中学校美術科による5年生図画工作授業
2月より1か月程、5年生の図画工作授業を中学校美術科教員が行っています。題材は、電動糸のこぎりでベニヤ板を切って組み合わせる作品造りです。自分で糸のこぎりの刃も替えて、安全に気を付けながら制作に取り組んでいます。
合同展覧会 F組出展作品について
美術 「ウッドシートの貼り絵」
「キュービックパズル」 「トートバッグ」 「仮面」 「砂絵」 「モザイク画」 家庭科 スウェーデン刺繍「ランチョンマット」 「バッグ」 「クッション」 「ウッドシートの貼り絵」では、好きな絵画を模写し、その上からウッドシートを貼っていきました。ウッドシートを張ることでそれぞれの個性が良く出た作品です。 「キュービックパズル」では、6面それぞれに異なる絵を描いてパズルを作成しました。完成した後も、パズルをやる楽しみもあります。 「トートバッグ」では、好きな絵柄を選び、のりで接着することでデザインを作りました。同じ系統の絵柄を揃えるのか、絵柄を組み合わせて絵をつくるのかなど個性が光る作品です。 「仮面」は8年生単独の作品です。立体的な仮面に色を塗るのに苦戦しました。 「砂絵」は9年生単独の作品です。カラフルな砂絵になるよう工夫しました。 「モザイク画」は毎年恒例のF組共同作品です。今年は葛飾北斎の「赤富士」こと「凱風快晴」を作成しました。作成期間は約3か月の超大作です。下書きから始まり、作品に合う色の雑誌探し、ちぎり、貼り付けを分担しながら作成しました。 「スウェーデン刺繍」は家庭科作品です。7年生は1本刺しのランチョンマットから始まり、学年が上がるごとに難しいデザインの刺繍に挑戦しています。 谷区立小・中学校合同展覧会 国語科「書初め」の概要
7学年 楷書「高原の花」
8学年 楷書「遠い銀河」 9学年 楷書「不断の努力」 中学生になると、書写では楷書に加え、行書の学習も行います。それぞれ授業で練習を重ねました。作品展に出展した作品はすべて楷書の作品です。はっきりと整理された点画の表現や折れ、曲がり方が特徴です。一画一画を崩さずに丁寧に書きます。楷書と行書の違いに触れながら、書初めの楽しさを味わいました。 オペラシティ作品展示
東京オペラシティ「2024Early Spring」で児童・生徒の作品を展示します。期間と時間は令和6年2月24日(土)から3月19日(火)12時から17時までです。
本校からは、1年生から9年生・E組・F組の作品を2階オフィスロビーで展示しています。地域の公共的な施設で作品を展示することで、児童・生徒の創作意欲の向上を図るとともに造形活動の意味や価値を広く伝えていきます。 渋谷区立小・中学校合同展覧会 美術科平面作品の概要
美術科からは、平面作品と立体作品を出品しました。
平面作品 7学年 わたしのお気に入り 生徒が気に入っているものを持参し、どの様にそのものがお気に入りで、どの様に表現すればお気に入り感を表せるのかを考えながら描きました。中には、大きなぬいぐるみを持ってくる生徒もいて、自分達のお気に入りを他の人に自慢する姿がありました。 7学年 自由画 夏休み宿題で、風景画や肖像画、静物画などを自由に描きました。出品作品は自画像や想像画です。生徒達は、夏休み前に学習したアクリル絵の具の描き方を活用して、思い思いに作品を表現しました。 8学年 遠近法 遠近法 一点透視図法、二点透視図法、三点透視図法などを学習した後に、一点透視図法を活用して廊下をスケッチしました。生徒達は、定規を活用して正確に廊下を再現しました。 9学年 球体デッサン 4月当初に、鉛筆デッサンの集大成として球体デッサンに取り組みました。生徒達は、光の方向や陰影の表し方を学び、丁寧に鉛筆で描き立体感を表現できました。 8・9学年ポスター 8学年になると、ポスター制作の学習を行います。9学年では、8学年で身に付けたことを生かして夏休みに宿題として取り組みます。内容は、渋谷区のコンクールでもある「明るい選挙ポスター」「薬物乱用防止ポスター」です。生徒達は、見る人に伝わるメッセージ性を考え、絵具の塗りを工夫してポスターを完成させました。 渋谷区立小・中学校合同展覧会 美術科立体作品の概要
美術科からは、平面作品と立体作品を出品しました。
立体作品 7・8学年 木マグネット 7学年の終わりに、木を彫刻刀等で削って、木のマグネットを作成しました。8学年の出品作品は、7学年次に作成したものです。生徒達は、彫刻刀や電動糸のこぎり、金やすりなどを使いこなして、自分が使いたいデザインを造り上げました。 8学年 和菓子 日本の伝統文化学習の一環として、毎年、樹脂粘土で和菓子を制作しています。生徒達は、本物の和菓子をWEBで検索したりして、季節感や和の美、オリジナリティを表現できる様に工夫しました。 9学年 篆刻 中学校3年間の美術学習の最後は、篆刻を制作します。生徒達は、自分が使いたい印面をデザインしたり、抽象的な形や具体的な形などを立体に表現しました。立体は、最後に耐水ペーパーや爪やすりで磨き、ぴかぴかになる様に仕上げました。 渋谷区立小・中学校合同展覧会
令和6年2月24日(土)〜3月3日(日)。時間は午前10時〜午後4時。渋谷区役所スペース428で、渋谷区立小・中学校合同展覧会が開催されます。
本校からは、1〜9年、E・F組の図工、美術、家庭科、書写、技術科等の作品が展示されます。是非、ご鑑賞ください。 「遠い未来」から「近い未来」へ
2月17日の授業公開では、多くの保護者の方にお越しいただき、ありがとうございました。2・3校時は「職場体験事後学習発表会」で代表生徒10名が発表しましたが、とても充実した発表内容、効果的な発表の仕方で、7年生の成長を見ていただけたと自負しています。
さて、職場体験学習は「将来どのように生きたいか。どのように働きたいか。」という「遠い未来」につながる学習でした。遠い未来についての学習が2月17日で一段落したことになります。 そこで今度は、「近い未来」について学習しました。「中学卒業後の進路」についてです。7年生全員が興味をもって自分事として近い未来について考えられるように、池田先生が熱い授業をしています。 ご家庭で是非、「今日、近い未来についてどのような話があったのか」お聞きになってみてください。 |
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