カマキリの卵 孵化

振替休業日のはずだったのに運動会が1週間延びたため普通の月曜となった5/29。玄関のカマキリの卵が一斉に孵化していました。気付いた子供たちの反応は様々。見たことのないカマキリの大群に虫好きの子たちは「すげぇー!」。虫がちょっと得意ではない子たちは、そのウジャウジャ加減に「気持ち悪ーい!」。「孵化して数日後から自分でエサを捕獲するようになる」とあったので、共食いさせてしまうのもなんだし、といって、これだけの幼虫分のエサを確保することもできないし…というわけで、1週間だけウジャウジャ状態を展示した後、卵を見付けた公園に担当が逃がしに行きました。あれから3週間…実は、一匹だけ理科室で飼育を続けています。生きている虫しか食べないカマキリの気になるエサは…爬虫類の生餌として売られているヨーロッパイエコオロギ。音色を楽しみに大切に育てられているスズムシたちと、エサとして育てられてきたコオロギたち。なんだかちょっと複雑な心境ですが、私たち人間も牧場では牛や豚を見て「かわいい!」と言い、焼肉屋さんでは「おいしい!」と言っていることを考えると、カマキリだけを悪く言うわけにもいかなそうです。つい先日、栄養士さんが作ってくださった「いただきますの意味」という資料で「いただきますは命をいただくという意味だ」と学んだばかり。様々な命をいただいて自分の命をつないでいる私たち。少し大きくなって色も緑色になってきたこのカマキリくんは、私たちにとても大切なことを気付かせてくれているようです。
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