理解教育

先日の全校朝会での特別支援学級についての校長の話を受けて、ちはと学級の担任が通常の学級にて理解教育を行いました。特別支援学級ではどのような子が、どのようなことを学ぶのか、子どもたちと体験をしながら学びました。今日は5年1組での学習の様子を紹介します。

まずは、ノイズの中で先生の指示を聞き取る体験です(写真1枚目)。子どもたちからは「何を言っているか分からなかったから、怖かった。」「周りの音で聞こえなかった。大事なことかも知れないし、心配になる。」という感想がありました。ちはと学級の担任からは、「聴覚過敏」という言葉とともに、その「怖い」「心配」という気持ちを抱えながら学校に来ている子がいること、そのノイズを軽減するために、イヤーマフをしている子もいるという紹介がありました。話を聞く子どもたちの表情がだんだん引き締まってきます。

次は、軍手をしての体験です(写真2枚目)。子どもたちからは、「全然できないことはないんだけど、いつもよりやりづらかった。」「めくるときに手が滑っちゃって、全然つかめなかった。」「やろうとしてもできなくて、そのままどんどん次に進んじゃうからイライラした。」「物がうまくつまめなくて、ストレスになった。」という感想がありました。ちはと学級の担任からは、学習の中で必要となる動作、例えばプリントを1枚とって後ろに回す、コンパスで円を描くなどが上手にできない子たちがいるとの話がありました。そのために、ちはと学級では、その子のペースに合わせて学習が進んでいること、少人数であること、また手先をうまく動かすためのトレーニングをしていること、という話もありました。

ちはと学級の子どもたちは、日々特別な支援、つまり助けて受けながら、そういった困難さや生き辛さを乗り越えよう、困難さや生き辛さと上手に付き合っていこうと学んでいますが、それだけではなく好きなことや得意なこともあると写真付きで紹介されました。納得いくまで粘り強く頑張る子、好きなことをとことん追求する子……。写真が出ると「○○さんだ!」と子どもたち。「すごい!」「上手!」と自然と声が挙がります。

好きなことや得意なことが生きる力になっていること、うまくいかずに気持ちが乱れているときは、その好きなことや得意なことをして心を落ち着かせていること、そういうときは、何もせずそっとしておくのが最大限の優しさであること……。話を聞く5年1組の子どもたちの表情はとても真剣で、ちはと学級担任の言葉をまっすぐに受け止めていました。「その人の苦手なことに目を向けて非難するのではなく、その人のよいところを見付けられる視野の広い人になってほしい」というメッセージもしっかり伝わったと思います。担任からは、その視野の広さを学級の中でも発揮してほしいというまとめがありました。


子どもたちの書いた学習感想には、「周りが声をかけてあげるのがいいと思っていたけれど、そっとしてあげることがよいということを知り、そっとすることも優しさなんだな思いました。」「ちはと学級の友達=かわいそうな人というイメージがあったけど、今日の授業を通して、ただ必要な支援が多いだけでみんなと全く同じなのだと知りました。支援が必要な部分ばかり見て蔑むのではなく苦手な部分も得意な部分も広い視野で見て生活できたらいいなと思いました。」「ちはと学級の友達の皆には、私たちとより少し苦手なことが多いけど、その分、みんなが絶対できるとは限らないことができていてすごいと思いました。もっと仲よくなりたいです。」などなど、読んでいて胸が熱くなるような感想が書かれていました。

夏休みには、通常の学級とちはと学級と一緒に宿泊に行きます。豊かなかかわりが期待できる学習となりました。
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【7/8全校朝会】パリオリンピック壮行会に行ってきました!

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今日の全校朝会では、先週行われたパリオリンピック壮行会の報告をしました。(写真は原宿外苑中学校の校長先生からいただきました。)

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先週の金曜日にパリオリンピックの壮行会が、東京体育館で開かれました。今日はその報告をしたいと思います。

4・5年生の皆さんは、とても緊張したと思います。私は、4・5年生の皆さんの後ろでしゃがんでいただけなのに、すごく緊張しました。そのような中、4・5年生の皆さんは、自分を信じて、仲間を信じて、大きな声で、「頑張れ!」という気持ちをこめてエールを届けることができました。その気持ちは選手にしっかりと伝わっていたと思います。

壮行会の最後に、パリオリンピックの開会式で日本の旗を持つ旗手、フェンシングの江村美咲選手、はこんなふうに言っていました。

「本当にたくさんのエールをいただき、ありがとうございました。今日皆さんのエールをいただいて、これまで本当に辛いことだったり苦しいことの方が多かったんですけど、これまで頑張ってきて良かったなって思いましたし、まだ試合をやってないのに、涙が流れそうになりました。どれだけ準備をしていても怖いです。ですが、皆さんの応援を今日いただいて、自分を信じるって難しかったんですけど、自分だけじゃなくて、みんなも信じてくれているし、あとはみんなから貰ったエネルギーを、試合でぶつけるだけだと思うことができました。本当に悔いのないように、全部出しきって、戦う姿を皆さんに届けたいと思います。」

江村選手は、フェンシングの世界選手権で2度も金メダルを取った、世界で一番強い選手です。それなのに「怖い」って思うんだなと驚きました。戦うのは怖いです。それは私たちと一緒なんだなとも思いました。負けたらどうしよう、失敗したらどうしようと考えて不安になるのも分かります。でも、それを吹き飛ばすのは「自分を信じる」ということ、そしてその「自分を信じる」という思いを支えるのが、応援の力なんだなということを改めて感じました。

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冒頭でも話しましたが、子どもたちは、本当に緊張したと思います。そのような中、一生懸命エールを届けた子どもたちを誇りに思います。

私の目の前には体操の日本代表の選手が座っていましたが、みんな笑顔で子どもたちのエールを受け取ってくれました。5年担任の前にいた女子バスケットボールの選手の中には、涙を流す選手もいたそうです。

選手を身近に感じて、よりパリオリンピック・パラリンピックが楽しみになりました!貴重な機会をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

セーフティ教室

東京都都民安全推進部 ファミリーeルール事務局の方を講師に招いて、インターネットやSNSの危険性を知り、正しい使い方を学ぶためのセーフティ教室を開催しました。

低学年の部では、「ネットのおやつ」と題して、
「お」くらない
「や」りすぎない
「つ」くってみよう
というお話を伺いました。

「送らない」は、個人情報についてです。たくさんの人がいる街の中でできないことは、インターネット上でもやってはいけないということでした。また、「やりすぎない」では依存症の話、「つくってみよう」ではルール作りの話がありました。ルール作りでは、使う時間や使う場所を決めるとようにするとよいというアドバイスをいただきました。

高学年の部では「使えてる?ネット・スマホをスマートに」と題して、スマート(かしこい・かっこいい)フォンのかしこい・かっこいい使い方について考えました。使っているはずのスマホに使われている・コントロールされている・支配されていることはないでしょうか。

大切なことは
「行動の結果をイメージする」
「法律・ルールを守る」
の二点です。子どもでも、「知らなかった」では済まされません。

インターネットの特徴である「公開性」「拡散性」「記録性」を常に意識して、かしこい使い方をしていきましょう。

また、時間についての話も伺いました。自分が自由に使える時間をどう使うか、夏休み前にじっくり考えてみるのもよいと思います。

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【7/1全校朝会】オリンピックを感じ かかわり つくる!

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情報が前後しますが、オリンピックの壮行会でクラップエールのパフォーマンスをするにあたり、応援団長の松岡修造さんが本校に来て、特別授業をしてくださいました。

7月1日の全校朝会では、その特別授業のことを話し、4・5年生にクラップエールを披露してもらいました。

情報を解禁できるようになったので、ホームページにも紹介します。

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さて、いきなりですが、問題です。7月26日から8月11日まで、ある大会が開かれます。それは……そう。パリオリンピックです。今週の金曜日にパリオリンピックの壮行会が、東京体育館で開かれます。

そこで、鳩森小学校を代表して、4・5年生の皆さんが、壮行会という、選手を励ます会に出席します。

そこには選手だけではなく、6000人くらいの小学生や中学生、一般のお客さんが集まるのですが、そのときに流れる映像を、先週の月曜日に撮影をしました。実は、松岡修造さんが来てくれて、4・5年生に特別授業をしてくださったんです。

こちら(写真)は、松岡修造さんからのメッセージです。ぜひ、オリンピックを見て、何を感じ、オリンピックに関わり、オリンピックを一緒に作ってほしいということです。例えば、家でテレビで観て応援することも、オリンピックに関わっていることになりますし、一緒にオリンピックをつくっていることにもなります。そして、選手の戦う姿や、頑張る姿、あきらめない姿を見て、感動したり、自分も頑張ろうと思ったりと、いろいろなことを感じてほしいです。

また、その他にも、松岡修造さんはいろいろと話をしてくれたのですが、私が印象に残った言葉を二つ紹介します。

一つめは「良心に聞く」です。スポーツには、必ずルールがあります。そのルールに従って、プレイをします。なので、ルールを守ることは絶対です。ルールを守るときに必要になってくるものが、この「良心」です。スポーツをしていても、していなくても、私たちが生活するこの社会には、また学校にはルール、きまりがあります。今の自分の行動は正しいかどうか、いつも自分の良心に聞いてみてください。迷ったときは、「私はこう思うんだけど、間違っているかな」と誰かに相談してみてください。

そして、もう一つが「夢中になろう」です。皆さんは、何か夢中になっているものはありますか。「パリオリンピックを夢中で応援する」というのもいいかも知れません。

また、8月28日から9月8日までパリパラリンピックも開催されます。こちらも楽しみですね。

パリオリンピック壮行会

昨日、東京体育館で行われたパリオリンピック壮行会に4・5年生が参加してきました。

東京体育館に近い学校ということで、選手の前でクラップエールを行うという大役をいただき、練習を重ねてきました。

とても緊張したと思いますが、大きな声と笑顔で、選手に勇気を届けることができました。
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生け花教室

鳩森小では、年3回、講師の方をお招きして、放課後に「生け花教室」を実施しています。参加できるのは、事前に申し込みをした4〜6年生の有志児童です。

今年度もすてきな花を前に、ウキウキワクワクの子どもたち。教えていただいたことを生かしながら、子どもらしい完成で生けていきます。
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【7/3音楽朝会】ほしまつり

7月7日は七夕、ということで、今月の歌「ほしまつり」を全校児童で歌って、演奏して、楽しみました。

1回目は普通に、楽譜どおり歌いました。5・6年生のエリアから美しい歌声が聞こえてきます。

2回目は、出だしのところで3・4年生が追いかけるパートを歌い、ハーモニーを楽しみました。

3回目は、3・4年生は追いかけパートのまま、1・2年生が振付をし、さらにサビのところで4年生がリコーダーを演奏しました。リコーダーの学習を始めて1年、とっても上手になりました!

また、星柄のTシャツを着ていた児童にウインドチャイムを担当してもらい、楽しい「ほしまつり」となりました。
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芝生のメンテナンスをしました。その2

写真の続きです。上から、芝の苗づくり、芝刈り、芝刈り機の試運転です。

芝を刈ると、校庭から草のよい香りがしてきます。

子どもたちが気持ちよく芝生の上で遊べるのも、鳩森グリーンコミュニティの皆さんのおかげです!この場を借りて、お礼申し上げます!
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芝生のメンテナンスをしました。その1

国立競技場から芝生を譲り受け、校庭の芝生のメンテナンスを行いました。

普段は、鳩森グリーンコミュニティの地域の方や保護者の方にほぼお任せしている芝生ですが、TLD(Teacher's Learning Day)を活用して、芝生のメンテナンス作業を体験しました。

写真は上から、芝生を敷いているところ(1枚1枚重いのですが、こちらも鳩森グリーンコミュニティの地域の方や保護者の方が運んでくださいました!感謝です!)、芝生が生えていないところに穴を開けているところ(この後、花壇で育てている芝を植えます。)、水はけをよくするために穴を開けているところです。
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【6/24全校朝会】いじめについて

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ふれあい月間における講和ということで、今回はスライドを用いて、いじめについて話をしました。鳩森だより6月号の一番下に書いた箇所です。子ども向けに少し言葉を分かりやすくして説明しました。

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6月はふれあい月間ということで、先週はたてわり給食やたてわり班遊びなど楽しい時間を過ごせたことと思います。

さて、6月最後の朝会と言うことで、今日はいじめについてお話をします。

いじめというと、例えば、「無視」、そこにその人がいるのにいないように振る舞うこと、これは難しい言葉で言うと人権侵害ですね。また、「悪口」や「うわさ話」も、その人に直接言えばいいのに、いないところでその子のことを悪く言うこともいじめです。それに、「殴る・蹴る」という暴力もいじめになります。それに「いじり」など、おもしろおかしく、ある子のことを言ったり笑ったりすることもいじめです。本当におもしろいのかなと思うときもあります。このほかにも、いじめはいろいろとあるかも知れません。確認ですが、いじめは、やられた人が「嫌だ」「辛い」と思ったときに、いじめとなります。

さて、いじめとは、「いじめられる人」と「いじめる人」の二つの関係だけで行われるものではありません。これは知っておいてください。そこには「観客」といって、いじめを笑ったり、はやし立てたり、いじめを許すような雰囲気をつくったりするような人たちがいます。また、「傍観者」と言って、周りで見ていて、何もしない、見ているだけという人たちがいます。この「いじめられる人」「いじめる人」「観客」「傍観者」全てが、いじめに関わっている人ということができます。

鳩森小の皆さんには「いじめられる人」や「いじめる人」はもちろんのこと、「観客」や見ているだけの「傍観者」にはなってほしくありません。

私がお願いしたいのは、「いじめられる人」と「いじめる人」の間に入って「やめなよ」と言っていじめを止める「仲裁者」、もしくは大人に相談をする「相談者」です。「仲裁者」は少し難しいかも知れません。私も人生で一度だけしかできたことがありません。小学校6年生のときに、男の子たちが女の子に悪口を言っていたので、その女の子がかわいそうというよりも、その男の子たちに腹を立てて、「やめなよ」と言ったことがあります。でも、もし、直接「やめなよ」と言うことが難しかったら、誰かにそのことを教えてください。よく先生に言うことを「チクる」と言いますが、いじめにおいて、チクりは正義です。鳩森小学校の先生たちは、いじめを絶対に許しません。いじめと本気で戦います。だから、皆さんの周りにいる先生たちに相談してください。もちろん私でもいいです。また、皆さんの帰りを待っているおうちの人に相談してもいいです。ぜひ、ここにいる皆さんで、いじめをなくしていきましょう。

たてわり遊び!

たてわり給食週間の最後は、昼休みを拡大して、たてわり班遊びをしました。6年生がリーダーとして頑張っていました。みんなのいい笑顔が見られて嬉しかったです。
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【6/19音楽朝会】にじ

今月の歌は「にじ」でした。音楽朝会では、全校児童で合唱をしました。5・6年生が美しい声で上のパートを担当してくれました。
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たてわり班給食!

6月はふれあい月間ということもあり、今週はたてわり班給食を実施しています。

それぞれのたてわり班ごとに5・6年生が給食当番となり、配膳をします。頼もしいですね。

金曜日の昼休みは、拡大昼休みにして、たてわり班遊びをする予定です。
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【6/17全校朝会】ちはと学級宿泊行事

先週は、ちはと学級の4・5・6年生が参加する赤城移動教室がありました。渋谷区には特別支援学級が7校に設置されていますが、その7校の仲間と共に行ってきました。私も学園長として参加しましたので、今週の朝会では、活動の様子の写真を紹介しながら、その報告をしました。

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1日目は鉄道博物館に行き、夜はキャンドルファイヤーをして、交流を深めました。

2日目はぐんまこどもの国でサマーボブスレーをしたり、おもしろ自転車に乗ったり、アスレチックをしたりとたくさん体を動かしました。夜は「おたのしみだしもの会」が開催され、各学級の出し物を楽しみました。ちはと学級は、「お名前ビンゴゲーム」をプロデュース。大変盛り上がりました。

3日目は大胡ぐりーんふらわーぱーくにて、動物のエサやりや虫探し、アスレチックを楽しみました。お昼を食べた後は、さようならの会をしました。この3日間ですっかり仲よくなった他校の友達との別れはさみしかったです。またどこかで会えたら嬉しいなと思いました。

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また、報告の後には、「特別支援学級」についても少し話をしました。

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ちはと学級は特別支援学級といいます。1組の子たちと比べたら苦手なことやできないことが多く、学校生活の中で困ることも多いかも知れません。そんなときは、優しい気持ちで接してもらえたら嬉しいです。

でも私たちはみんな、得意なこともあれば苦手なこともあります。そういう意味では、私たちは平等です。得意なことを伸ばそうとしている、苦手なことをできるようになろうと頑張っている、そういう意味でもやっぱり平等です。これからも鳩森小の仲間として、一緒に成長していってもらえたら嬉しいです。

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言葉にすると少し物足りないような気がしてしまいました。きっと子どもたちの方が、普段一緒に学校生活を送る中で、当たり前のように分かっているとも思っています。

なお、ちはと学級の宿泊の様子は、ホームページのパスワード保護ページにて公開しています。保護者の皆様には、ホーム&スクールにて、IDとパスワードをお知らせ済みですが、ご不明な方はお問い合わせください。
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【6/10全校朝会】プール開き

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6月10日は、全校朝会の後にプール開きがありました。全校朝会の話も、プールでの話をしました。

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今週から、プールでの学習が始まります。

水泳は、体全体を使う、全身運動であり、健康な身体作りにはもってこいの運動です。しかし、ちょっとした不注意や悪ふざけから、大きな事故につながったり、危険な目に合ったりすることがあります。鳩森小の皆さんには、危険な目にあってほしくありません。そこで、「三つのあ」のお話をします。毎年話しているので、覚えている人もいるかも知れませんが、プールで学習するときに絶対に守ってほしいことです。よく聞いてください。

一つめの「あ」は「安心しない」。プールには、いつでも危険があるんだということを忘れないでください。

二つめの「あ」は「あわてない」。教室からプールへ移動するときや、特にプールサイドで、慌てて走ってけがをする、ということがないようにしてください。

三つめの「あ」は「あなどらない」。難しい言葉ですが、「あなどる」とは「相手を低くみてバカにする」という意味です。水なんて怖くない!へっちゃらだ!と思っている人もいるかも知れません。人間は、どのくらいの水の深さで溺れると思いますか。

(1)私のいる舞台の高さくらい。
(2)舞台の横にある階段の半分くらい。
(3)舞台の横にある階段の1段目くらい。

実は、正解は、全部です。東京消防庁のホームページを見ると、子供は10センチメートルの高さで溺れると書いてあります。水を甘くみてはいけません。この甘くみないということが、あなどらない、ということです。

少し怖くなった人もいるかも知れませんが、この三つの「あ」を守って、先生の話をよく聞けば大丈夫です。安全に学習をしていきましょう。

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プール開きでは、それぞれの学級の代表児童が、今年度のプールでの学習で頑張りたいことを発表しました。どの子も堂々と発表することができました。

そして、今日、ちはと学級が一番乗りでプールに入りました。楽しく安全に学習をしていました。

【1・2年生】遠足

先月の終わりに、1・2年生で新宿御苑に遠足に行きました。

たてわり班ごとに記念撮影をした後は、たてわり班ごとにオリエンテーリングをしました。新宿御苑の中で一番背の高い木を探したり、バラの前で写真を撮ったりしました。2年生が地図係、タブレット係となって1年生をリードしてくれました。

1時間半(それでも時間が足りませんでした!)のオリエンテーリングの後は、たてわり班ごとに遊びました。鬼ごっこやハンカチ落とし、だるまさんがころんだなど、それぞれの班で話し合って決めた遊びを楽しみました。

2年生がよきリーダーとして1年生に優しく接している姿が印象に残っています。1年生も笑顔いっぱいでした!
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【6/3全校朝会】ふわふわ言葉とちくちく言葉

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頑張ったスポーツフェスティバルも終わり、6月になりました。

6月は雨の日が多くなります。植物には嬉しい季節ですが、人間にとっては、太陽の光を浴びられず、気持ちが落ち込みやすくなります。頭が痛くなったり、何となくだるいなあという人もいるかもしれません。そういう人は、水分をこまめに摂ること、また耳を上や下や外側に軽くひっぱったり、餃子みたいにたたむと楽になると聞いたことがあります。

さて、話を戻しますが、6月は気分が落ち込みやすいこともあり、いじめが起きやすい時期でもあります。なので、東京都では、6月を「ふれあい月間」として、いじめをしないようにしようという取り組みを行っています。

そこで、6月の全校朝会では、いじめについてお話をしていきたいと思います。今日は、「言葉」について話します。

みなさんは「ふわふわ言葉」と「ちくちく言葉」を聞いたことありますか。「ふわふわ言葉」は、心にふわふわっと優しく届く言葉、「ちくちく言葉」は、心にチクチクと刺って心が痛くなるような、心が傷付くような言葉です。

例えば、ちょっと遅くなった友達に「早くしろよ!」と言うのは、「ふわふわ言葉」でしょうか、「ちくちく言葉」でしょうか。

そうですね。今、校長先生が「早くしろよ!」と言うのを聞いて、ちょっと嫌な気分になった人もいると思います。「ちくちく言葉」ですよね。では、みなさん、「早くしろよ!」を「ふわふわ言葉」に変身させることはできますか。例えば「大丈夫?」と聞いてみたり、「みんな待ってるよ」と優しく教えてあげたり、「手伝うことある?」と提案してみたり、といろいろありそうです。

私は、鳩森小が「ふわふわ言葉」であふれたらいいなと思っています。それと、私たちの口から出る言葉は、誰かを勇気付けたり、誰かを励ましたり、誰かを助けたりと人を生かすこともできれば、誰かを傷付け、誰かを攻撃し、最悪の場合、人の命を奪うこともできます。皆さんには、人を生かすことのできる、正しい言葉の使い手になってほしいとも思っています。

そのためにも、今月は、「ふわふわ言葉」を意識して使っていきましょう。もし、「ちくちく言葉」を使っている友達がいたら「今の、ちくちく言葉だったよ」と優しく「ふわふわ言葉」で教えてあげてください。

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こういう話をするとき、まずは自分自身が気を付けていかないと!と自戒の念をこめながら話をしています。毅然とした態度で、しかし笑顔でかつ「ふわふわ言葉」で、子どもたちを導ける存在になりたいです。

鳩森スポーツフェスティバル開催します!

本日は予定通り、鳩森スポーツフェスティバルを開催します。

熱中症予防対策をして、御観覧ください!熱い声援をよろしくお願いします!
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スポフェスの応援団、頑張っています!

月曜日が雨だったので、今日から全体練習が始まりました。今日は開会式・準備運動・応援・閉会式の練習をしました。

昨年度から復活した応援団。今年度は5年生の人数が多いこともあり、迫力がありました。応援団は、鳩森小みんなの応援団です。当日も鳩森スポーツフェスティバルを盛り上げてくれることでしょう!

それにしても、応援団だけが頑張るのではなく、応援団以外のみんなが応援団の頑張りに応えるように、声を出して頑張っていました。今日は高学年の席から見ていたのですが、高学年のこのような「当たり前のことを当たり前に、いやむしろ楽しんでやる」姿を目にすると、清々しい気持ちになります。
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【全校朝会5/20】スポフェスに向けて その2 スローガン

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先週は、鳩森スポーツフェスティバルに向けて、みなさんが、練習を頑張る姿をあちこちで目にしました。

土曜日には、原宿外苑中学校の体育祭を観に行きました。鳩森小の卒業生たちが活躍する姿を観て、とても嬉しくなりました。一生懸命走る姿も、全力で踊る姿も、どれもすてきでした。

さて、そして、いよいよ、今週末は鳩森スポーツフェスティバル。みんなの番ですね。今日は一つだけ、アドバイスをします。それは、皆さんは本番、誰にどんな姿を見てもらいたいですか、見せたいですか、というものです。

一生懸命な自分をおうちの人に見てもらいたい、かっこいい姿を幼稚園や保育園の先生に見てもらいたい、6年生として頑張っている姿を卒業生たちに見て安心してもらいたい、など、一人一人思いは違うと思います。でも、それでは向いている方向がバラバラです。

けれど、私たちにはみんなで決めたスローガンがあります。覚えていますか?「協力 全力 やりぬく力 鳩森スポーツフェスティバル」です。このスローガンにある「協力」と「全力」と「やりぬく力」。これこそが、皆さんが本番にお客さんに見せる姿です。

「協力」は分かりますね。友達と一緒に力を合わせて頑張ることです。「全力」もいつも言っているので分かると思います。自分のもっている力を全部出し切ることです。「やりぬく力」は少し難しいかも知れませんが、途中で諦めないで、最後までやり抜くということです。この三つを合わせると、友達と一緒に、自分のもっている力を全部出し切って、諦めないで最後までやり抜く、ということになります。その姿を見せることができたとき、鳩森スポーツフェスティバルは成功するでしょう。楽しみにしています。
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