平面作品　「雨(あめ)が降(ふ)ったら」
　６月頃の梅雨の季節に雨の日の絵を描きました。実際に傘をさして水道ホースで疑似雨体験をしたり、長靴を履いて歩いたりして描く場面を具体的にイメージできるようにしました。また、「雨の強さは？」「どんな場所？」「時間帯は？」「何をしている？」など、それぞれが想像を膨らませて描きはじめました。下描きの際は、人の体をバランスよく描くことができるように、下から上へ、つまり長靴から描きはじめるようにしました。色塗りでは、絵の具を混ぜ合わせたり水の量を調節したりする練習をしながら取り組みました。雨の日の雰囲気や子どもたちの独自の発想と感性が表れています。子どもたちの感じる雨の世界を楽しんでほしいです。

立体作品　「とびのれ！木工(もっこう)ぶんぶん」
　木工作品の制作に取り組みました。はじめに、木材を自由に組み合わせて形をつくる遊びを通して、素材に親しみイメージを膨らませました。作りたい形をイメージして組み立てる子や、組み立ててできた形から発想して色やテーマを決める子など、それぞれの感性を大切にしながら、楽しく自由に活動する姿が見られました。木の素材や図工室に余っていた端材を使いました。のこぎりや電動のこぎりも活用し、作りたい形を切り出しました。子どもたちの創造性溢れる作品をお楽しみ下さい。

共同製作　「MINECRAFT〜マイクラ市（し）〜」
　マインクラフトの世界で、一人一人タブレットでキャラクターを操作し、オンラインで一つのワールドに集まって共同で街づくりをしました。自由に建物を作って、道路や線路でつなぐことで、どんどん街が広がっていきました。アイデアを出し合って一緒に建築をしたり、操作が分からない友達に教えたりするなど、学年を越えて自然と関わり合う姿が見られました。作りたいアイデアがたくさん出ていて、まだ街づくりの途中の段階ですが、子どもたちが協働して創り出した世界を、ぜひご覧ください。