1月24日 本日の給食
わかめとじゃこのごはん 鮭の塩焼き ほうれん草の胡麻和え すいとん
今日から30日までは、「全国学校給食週間」です。給食の最初の献立は、「おにぎり、鮭の塩焼き、漬物」だったとされています。明治22年、山形県のお寺の中の学校で、貧しくてお弁当を持ってこられない子供のために、お坊さんが手に入るものを提供してくださったのが始まりとされています。 今日は昔から給食に提供されている、わかめごはん、すいとんをいれました。すいとんには脱脂粉乳が入っていて、栄養が強化されています。昔は牛乳の代わりに脱脂粉乳をお湯や水で溶いて飲んでいました。 今の生徒さんは、「すいとん」を知らない方も多かったみたいです。「すいとんっていうんだって。」「すいとんって何?」という会話も聞こえてきました。 給食ってどうしてあるんだろう、そんなことを考えてくれる日があるといいなと思いました。 1月23日 本日の給食
ごはん 鶏肉のオーロラチーズ焼き パリパリポテトサラダ ミネストローネ
今回のオーロラソースは、ケチャップにマヨネーズを混ぜたものがべーすとなっています。これは日本でよくいうオーロラソースです。アメリカでは、マヨチャップなんて呼ばれているようです。 オーロラソースは、本来はフランス料理で使われるソースのひとつです。ホワイトソースにトマトピューレなどを加え、ピンク色に仕上がるソースのことをいいます。 どちらにせよ、人気のある、色味のきれいなソースです。 今日は、鶏肉にオーロラソースを塗り、チーズとパセリを乗せて焼き上げました。 パリパリポテトサラダは人気のある献立です。リクエストでした。 1月22日 本日の給食
鶏飯 豚肉と根菜の味噌煮(豚骨煮風) いよかん
鶏飯は、ほぐした鶏肉、干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮などを、白いごはんの上にのせ、鶏ガラスープをかけて食べる、鹿児島県奄美地域を代表する郷土料理です。給食ではささみや炒り卵などでアレンジしています。 当時、貴重だった鶏肉をあますことなく使ってつくる鶏飯は、現在の鹿児島である薩摩藩のお役人をもてなすために作られたともいわれています。 朝から丁寧にとった鶏ガラスープのだし汁で、サラサラと食べれたと思います。 1月19日 本日の給食
ギサドテボーヨ(チキントマト煮ごはん) ツナとコーンのサラダ ベークドチーズケーキ
ギサドテボーヨは、鶏肉をたっぷりのトマトと一緒にじっくり煮込み、パプリカやクミンなどのスパイスで風味を加えたコロンビア料理です。 サッカーやコーヒーで有名な「コロンビア」は、南アメリカ大陸の北端に位置します。日本の3倍の国土を持ち、豊かな自然に恵まれており、カラフルで美しい街並みを持つ国です。塩の教会など魅力的な場所もあるそうです。 コロンビア料理は、全体的にあっさりした味付けが多く、濃い味は好まれないようです。使用頻度の高い調味料は塩、こしょうで、素材の味を生かした優しい味が特徴といわれています。 サラダとデザートはリクエストです。 今月は広尾中初の献立をたくさんいれていますが抵抗なく食べてもらえており、新しい味にも挑戦してもらえてよかったです。 1月18日 本日の給食
ごはん メカジキの東煮 味噌汁
今日の魚はカジキマグロです。カジキマグロというと、マグロかと思われがちですが、メカジキという魚で、実はマグロの仲間ではありません。 カジキは、長く伸びている口が特徴ですが、でもこれも口ではなく、うわあごです。時速100キロで泳ぎ、泳ぎは魚の世界ではトップだといわれてます。 あずま煮の「あずま」は漢字で「東」と書きます。濃い口しょうゆと砂糖で甘辛の味付けなので、関東風という意味で「東」という名前が付けられています。魚はから揚げにして、具材とタレをなじませるかたちで煮込んでいます。いつもより早い時間の給食でしたが、コトコトとなるべく長く煮込んでもらいました。白いご飯も進んだとも思います。 1月17日 本日の給食
そばめし パリッとポテト 中華コーンスープ
そばめしは神戸を代表するご当地B級グルメで、ごはんと麺を一緒に炒めて食べる下町グルメです。お好み屋さんで、焼きそばを作っていたらお客さんから自分のお弁当の冷や飯を「一緒に炒めてほしい」と頼まれたのが始まりだそうです。 炭水化物だけでなく、野菜のミネラルとビタミン、豚肉のビタミンB1などを一気にとることができるので、スポーツ飯として、アスリートにも人気があるそうです。 給食で作ると水分が多くなりがちなので、細かい工程を組んで調理してもらいました。 広尾中初の献立でしたが、よく食べてくれていたと思います。 1月16日 本日の給食
中華ドックパン 鶏ワンタン卵スープ フルーツ白玉
中華ドックパンは、広尾中で初めての献立です。 餃子ドックに似ている感じで、具たくさんの春雨炒めを作ってパンにはさんで焼いています。パンは朝、パン屋さんから届いていますが、調理員さんに切り込みを入れてもらい、手作りの具を詰めていってもらいました。 フルーツ白玉はリクエストのひとつです。 ボリュームのある献立になりましたが、よく食べてくれていました。 1月15日 本日の給食
鶏肉のチリソース丼 春雨サラダ スーラータン
チリソースといえば・・・エビチリを想像するかもしれません。中華料理だと思いがちですが、日本生まれの料理です。料理の鉄人とよばれた陳さん一族が作り出しといわれています。四川料理のトウバンジャンの辛さをケチャップなどをつかって、辛みを抑えて日本人好みにアレンジした料理だとされています。 数年前のワンダフル給食を少しアレンジした、鶏肉バージョンのチリソースになっています。広尾中では毎年だされているようなので、よく食べてもらえたら定番献立にもなりそうですね。 1月12日 本日の給食
五目おこわ 揚げだし豆腐 かきたま汁
今日からリクエスト給食を少しずつ献立にいれていきます。各クラスでアンケートした、主食・主菜・副菜・汁物・デザートの1位と他にも人気のあったものは可能な限り3月まで入れていきたいと思います。 今日の揚げ出しは、給食室で豆腐をかっとするところから作っています。 かきたま汁は2年2組の汁物で2位でしたが、他のクラスからも3位など、5位圏内に入っていました。 また、2月には、後期の保健給食委員が考えてくれた献立を実施しますので、こちらも楽しみにしていてください。 1月11日 本日の給食
黒砂糖パン マカロニキャセロール シスコン・マッカラケイト ミルクゼリー キーッセリのせ
今日の献立は、フィンランド料理です。マカロニキャセロールは、フィンランドでは定番のであり、子供のころからよく食べられているようです。箱のような容器にいれて焼き上げることから直訳で、「マカロニ箱」になるそうです。ホワイトソースを使用せず、卵と牛乳で固める北欧独特の作り方です。 シスコン・マッカラケイトは、シスコン「小さな」、マッカラ「ソーセージ」という意味で、本場ではフランクフルト再度のソーセージを使用します。 また、フィンランドでは、森にベリーを摘みに行くことが多いそうです。果実のジュースにベリーを加え、片栗粉でとろみをつけたものがキーッセリ、こちらも家庭の定番のデザートです。 1月10日 本日の給食
手作りもちいりきつねうどん 松風焼き 三ケ日みかん
松風焼きはお正月料理のひとつで、表にけしの実をまぶし、裏には何もないことから、正直な生き方でできるようにとの意味が込められているそうです。 明日は鏡開きになります。お正月の間、年神様の依り代として飾った鏡餅を下げて食べる儀式です。そのおもちをいただくことで、年神さまの恩恵を体内にとりこみ、無病息災をお祈りします。正月料理にはそれぞれの想いが込められており、調べてみるのも面白いと思います。 今日のもち巾着は、調理員さんが油揚げの中に丸餅をいれ、パスタでぬいつけて丁寧に煮込んでもらいました。 広尾中の廊下が寒いので、給食もすぐに冷めてしまうのが少し悲しい気持ちになりますが、お休みも少し多かったですが、空っぽの食缶が返ってきてうれしかったです。 1月9日 本日の給食
ハヤシライス じゃこ入りサラダ いちご
新年、給食開始です。 おいしいイチゴが届きました。 うち(広尾中)の給食はいちごに終わり、いちごに始まる、と生徒さんが言っていたそうです。 休み明け、また生活リズムを整えられるようにしたいですね。給食室の一丸となって、安全でおいしい給食が出せるように頑張ります。 本年もよろしくお願いします。 12月25日 本日の給食
黒砂糖パン ロックチキン ツリーサラダ オニオンスープ ベークドチーズケーキ
冬休み前最後の給食です。調理員さんが力を合わせて全力で頑張って作ってくれました。 ロックチキンは、コーンフレークで衣が岩のようにみえることからこの名前がついています。ツリーサラダはブロッコリーをツリーにみたてて、他の野菜が飾りになるイメージです。スープも長時間、玉葱をていねいに炒めてもらいました。ケーキももちろんいちから手作りです。今日は最終日、スペシャルなトッピング付になっています。 冬休みもバランスのとれた食事、規則正しい生活を続けられるように心がけてください。 休み明けも元気に会いましょう! 12月22日 本日の給食
シーフードピラフ パリパリサラダ ミネストローネ
今日のパリパリは餃子の皮を使用しました。短冊切りにしてもらい、揚げてもらっています。食感を楽しんでください。 いよいよ給食も2回となりました。1月からは、リクエストや後期給食委員のみなさんが立てた献立も入れていきたいと思います。 中学校を卒業してしまうと、公立の先生か、学校関係者にならなければまず給食を食べることはなくなります。海外では、学校給食といういもの自体がないので、同じクラスのみんなと同じものを食べるということは、かなり特殊な環境だと思います。最近では、海外から日本の給食は注目を浴びています。ぜひ貴重な体験を最後まで楽しく過ごしてほしいと思います。 12月22日 本日の給食
渋谷区ワンダフル給食
治部煮丼 炒り豆腐 ゆずゼリー 12月22日、明日は冬至です。 冬至は1年の間で昼が一番短く、夜が長くなる日です。そこで当時を太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界で冬至の祝祭が盛大に行われていました。冬至では、「ん」がつくものを食べると運気が上がるといわれています。今日はかぼちゃ(なんきん)、れんこん、にんじん、をいれた治部煮をごはんにかけて治部煮丼にしました。治部煮は石川県を代表する郷土料理で、金沢名産の「すだれ麩」が入っています。 また、冬至にはゆずをいれたゆず湯で体を温める習慣があるため、ゆずをつかったゼリーを作りました。心も体も温め、免疫力、運気を上げて、寒い冬を乗り切りましょう。 12月20日 本日の給食
ごはん ゼリーフライ ひじきと小松菜のさっぱり和え もずく汁
「ゼリー」がフライに!?と、一瞬でも考えた生徒さんいないかな?と思いましたが、あまりいなかったようです。デザートのゼリーではなく。その名の由来は、小判のような形から「銭フライ」と呼ばれていたのが変化したといわれています。文部科学省の「うちの郷土料理」にも掲載されている伝統料理のひとつです。伝承地域は埼玉県で、映画「翔んで埼玉」にもでてきたそうです。衣のないコロッケのような姿をしています。 今週は、副菜も含めて本当に残菜は少ないです。寒いですが、栄養をとって頑張っていきましょう。 12月19日 本日の給食
キムチクッパ チョレギサラダ めかぶドーナツ
クッパの「ク」はスープや汁物を、「パ(プ)」はごはんを表しているそうです。つまり、クッパとは「スープごはん」を意味する、韓国で昔から食べられてきた料理です。 チョレギサラダも韓国で食べられているようん思われがちですが、日本生まれの料理です。韓国にはないそうです。チョレギは、韓国のごく一部の地方でつかわれているなまりの言葉で、浅漬けのキムチを指す言葉なのだそうです。 寒かったで、温かいスープで食べるごはんは食が進んでくれたようです。コチュジャンを効かせたサラダもよく食べてくれていました。 12月18日 本日の給食
チキンカレーライス 大根のサラダ ラ・フランス
ラ・フランスは10月から12月ごろが旬の時期になります。収穫時期が短く、期間限定のフルーツと言えます。山形県が主な産地になります。ラフランスは採ったばかりのものはおいしくありません。追熟いう作業をすると、独特の芳醇な香りがたち、おいしくなります。 他の果物と比べて栄養価も高いです。ビタミンC、食物繊維、カリウム、ペクチンなどが多くふくまれ、免疫力向上、美肌効果も期待できます。 その時期その時期の、旬のものを食べることは、免疫力をあげるのも非常に効果的です。ぜひ旬を探しながら、普段の食事に取り入れてほしいと思います。 足りなかったかな?と思わせるほど、からっぽの食缶が返ってきました。たくさん食べて、たくさん運動し、適正な睡眠をとり、体をしっかりと作っていきましょう! 12月15日 本日の給食
豆乳フレンチトースト 野菜のポトフ フルーツ白玉
フランスの家庭料理のポトフは、肉と野菜からひきだした、だしをベースにシンプルな塩こしょうで味つけをします。簡単なようで、非常に奥深い料理の一つだと思っています。 肉と野菜から丁寧に引き出すスープは、日本でいう「うま味」を抽出する作業と非常に似ています。日本のだしをとるように、フランスではブイヨンなどのだし汁を大切に料理をしていきます。 日本のかつおだし、こんぶだし、のみならず一番だし、二番だしなど用途で使い分ける日本料理のように、フランス料理にもスープの種類にも「フュメドポワソン」や「フォンドボー」「ク―ルブイヨン」など用途に分けてとる様々なだしがあります。 「おいしい!」をたくさんいただき、うれしく思います。生徒さん好みの献立になりました♪ 12月14日 本日の給食
きつねごはん 擬製豆腐 わかめともやしの酢の物 味噌汁
きつねといえば油揚げ・・・どういう由来なのか、調べてみました。(諸説あります。) 日本では昔から農業を行い、暮らしています。農作物を荒らすネズミは害を及ぼす存在ですが、そのねずみや野兎、鳥などの生き物を食べるきつねは人々にとってありがたい存在だったようです。きつねの後部tは、本来ねずみを油で揚げたものだったようですが、仏教の影響を受け、油で豆腐を揚げた「油揚げ」を供えるようになっていき、きつねは油揚げが好き、というように伝わっていったとされています。 今日もおいしく完食してもらえたので、よかったです。 |
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