2月9日(金)給食・サムゲタン風スープ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「サムゲタン風スープ」についてお話します。 「サムゲタン」は、韓国の料理です。鶏肉の中に、高麗人参やもち米、松の実などを詰めて、煮込んで作ります。日本では、「土用の丑の日」に「うなぎ」を食べる習慣がありますが、韓国では、同じ時期にサムゲタンを食べると、「健康に良い」とされ、よく食べられているそうです。 今日の給食では、鶏肉・大根・椎茸・ねぎ・もち米をじっくり煮込み、塩こしょうと生姜汁で味付けして作りました。 2月8日(木)給食・豚汁 ・魚のごまみそ焼き ・土佐和え ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「魚のごまみそ焼き」に使われている、「ごま」についてお話します。 「ごま」は、品種の違いで「白ごま」、「黒ごま」、「金ごま」の3種類に分けられます。見た目の違いだけのように思われますが、それぞれ味や風味に特徴があります。「白ごま」は、味にコクがあり、皮が薄いため、プチっとした食感が強いです。「黒ごま」は、炒った時の香りが強く、皮が厚めな分、渋みがあるのが特徴です。「金ごま」は、白ごまと黒ごまの中間のような、香りとコクのバランスが良いのが特徴です。 今日の給食では、「白練りごま」を、みそ・砂糖・みりん・酒と合わせたものを、サバに漬け込んで焼いて作りました。 2月7日(水)給食・中華風野菜スープ ・杏仁豆腐 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「杏仁豆腐」についてお話します。 「杏仁豆腐」は、中国発祥のデザートです。もともとは、薬膳料理の一種で、杏のタネの中にある「杏仁(きょうにん)」の苦味を食べやすくするために、甘く味付けしたのが始まりだと言われています。日本では、固めた杏仁豆腐をひし形に切り、フルーツと一緒にシロップに浮かべたものが一般的ですが、ミルクプリンのように、カップに入った商品も販売されています。 今日の給食では、缶詰のみかんと、粉寒天・水・牛乳・砂糖で作った寒天液をカップに入れて、冷やし固めて作っています。 2月6日(火)給食・お麩と大根のみそ汁 ・キャベツメンチカツ ・わかめとしらすの酢の物 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「キャベツメンチカツ」についてお話します。 「メンチカツ」は、豚肉や牛肉のひき肉に、玉ねぎやキャベツなどのみじん切りを混ぜ合わせ、小判型や球状に丸めて、小麦粉・たまご・パン粉をつけて油で揚げて作る料理です。 「メンチカツ」は、明治28年創業の洋食店「煉瓦亭」が発祥のお店だと言われています。煉瓦亭の店主は、創業4年目となる年に、「ポークカツ」の「ひき肉」バージョンを考案しました。ここで名前をつける際、ひき肉を意味する「ミンスミート」を「メンチミート」と聞き間違えて、「メンチカツ」という名前になったと言われています。 2月5日(月)給食・ペイザンヌスープ ・れんコーンサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「ペイザンヌスープ」についてお話します。 「ペイザンヌスープ」は、フランス語で「田舎風のスープ」という意味があり、フランスでよく食べられている家庭料理のひとつです。1cm角に切った野菜をじっくり炒めて、野菜のうま味をスープに十分に出します。 今日の給食では、じゃが芋・玉ねぎ・にんじんを具に、塩コショウとしょう油で味付けして作りました。 2月2日(金)給食・恵方巻(セルフ) ・キャベツときのこのみそ汁 ・大豆しゃりしゃり ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 明日は、「節分(せつぶん)」です。節分とは、「立春(りっしゅん)」の前の日のことで、暦の上での、冬と春の分かれ目の日のことを指します。季節の変わり目には、病気や災厄がおきやすいことから、それを「鬼」にみたてて追い払うために行われた行事が、「豆まき」の始まりです。豆まきに使う「福豆」を、自分の年か、それより一つ多く食べると、1年間健康に過ごせるといわれています。 また今年は、自分で巻いて食べる「恵方巻き」にしました。今年の「恵方」は、「東北東」だそうです。「手巻きのり」に、「ちらし寿司」や、「きゅうり」を巻いて作ります。「福を巻き込む」という意味が込められていて、食べるときは、恵方を向いて、だまって食べると良いとされています。 2月1日(木)給食・ツナそぼろ ・厚揚げとじゃが芋のみそ汁 ・もやしの和え物 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、三角食べについてお話しします。 「三角食べ」とは、ごはんやおかず、汁ものなどを、交互に順序良く食べる食べ方のことです。この食べ方をすると、いろいろな食べ物を順に食べることになるため、苦手な味が好きな味に紛れて食べやすくなったり、自然と栄養のバランスが整うなど、良いことがたくさんあります。 和食では、「一汁三菜」といって、ごはんを食べるために、一杯の汁物と、三種類の「おかず」を用意するという食文化があります。特に、今日の給食のように、主食が白いごはんのときには、意識して三角食べをしてみましょう。バランス良く食べられると思います。 1月31日(水)給食・ごはん ・豚バラのにんにくバター ・チンゲン菜とトックのスープ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、渋谷ワンダフル給食の献立です。 「豚バラのにんにくバター」は、ビタミンB1が豊富に含まれている、豚肉を使ったメニューです。スタミナがつく「にんにく」を味付けに使っています。 「チンゲン菜とトックのスープ」は、韓国のスープの一種です。韓国語で、「トック」とは「汁物のモチ」という意味があるそうです。日本のモチと比べて、スープに入れても溶けにくいのが特徴です。 今回も、レシピを考案してくださった服部学園のシェフからメッセージをいただいています。ランチルーム前に掲示していますので時間のあるときに見てみてください。 1月30日(火)給食・根菜のみそ汁 ・くじらの竜田揚げ ・もやしとじゃこの和え物 ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「くじらの竜田揚げ」についてお話します。 「くじらの竜田揚げ」を、子供たちにも食べやすいように考案したのは、ワンダフル給食でもおなじみ「服部学園」の創設者、「服部 道政先生」だそうです。 「くじら肉」は、日本で古くから食べられてきたものです。特に、戦後の食べ物が少なかった時代には、貴重なたんぱく源として、学校給食によく登場した食材のひとつだそうです。 先生方の中には、「くじらの竜田揚げ」をリクエストする方もいました。懐かしいと感じる人もいるでしょうか。先生方やお家の人が小学生のとき、どんな給食が好きだったか聞いてみても面白いですね。 1月29日(月)給食・ポトフ ・パリパリサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「きなこ揚げパン」についてお話します。 「揚げパン」の始まりは、学校給食からだと言われています。1952年に、大田区の調理員さんが、風邪で休んだ児童に対して栄養をつけて欲しいと思い、給食のパンを持ち帰らせるために考案したそうです。 常磐松小学校では、定番の人気メニューですが、地域によっては給食に出されない学校もあります。学校の外で給食を作り、届けてもらう「給食センター」などでは、作る量が多すぎるため、なかなか揚げパンを出すことができないそうです。 1月26日(金)・キャベツとベーコンのスープ ・ひよこ豆のサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 全国学校給食習慣の今日は、リクエストが多かった「オムライス」にしました。学校では、「ケチャップライス」と、「うす焼き卵」を作っています。自分でケチャップで文字や形を書いたりして食べてください。 学校給食は、戦後の食料が少なかった時代には、「栄養補給」が主な目的として提供されていました。しかし、食材が豊かになってきた現在は、「栄養補給」にプラスして、「食育」の場となっています。 常磐松小学校でも、日本の郷土料理や世界の料理を献立に取り入れたり、季節の行事に合わせたメニューを提供したりしています。また、今日のように食育動画を流すなど、食文化や栄養について知る機会となるよう、工夫しています。 1月25日(木)給食・けんちん汁 ・鮭の塩焼き ・大根の甘酢漬け ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日の給食は、学校給食が始まったときの献立を参考にしています。明治22年に、山形県の小学校で、貧しくてお弁当を持ってこられない子どものために、「おにぎり・塩鮭・漬物」を昼食として出したことが、学校給食の始まりだといわれています。戦時中は中止となってしまいましたが、戦後になると、子供たちの栄養状態の悪化から、学校給食の必要性が叫ばれるようになりました。そこで、民間団体の支援を受け、昭和22年1月から学校給食が再開しました。 1月24日(水)給食・コーンとキャベツのサラダ ・くだもの(みかん) ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 1月24日〜30日は、「全国学校給食週間」です。これは、学校給食の意義、役割等について、理解と関心を高め、学校給食の一層の充実発展を目的とした週間です。 常磐松小学校では、この週間に、学校給食が始まって以来の歴史を感じられる献立を取り入れています。 今日は、「ソフト麺&ミートソース」にしました。ソフト麺は、学校給食用に開発された1人分ごとに包装された麺のことです。1960年代に東京都で初めて採用され、その後、関東地方・中部地方・中国地方の一部に広まり、給食で提供されるようになりました。食べるときは、麺の袋の上から、2〜4等分に分けてから袋を開け、ミートソースのお皿に入れると食べやすいです。 1月23日(火)給食・つみれ汁 ・大根のゆかり和え ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「五目とりめし」についてお話します。 「五目とりめし」は、鶏肉と人参・しいたけなどの具を煮て、ごはんと合わせて作る混ぜご飯のことです。 「五目」と言っても、5種類の具を使うというわけではなく、いろいろな材料を、味や彩り・栄養のバランスなどを考えて使うことを言います。つまり、「多彩な具材」のことをひとまとめにして、こう呼んでいます。 今日の給食では、鶏肉・しいたけ・ごぼう・にんじん・しらたき・油揚げ・さやいんげんを、砂糖としょうゆで甘辛く煮て、炊いたご飯と合わせて作りました。和え物や汁物と交互に、バランスよく食べましょう。 1月22日(月)給食・かぼちゃのみそ汁 ・鶏肉のアップルソース ・わかめサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「鶏肉のアップルソース」に含まれる「りんご」について、お話します。 りんごは、主に秋から冬が旬の食べ物です。食物繊維やカリウムという栄養素が多く含まれています。食物繊維は、お腹の調子を整えるはたらきがあり、カリウムは、摂りすぎた塩分を体の外に出す手助けをしてくれます。また、りんごには「ポリフェノール」という成分も豊富に含まれています。これは、皮やタネの部分に多く入っていて、虫歯を予防するはたらきや、肌を健康に保つはたらきがあります。今日の給食では、りんごをよく洗い、皮ごとすりおろしたものをソースに使っていて、皮の部分に含まれる栄養素を十分に摂ることができるようにしました。 1月19日(金)給食・糸寒天サラダ ・くだもの(りんご) ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「糸寒天サラダ」についてお話します。 「糸寒天」は、その名の通り「糸」のような形をした寒天です。寒天は、海藻から作られます。製法は、海藻を煮出して寒天の成分を煮だします。それを冷やし固めゼリー状にします。そして、ゼリー状になったものに圧力をかけたり、冷凍させたりして、乾燥することで作るそうです。 寒天にも種類があり、昔から作られている棒の形の「棒寒天」や、お菓子作りに使いやすいように加工した「粉寒天」、今日の給食で使用する「糸寒天」などがあります。 1月18日(木)給食・肉団子のトマトスープ ・カントリーサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「二色サンド」についてお話します。 「二色サンド」では、食パンにいちごジャムを塗ったものと、黒砂糖食パンにスライスチーズを挟んだものの2種類のサンドイッチを作っています。2種類の分、普段よりも2倍の作業が必要ですが、調理員さんがていねいに作ってくれました。 また、「肉団子のトマトスープ」に入っている肉団子も、肉だねをこねて、団子状に丸めるところも手作りしています。ぜひ、残さず食べてくれるとうれしいです。 1月17日(水)給食・マーボーじゃが ・春雨サラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「かみかみふりかけご飯」についてお話します。 「よくかむこと」は、体の健康にとって良いことがたくさんあります。合言葉は「ひみこのはがいーぜ」で、これは「よくかむこと」の効果の頭文字を並べたものです。 ひ 肥満予防 み 味覚の発達 こ 言葉の発音はっきり の 脳の発達 は 歯の病気予防 が がん予防 い 胃腸快調 ぜ 全力投球 今日の給食でも、ひとくち30回を目標によくかんで食べましょう。 1月16日(火)給食・中華たまごスープ ・牛乳 【1月誕生日】 ・みかんサイダーゼリー <きょうのきゅうしょく> 今日は、「豚キムチ丼」についてお話します。 「キムチ」は、韓国の漬物で、白菜などの野菜に、唐辛子やあみの塩辛、しょうが・にんにく・りんごなどを合わせたタレに漬け込んで作ります。冬の寒さが厳しい韓国で、冬を乗りきる保存食として作られたそうです。 キムチは、「乳酸菌」が多く含まれている漬物です。また、野菜を漬け込んでいるため食物繊維も豊富です。そのため、腸内環境を整え、免疫力をアップする効果が期待できます。 今日の給食の「豚キムチ丼」では、豚肉・ねぎ・玉ねぎ・にらとキムチを一緒に炒め、お酒・醤油・砂糖で味付けしています。 1月15日(月)給食・白菜のみそ汁 ・さばのみぞれ揚げ ・こんにゃくサラダ ・牛乳 <きょうのきゅうしょく> 今日は、「さばのみぞれ揚げ」についてお話します。 「さば」は、青魚の一種です。さばなどの魚には、「EPA(エイコサペンタエン酸)」や「DHA(ドコサヘキサエン酸)」という脂質が含まれています。これは、牛肉や豚肉に含まれている脂質に比べて、血液をサラサラにする働きなどから、健康維持に効果的といわれています。 また、「みぞれ」とは、雪と雨が混ざった状態のことです。料理では、「大根」や「きゅうり」をすりおろした状態が、「みぞれ」のように見えることから、この名前で呼ばれます。 今日の給食では、「さば」に下味をつけて油で揚げ、大根おろしで作ったタレをかけてさっぱりと仕上げました。 |
|