12月18日 本日の給食![]() ラ・フランスは10月から12月ごろが旬の時期になります。収穫時期が短く、期間限定のフルーツと言えます。山形県が主な産地になります。ラフランスは採ったばかりのものはおいしくありません。追熟いう作業をすると、独特の芳醇な香りがたち、おいしくなります。 他の果物と比べて栄養価も高いです。ビタミンC、食物繊維、カリウム、ペクチンなどが多くふくまれ、免疫力向上、美肌効果も期待できます。 その時期その時期の、旬のものを食べることは、免疫力をあげるのも非常に効果的です。ぜひ旬を探しながら、普段の食事に取り入れてほしいと思います。 足りなかったかな?と思わせるほど、からっぽの食缶が返ってきました。たくさん食べて、たくさん運動し、適正な睡眠をとり、体をしっかりと作っていきましょう! 12月15日 本日の給食![]() フランスの家庭料理のポトフは、肉と野菜からひきだした、だしをベースにシンプルな塩こしょうで味つけをします。簡単なようで、非常に奥深い料理の一つだと思っています。 肉と野菜から丁寧に引き出すスープは、日本でいう「うま味」を抽出する作業と非常に似ています。日本のだしをとるように、フランスではブイヨンなどのだし汁を大切に料理をしていきます。 日本のかつおだし、こんぶだし、のみならず一番だし、二番だしなど用途で使い分ける日本料理のように、フランス料理にもスープの種類にも「フュメドポワソン」や「フォンドボー」「ク―ルブイヨン」など用途に分けてとる様々なだしがあります。 「おいしい!」をたくさんいただき、うれしく思います。生徒さん好みの献立になりました♪ 12月14日 本日の給食![]() きつねといえば油揚げ・・・どういう由来なのか、調べてみました。(諸説あります。) 日本では昔から農業を行い、暮らしています。農作物を荒らすネズミは害を及ぼす存在ですが、そのねずみや野兎、鳥などの生き物を食べるきつねは人々にとってありがたい存在だったようです。きつねの後部tは、本来ねずみを油で揚げたものだったようですが、仏教の影響を受け、油で豆腐を揚げた「油揚げ」を供えるようになっていき、きつねは油揚げが好き、というように伝わっていったとされています。 今日もおいしく完食してもらえたので、よかったです。 12月13日 本日の給食![]() 寒い季節には、お鍋、お鍋といえば白菜も欠かせない野菜ですね。白菜は、関東の茨城県で生産が盛んにおこわなわれています。もともとは、中国が原産の野菜で、アジアを代表する野菜でもあります。「チャイニーズ・キャベツ」とも呼ばれているそうです。 白菜の白い部分にできるごまのような黒点を見ることがありますが、これは病気や虫食いではありません。見た目で敬遠されがちですが、ある方がおいしくて甘いともいわれています。ポリフェノールが褐色に変化したからできるものです。 白菜にも花言葉があり、葉が抱きあうように重なり合うことから「固い約束」なのだそうです。 12月12日 本日の給食![]() 今では普通に手に入るにんにくも、江戸時代には高級品でした。「にんにくは悪臭甚だしいが、効能が多いので、人家に欠くべかざるもの」という書物もあるほどに、薬効の面では重宝されたようです。明治時代になり、西洋の肉料理が広まることで、さらに広まり、愛される食材になったといわれています。 電子レンジで加熱すると、匂いも消えますが、酵素や栄養も消えてしまうので、にんにくの効果も薄れていしまうということになるので、一長一短ですね。 魚料理も本当によく食べてくれる広尾中の生徒さんです。 12月11日 本日の給食![]() 今日のおこわに使っているのは、「大山鶏」です。鳥取県の銘柄鶏です。名水のわきでる大山のふもとで、種鶏の育成、孵化、生産、処理に至るまで一貫して生産体制がとられている鶏になります。料理界では、おいしいのでよく使われ、有名な鶏でもあります。 甘酢煮も酢のさっぱりした味が後をひくように出来上がりました。 どのクラスもほぼ完食してもらえてよかったです。 12月8日 本日の給食![]() せんべい汁は青森県の郷土料理のひとつです。 その昔、小麦粉と塩と水を混ぜて、鉄製の型で丸く焼いたものが作られていました。 米がとれなかった時には保存食として重宝されました。 これを鍋や汁にいれたものが「せんべい汁」です。ちょっと変わったテイストの汁物ですが、体験してもらいました。 12月の「ランランランチ」も始まりました。最初は大きな1つの長方形のかたちでたべていましたが、ついに3つのテーブルにわけて1年生は食べています。 ランチルームは日の光も感じる、あたたかい部屋なので、自然と笑顔がよく見えるので、同じクラスのメンバーと楽しく過ごせる給食時間であってほしいです。 12月7日 本日の給食![]() 今日の鮭は、臭みをとり、崩れないようにちょっと特殊な方法を別でやってもらました。 フランス調理の調理技術ですが、和食の調理技術とも同じような手法があったりします。 少し前までは、熱々に鍋を熱してから調理をしていたものが、現在では、低温調理が主流になっています。料理の世界でも科学革命がたくさん起きています。 料理は科学だ、という説から、様々な発見がされてきています。調べてみるのも面白いですね。今日はどのクラスも食缶が空っぽでした♪ 12月5日 本日の給食![]() べっ甲とは、あたたかい海に生息するタイマイというウミガメの甲羅からつくられた製品のことをいいます。昔から装飾品として大切にされてきましたが、現在はワシントン条約により取引は禁止されています。べっ甲煮はそのべっ甲色に色づいた煮物のことを指します。 味をよくしみこませるために、朝から細かく作業をわけて手間暇かけた煮物に仕上げてもらいました。柔らかく、味が染みています。 ある学校で、異動でお別れになった先生から「私、学校給食で一番好きな献立何って聞かれたら、今日の豚肉と大根のべっ甲煮って答える!」と言ってもらえてうれしかったのを覚えています。 みなさんも何かを仕上げるとき、簡単な方法を選んでしまいがちかもしれません。でも丁寧に、きちんとこなしていくと、それを評価し、見てくれる人はきっといます。 みなさんの頑張りを、給食室からも応援しています。 12月4日 本日の給食![]() フルーツみつ豆は、江戸時代末期の屋台で売られていたおやつが起源ともいわれています。ここから、芋ようかんで有名な「舟和」の主人が角寒天や求肥、赤エンドウ豆に蜜をかけて提供したのが始まりともいわれています。この時代は、明治で、西洋文化が取り入れられ、大人の甘味が生まれていきました。 その中の豆が「赤エンドウ豆」です。10世紀ごろ、遣唐使によって日本に伝わったとされ、現在では北海道で多く栽培されています。たんぱく質だけでなく、食物繊維や鉄分も豊富で栄養価の高い豆です。 お豆を避けて食べている生徒さんもいましたが、もったいないですね。きれいに完食してくれたクラスも多かったです。 12月1日 本日の給食![]() 今日は台湾からの生徒さんからの交流がありました。台湾でも蓮根はよく食べられているそうです。レンコンやひき肉、春雨などたべやすい食材で献立を立ててみました。 日本といえばだしをとった味噌汁。ぜひ和食の部位も味わってもらえたらと思いますし、その良さを広尾の生徒さんにもわかってもらえたらと思っています。 今日から12月、師走の時期ですね。師が走ると書いて「師走」。師匠の僧がお経をあげるために東西を走り回る月ということから「師馳す」になったそうです。年末は色々と忙しくなる時期ですが、体調に気を付けて駆け抜けていきましょう! 11月30日 本日の給食![]() 明日は台湾からくる生徒さんとの交流会です。というわけで、今日は台湾料理になっています。ルーローファンは、台湾では定番の料理です。本来は、しょうゆベースの甘辛だれに五香粉を使用したものが多いです。 ルォボータンは、ルーローファンとセットになって出てくることが多い大根のスープで、台湾らしい優しい味が特徴のスープです。 オーギョーチは、台湾の美容食とも呼ばれるもので、台湾に生息するツル科の植物から津作られています。給食では手に入らないので、アガーを使っています。 どの献立もよく食べてくれていました。明日の交流を楽しめるとよいですね。 11月29日 本日の給食![]() 今日は広尾中初の献立です。ほかの学校では人気のあった献立で、食べてもらえるのか不安でしたが、ほぼ完食でよかったです。 名前の通り、ポテトサラダにチーズの乗せて焼いています。朝から調理員さんにポテトを茹でて、つぶして、他の具と合わせて、のっけて、焼いて、と手間のかかる献立ですが、頑張ってもらいました。 給食では、パンにマカロニ、パスタに蒸しパンというのはよくあることです。炭水化物が多いのでは!?と思われるかもしれませんが、実はこれで炭水化物:たんぱく質:脂質の割合が、摂取基準にあいます。それほどに、中学生のみなさんは栄養をたくさんとってほしい時期でもあるのです。 少食の生徒さんも多いですが、あと一口、頑張ってもらえるとうれしいです。 11月28日 本日の給食![]() きりたんぽ鍋 畑のキャビアと菊のお浸し 抹茶とホワイトチョコのケーキ シェフからのメッセージです。 今年は渋谷区でとても有名なハチ公生誕100周年の記念の年です。これを記念し、11月のワンダフル給食はハチ公の故郷、秋田県の郷土料理が登場です。秋田県といえば、きりたんぽ鍋が有名です。きりたんぽは炊き上げたお米を串に握りつけた秋田県の特産品です。「きりたんぽ」の名前の由来ですが、「たんぽ」は槍の刃の部分につけるカバーのことをいい、串にお米を巻きつけた様子がたんぽに似ていたことが名前の始まりといわれています。鍋に入れるときに、このたんぽを食べやすい大きさにきったことから「きりたんぽ」とよばれるようになったという説があります。 今回は鶏ガラスープと昆布でだしをとり、野菜のうまみをくわえて、ほっとする味に仕上げました。米どころ秋田名物、召し上がれ。 11月27日 本日の給食![]() 鶏天は大分県の郷土料理です。大分県では鶏肉を多く食べることで有名です。鶏肉をつかった様々な料理があり、から揚げも有名ですが、鶏肉をてんぷらにする鶏天も広く親しまれています。 から揚げと違い、てんぷらはトロミのある衣を使うので、給食室では非常に気を遣って作業に当たっています。コツがいるてんぷら、今日も上手に調理員さんが揚げてくれました。 ごまだれももちろん、手作りしています。 急に寒くなりましたが、体調管理をしっかりしていきたいですね。免疫力を高めるためにも栄養をとっていきましょう! 11月24日 本日の給食![]() 今日は1124(いいにほんしょく)で、和食の日です。だしを味わう日として、だし茶漬けにしました。広尾中学校では初めての登場でした。毎日、給食のサンプルケースの上にメッセージを書いているのですが、そこに和食はユネスコの無形文化遺産であることを伝えると、知らなかったという生徒さんもいたので、少し和食について知ってもらえてたこともよかったと思いまいした。 給食は毎日、朝から大きな回転釜で、かつお節屋さんから納品された厚削りや昆布などをつかってだしをとっています。 和食において、だしは要です。せっかく日本に住んでいるので、だしのよさを知ってもらったり、うま味を発見したのは日本人なので、誇りをもって、和食文化を継承してほしいと思います。 11月22日 本日の給食![]() 今日は、サツマイモをつかったかき揚げにしました。サツマイモの素材の甘さがおいしい一品です。 SDGsが叫ばれている昨今ですが、日本は現在40%しか食料自給率がありません。国産のもので賄おうとした場合、1日さつまいも3〜4本、1食にさつもいも2本…という試算もあると聞いています。食料自給率を高めることが大切とされていますが、みなさんができることもたくさんあります。 ごはんを残さず食べること、健康な体をつくること、を基本に、地元でとれる食材を毎日の食事に活かすこと、「今が旬」の食べ物を選ぶことなど、食生活を見直して、毎日が健康で豊かなものになるようにしていきましょう。 11月21日 本日の給食![]() つくねは、狩猟をしていた弥生時代から存在しているといわれています。つくねは「つくねる」という言葉かもとで、手でこねて丸めたり、固めたりしてつくる、というところからきているとされます。 肉はつくね、魚はつみれ、と思っている方も多いかもしれませんが、「つみれ」は「つみいれる」からきているので、スプーンや手で一口大にすくいとって料理することからきています。 今日は「つくね」なので、調理員さんに材料を一からこねて、小判型にひとつひとつ丁寧に成形し、「つくねて」もらいました。 11月20日 本日の給食![]() 薄々と気づいて早数か月、根強いきのこ苦手の生徒さんが多い広尾中の生徒のみなさん。 他の学校よりきのこ嫌いな生徒さんの割合が多いように感じています。 今日は少しはきのこに挑戦してもらえないものかと、思いながら、秋の味覚、きのこのうま味たっぷりのあんかけにしました。 抹茶こそ、苦手な生徒さんも他の学校ではいましたが、広尾中の生徒のみなさんには人気がありますね。きれいに抹茶を溶かし、均一なきれいな抹茶ゼリーに仕上がりました。 ランランランチも順調に進んでいます。今日は1年生、楽しそうに過ごして、給食を食べてくれてうれしい限りです。 11月17日 本日の給食![]() 今日のメインの料理は、ブラジル料理になります。ブラジルに移民したイタリア人が考案し、ブラジルの定番料理のひとつになったともいわれています。 チキンカツを揚げてもらい、そこに手作りのトマトソース、パセリとチーズをかけて再度オーブンで焼き上げました。 オニオンスープもじっくり2時間以上炒めてもらい、玉ねぎの甘味と一からとった鶏ガラと合わせています。 手間暇かけて作りました。おいしく召し上がってもらえたようでよかったです。 |
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