2月5日(月) 朝会のお話
- 公開日
- 2024/02/05
- 更新日
- 2024/02/05
校長室から
先週の土曜日、2月3日は何の日でしたか。そうです。「節分」でしたね。家で豆まきをしたり、恵方巻という巻き寿司を縁起のよい方角に向けて食べたりした人もいたことでしょう。今年の方角は、どこだったか分かりますか。答えは、東北東でした。
さて、節分では「鬼は外、福は内」と豆をまいて、歳の数だけ豆を食べると1年間幸せに過ごせると言われています。これは、お米と同じエネルギー源でパワーを持つとされる豆をまくことで、病気や災いをはらい、更にその豆を食べることで力をいただけると考えられたからだそうです。校長先生が子供の頃は、「なんで歳の数しか食べちゃいけないの? もっと食べたいのに。」と思っていましたが、今ではもう歳の数なんてとても食べられなくなってしまいました。
ちなみに、節分が一年に4回あることを知っていますか。節分というのは季節を分けると書きます。春、夏、秋、冬と季節は4つあるので、その変わり目となる節分も4回あるのです。でも、昔の日本の暦では春が一年の始まりとされていたため、春の節分が一番重要だと考えられていて、今では節分と言えば春のことだと思われるようになったそうです。
節分の翌日は「立春」と呼ばれ、暦の上では春となります。まだまだ寒いですが、すぐそこまで春は近付いてきていますよ。
皆さんも、元気に過ごしてください。