では元々、「くじらの竜田揚げ」を出す予定でした。ですが、近頃の寒波の影響で、「くじら肉」が、給食を作る時間までに届かない可能性が出てきたため、「とりの竜田揚げ」に変更になりました。もしかしたら、皆さんの中には、「とりの竜田揚げ」の方が、うれしいという人もいるかもしれませんね。 以前に、リクエスト給食のアンケートをとったとき、先生方の中には「くじらの竜田揚げ」をリクエストする方もいました。せっかくの「全校学校給食週間」なので、皆さんにも「くじら肉」を食べてみて欲しかったですが、また機会があれば出せたらいいなと思います。 1月26日(木) 調理の様子鮮やかな赤色をしています。 煮込んでいくと馴染みのあるトマトスープのような見た目に落ち着いていきます。 1月26日(木)給食・トマト風ボルシチ ・白菜ごま酢サラダ ・カップケーキ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、ワンダフル給食の献立です。 「ボルシチ」は、「赤いスープ」という意味のウクライナ語が由来とされています。鮮やかな赤色をしたビーツという野菜を使うのが特徴です。「ビーツ」は、見た目はカブや大根に似ていますが、実は、砂糖の原料になる「甜菜(てんさい)」の仲間で、甘味がある野菜です。 また、ボルシチは、「世界三大スープ」のひとつとしても広まっています。他の「世界三大スープ」とは、何なんでしょう?調べてみても面白いですね。 1月25日(水)給食・マーボーじゃが ・春雨サラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「かみかみふりかけ」についてお話します。 「かみかみふりかけ」は、ごはんをよくかんで食べられるように、しらす・塩こんぶ・かつお節を煮込んで、給食室で手作りしたふりかけです。 今週は、「全国学校給食週間」なので、学校給食の歴史についてお話しています。学校給食は、戦後の食料が少なかった時代には、「栄養補給」が主な目的として提供されていました。しかし、食材が豊かになってきた現在は、「栄養補給にプラスして、「食育」の場となっています。 常磐松小学校でも、今日の「かみかみメニュー」や、日本の郷土料理や世界の料理を献立に取り入れたり、季節の行事に合わせたメニューを提供したりして、食文化や栄養について知る機会となるように工夫をしています。 |
|