【5/1全校朝会】憲法記念日

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昨年度はゴールデンウイーク前に「こどもの日」について話をしました。それと比べると難しい内容かとは思いましたが、子供たちはよく話を聞いてくれました。

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さて、4月29日からゴールデンウイークが始まりました。先週の土曜日4月29日は昭和の日、明後日の5月3日は憲法記念日、5月4日はみどりの日、5月5日はこどもの日です。こういう○○の日という、カレンダーの数字が赤くなっているお休みを「祝日」と言います。

今日はその「祝日」のうち「憲法記念日」について、お話したいと思います。今の日本の憲法「日本国憲法」は、今から76年前の5月3日からスタートしました。76年前と言えば、戦争が終わり、新しい、平和な日本を作ろうとしていたころです。この「日本国憲法」には、3つの原則があります。

一つめは「国民主権」です。私たち国民が、日本という国の主役であるということです。これを鳩森小に置き換えると、学校の主役はみなさんであるということです。

二つめは「基本的人権の尊重」です。基本的人権とは、私たちが、人間らしく、自由に幸せに生きるために生まれたときからもってい力のことです。これは、最大限、尊重されなければいけません。「基本的人権の尊重」は、鳩森小でも大切にしています。ただ、気を付けてほしいのは、自由だから何でもしていいということではありません。憲法にも、この力を「自分勝手に使ってはいけない。世の中の人全員の幸せを考えて使う必要がある。」とあります。例えば、「休み時間、早く校庭に行って遊びたいから廊下を走っちゃえ!」と考えて、廊下を走ると、他の人たちの迷惑になりますし、危ないです。自分のやりたいことが、やっていいことなのか、悪いことなのかはしっかりと考える必要がありますし、皆さんの基本的人権を守るためにルールや法律があるわけです。

三つめは「平和主義」です。どんなことがあっても、戦争をしてはいけないということです。これを鳩森小に置き換えると、どんなに嫌なことがあっても、いじめや暴力で解決しようとしてはいけないということです。暴力は、実際に人の体を傷付けたり、言葉で人の心を傷付けたりすることです。「あの子がむかつくから、みんなで無視しよう」というようないじめも、暴力です。では、どうやって解決すればよいのか。それは、話し合うことです。「こういうことされて嫌だったから、やめてね。」と言葉で伝えることが大切です。

みんなで協力して、平和な鳩森小をつくっていきましょう。
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