【6/5全校朝会】芒種
- 公開日
- 2023/06/05
- 更新日
- 2023/06/05
校長室から
今日は、久しぶりに季節のお話をします。前回「穀雨」のお話をしてから、実は既に2つ、季節が過ぎてしまいました。今日からはちょうど「芒種」という季節です。この「芒」という字はなかなかお目にかかりませんが、
麦などの先の、シュンシュンととんがった針のようなものを言います。このような「芒」をもつ麦や稲の種を植える頃、というのがこの「芒種」の頃、というわけです。
「芒種」といえば、というものを三つ紹介します。
まずは、「あじさい」です。鳩森小の6年生の教室の前や、ちはと公園の向かい側など、きれいに咲いてきました。あじさいは、万葉集という今から1300年くらい前に作られた日本の歌の本にも載っている、日本固有の花、日本生まれの花です。雨はゆううつですが、あじさいを見付けると嬉しくなります。
二つめは、「田植え」です。「芒種」の名のとおり、この頃、田植えが行われます。田植えをした田んぼはとてもきれいです。都会ではあまり見られませんが、東京を少し離れると、こういう光景に出会うことができます。
三つめは、「トマト」です。2年生が育てているのはミニトマトでしょうか。ちはと学級でもトマトを育てていますね。そろそろ実はなりそうですか?芒種は6月20日までです。それまでに収穫できるか、楽しみですね。