11月24日 本日の給食
だし茶漬け 野菜チャンプルー 明日葉蒸しパン(伊豆諸島の明日葉)
今日は1124(いいにほんしょく)で、和食の日です。だしを味わう日として、だし茶漬けにしました。広尾中学校では初めての登場でした。毎日、給食のサンプルケースの上にメッセージを書いているのですが、そこに和食はユネスコの無形文化遺産であることを伝えると、知らなかったという生徒さんもいたので、少し和食について知ってもらえてたこともよかったと思いまいした。 給食は毎日、朝から大きな回転釜で、かつお節屋さんから納品された厚削りや昆布などをつかってだしをとっています。 和食において、だしは要です。せっかく日本に住んでいるので、だしのよさを知ってもらったり、うま味を発見したのは日本人なので、誇りをもって、和食文化を継承してほしいと思います。 11月22日 本日の給食
さつまいものかき揚げ丼 かぶの辛し和え なめこ入り味噌汁
今日は、サツマイモをつかったかき揚げにしました。サツマイモの素材の甘さがおいしい一品です。 SDGsが叫ばれている昨今ですが、日本は現在40%しか食料自給率がありません。国産のもので賄おうとした場合、1日さつまいも3〜4本、1食にさつもいも2本…という試算もあると聞いています。食料自給率を高めることが大切とされていますが、みなさんができることもたくさんあります。 ごはんを残さず食べること、健康な体をつくること、を基本に、地元でとれる食材を毎日の食事に活かすこと、「今が旬」の食べ物を選ぶことなど、食生活を見直して、毎日が健康で豊かなものになるようにしていきましょう。 11月21日 本日の給食
わかめごはん 豚肉とごぼうのつくね焼き 野菜のからし醤油和え 味噌汁
つくねは、狩猟をしていた弥生時代から存在しているといわれています。つくねは「つくねる」という言葉かもとで、手でこねて丸めたり、固めたりしてつくる、というところからきているとされます。 肉はつくね、魚はつみれ、と思っている方も多いかもしれませんが、「つみれ」は「つみいれる」からきているので、スプーンや手で一口大にすくいとって料理することからきています。 今日は「つくね」なので、調理員さんに材料を一からこねて、小判型にひとつひとつ丁寧に成形し、「つくねて」もらいました。 11月20日 本日の給食
ごはん 魚のきのこあんかけ 厚揚げの味噌汁 抹茶ミルクゼリー
薄々と気づいて早数か月、根強いきのこ苦手の生徒さんが多い広尾中の生徒のみなさん。 他の学校よりきのこ嫌いな生徒さんの割合が多いように感じています。 今日は少しはきのこに挑戦してもらえないものかと、思いながら、秋の味覚、きのこのうま味たっぷりのあんかけにしました。 抹茶こそ、苦手な生徒さんも他の学校ではいましたが、広尾中の生徒のみなさんには人気がありますね。きれいに抹茶を溶かし、均一なきれいな抹茶ゼリーに仕上がりました。 ランランランチも順調に進んでいます。今日は1年生、楽しそうに過ごして、給食を食べてくれてうれしい限りです。 11月17日 本日の給食
パンプキンパン フランゴ・ア・バルメジアーナ マセドアンサラダ オニオンスープ
今日のメインの料理は、ブラジル料理になります。ブラジルに移民したイタリア人が考案し、ブラジルの定番料理のひとつになったともいわれています。 チキンカツを揚げてもらい、そこに手作りのトマトソース、パセリとチーズをかけて再度オーブンで焼き上げました。 オニオンスープもじっくり2時間以上炒めてもらい、玉ねぎの甘味と一からとった鶏ガラと合わせています。 手間暇かけて作りました。おいしく召し上がってもらえたようでよかったです。 11月16日 本日の給食
鶏の葱みそ丼 昆布のサラダ 沢煮椀
沢煮椀は、日本の汁物料理で、たくさんの食材を千切りにきってつくる汁物です。 沢には「たくさんの」という意味があります。野菜たっぷりの具だくさんの汁物でしたが、おいしく仕上がり、よく食べてくれていました。 葱は11〜3月、まさに鍋の時期に旬を迎えます。 葱と言えば、「ねぎを背負った鴨」という言葉がありますが、生徒さんは知っているでしょうか。ポケモンの「カモネギ」を思い浮かべる人の方が多いかも!?とも思ったりしました。 葱を背負った鴨はそのまま鍋にできることから「格好の的」という意味を持ちます。 11月15日 本日の給食
吹き寄せご飯 ぶりの竜田揚げ おろしあんかけ すまし汁
今日は、秋が旬の食材をつかった吹き寄せご飯にしました。「吹き寄せ」とは、色とりどりの木や葉や実が木枯らしで吹き寄せられた様子を模した料理をさす料理名です。ごはんだけでなく、煮物や汁物など、秋の味覚が美しく盛り付けられる料理全般につけられています。日本らshく、その時期に旬をむかえる食材を使用する献立で、季節感が感じられる料理です。 おかわり合戦だったようで、秋を感じておいしく食べてもらえてうれしいです。 11月13日 本日の給食
そぼろごはん 豚汁 りんご
今日は炒り卵をまぜたごはんにそぼろをかけて食べてもらいました。 先週の金曜日、11月10日はハチ公のお誕生日でした。そして今年は生誕100年の年です。 渋谷区は平成13年から、ハチ公の生誕地である秋田県大館市と防災協定をはじめ、交流を深めています。給食では、大館市のあきたこまちを使用しています。秋が深まり、新米の季節となります。 今日は少し寒いので、温かい豚汁で手を温めている生徒さんも見られました。寒暖の差が激しく体調管理が大変ですが、完食のクラスも多く、元気に過ごしてくれているようでうれしく思います。 11月10日 本日の給食
ごはん カレーじゃこふりかけ 焼き豆腐と車麩の煮物 あおさと根菜の味噌汁
お麩は、小麦粉のグルテンという成分に小麦粉を混ぜて成形します。焼いたものを「焼き麩」、グルテンにもち米を加えてゆでたり蒸したりしたものを「生麩」と呼びます。 今日の車麩は「焼き麩」の代表格です。バームクーヘンのように回転させながら生地を重ねて焼いて作るそうです。車麩の煮物は新潟県の郷土料理の一つでもあります。 農林水産省の「うちの郷土料理」にも載っており、まさに次世代に伝えたい大切な味の一つです。 11月9日 本日の給食
和風きのこスープスパゲッティー ごぼうのサラダ 薩摩芋と黒ゴマのケーキ
試験最終日、お疲れ様でした。 今日は秋に旬を迎えるものをふんだんに深った献立です。きのこ、ごぼう、さつまいも、それぞれの良いところを取り入れて献立にしようと思いました。 今日のケーキは甘さ控えめで、サツマイモの本来の甘さを感じられる少し大人なテイストの仕上がりです。他校では人気の献立ですが、広尾中では初めての献立でした。 少し前から感じてはいたものの・・・広尾中の生徒のみなさんは、根深いきのこ嫌いの方が多いように感じています。今は秋ですから、きのこはこれからもふんだんに使っていきます。うま味の多い、おいしい食材です。少しでも挑戦してくれると嬉しいなと思っています。 11月8日 本日の給食
キーマカレーライス コールスローサラダ 柿
「柿が赤くなると、医者が青くなる」という、ことわざがあります。色づいた栄養のある柿を食べるようになると、病人が減ることから、お医者様が困るという内容です。外国でも「カキ」と呼ばれ、「神から与えられた食べ物」という意味もあるという説もあります。 今日は富山県から納品された種無しで食べやすく、好き嫌いがはっきりでる果物なので、広尾中の生徒さんはどうかな〜?と思いましたが、残菜ゼロでした。 柿は葉っぱも余すことなく使われ、柿の葉茶などは健康にもよとされ、まさに栄養の宝庫です。 11月7日 本日の給食プルコギ丼 マロニー入りスープ 大学芋 プルコギは韓国料理です。本場韓国の飲食店では、プルコギパンという専用の鍋を使い、甘辛タレに漬け込んで焼きます。「プル」が火、「コギ」が肉を意味しているそうです。 大学芋の発祥は、東京大学の赤門付近お店という説もあります。また、早稲田などの学生が多い町で人気があり、食べられていたことから「大学芋」と名付けられたともいわれています。和製スイーツの代表格とも言えますね。旬のさつまいもをおいしくいただきました。 11月6日 本日の給食
秋の香りごはん ひじき入り卵焼き 野菜のからし醤油和え 味噌汁
今日は秋が旬のさつまいもやきのこなどを混ぜた混ぜご飯です。本当は栗をいれたかったのですが・・・食材高騰の波に抗えず・・・申し訳ないですが無理でした。でもいろいろな具材の味を楽しめる一品となっています。 卵焼きは、これまでは焼いていたようですが、蒸し焼きにしているので、ふんわりだしを感じる仕上がりになりました。 秋を感じる献立になったと思います。 これからも様々な献立をお届けできるよう、頑張っていきます。 11月2日 本日の給食
東京都の給食
きなこ揚げパン ツナとれんこんのサラダ 肉団子のスープ 給食が生み出した伝説の献立、「揚げパン」です。 給食の代名詞ともいえる「揚げパン」は東京都大田区が発祥の地です。 戦後の子どもたちの栄養をとってもらうことを目的にスタートした給食です。そのため、昔は残ったパンを休んでいた子に渡しに行くこともありました。なんとかおいしく食べてもらおうと、給食の調理員さんが生み出したのが、この揚げパンだといわれています。 最後のきなこまでおかわり祭りだったと聞いて、作り手としてはうれしい限りでした。 11月1日 本日の給食
海鮮入りあんかけ炒飯 花シュウマイ 菊花ミカン
花シュウマイとは、シュウマイの皮を短冊に切り、包むのではなく、上からまぶす感じのシュウマイです。お花のように見えることからこう呼ばれています。 菊花ミカンも横に切ることで、きれいな断面をお花にたとえてこう呼ばれています。 昔から日本では、菊は邪気払いをしてくれる神聖なお花として重宝されており、日本人が古来より大切にしてきた花でもあります。 今日は非常に食べやすいかったようです。全クラス、ほぼ完全完食でした♪ 10月31日 本日の給食
ハロウィン献立
キノコのピラフ スパイシーチキンソース添え 卵のカレー風味スープ かぼちゃの手作りチーズケーキ ハロウィン当日ですね。 ピラフのソースは赤く、カレースープは黄色、で血や月のイメージです。かぼちゃはジャックオーランタン、また秋の旬の盛りのかぼちゃをつかった手作りデザートです。 日本のハロウィンは、仮装のイメージが強くなってしまっていますが、本来は秋の収穫をお祝いし、先祖の霊をお迎えし、悪霊を追い払うお祭りです。先祖の霊が戻ってくるのと一緒に悪い霊も一緒にやってきて悪さをするといわれてきたために、身を守る仮装や魔除けを行うことから、楽しめるイベントへ変化を遂げたといわれています。 今年も秋の実りに感謝しましょう! 10月30日 本日の給食
ごはん ヤンニョムチキン じゃこと茎わかめのサラダ 中華五目スープ
韓国ブームとともに、ヤンニョムチキンも食べる機会が多くなったのではないでしょうか。揚げた鶏肉に甘辛いタレ、ヤンニョムを絡めた韓国料理で、たんぱく質やビタミンB群、ミネラルなどがとれます。 ヤンニョムは、薬味や香辛料を混ぜあわせた韓国料理の合わせ調味料のことを指していて、コチュジャンやにんにく、砂糖などをつかって甘辛いタレに仕上げます。家庭やお店によっても味が違うようです。 漢字で書くと「薬」「念」で「薬念」でヤンミョムになるそうで、薬になることを念じることから健康への願いが込められているとも言われています。 おいしく食べてもらえたようで、完売でした♪ 10月27日 本日の給食 ★図書室コラボ 第二弾★
図書コラボ 第二弾 ★ファンタジー小説献立★
菜飯 ロッソ おかか和え タンダの山菜汁 ターキッシュディライト 司書さんからのメッセージ 小説に登場する料理はどれもおいしそうで食べたくなりますよね。読書週間に合わせて、小説に登場する料理が給食になりました。 第二弾は「ファンタジー スペシャル メニュー」です。 上橋菜穂子さんの人間と淡い恋の物語「狐笛のかなた」から菜飯、 「守り人」シリーズからはロッソとタンダの山菜汁です。 「守り人」シリーズには異世界の食材や調味料をつかった料理がたくさんでてきます。 今日の給食は、身近にある食材で再現しています。ロッソはカリッと食感がたのしい里芋のコロッケです。主人公バルサの親友のタンダが作る山菜汁は、きのこや山菜をふんだんに使い、みそ仕立てにしました。 デザートには、「ナルニア国物語」シリーズから、ターキッシュディライトというお菓子です。日本ではあまり馴染みがありませんが、トルコの伝統的なお菓子で、物語の中では魔女が主人公の男の子を「甘くて柔らかいお菓子」と誘惑し、裏切り者にさせました。 これらの小説は、広尾中で好きな人が多い、「ハリーポッター」が好きな人はきっと夢中で読める本です。図書室にもあるので、興味のある人はぜひ読んでみてください。 ロッソは、里芋を茹でてつぶし、その中に炒めたひき肉と玉葱を中央に置いて包み、小麦粉をつけて揚げています。 ターキッシュディライトは、コーンスターチとゼラチンをつかってベースを作り、そこにレモンシロップを混ぜて練り上げてから冷やし固めます。1センチ角にカットし、さらに仕上げに粉糖を振りかけました。 工程が複雑で、かなり忙しくなりましたが、調理員さんが一生懸命、給食に間にわせるべく、必死に料理してくれました。 みなさんのおいしかった!という声がたくさんきけて、励みになりました。 10月26日 今日の給食 ★図書室コラボ 第一弾★
図書室コラボ★「そして、バトンは渡された」より
★しょうがごはん 魚の野菜あんかけ ★具だくさん味噌汁 ★りんご 司書さんからのメッセージ 10月26日から11月9日まで読書週間です。読書週間に合わせて、小説に登場する料理を給食にしました。 第一弾の今日は、瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」から「受験当日の心も体もポカポカ温まる朝ごはん」です。この小説は、女優の永野芽衣さん主演で映画にもなりました。 高校生の優子は、料理上手な義理の父親、森宮さんと2人で暮らしています。森宮さんは、寒い受験の朝に体が温まるようにと、しょうがごはんと野菜たっぷりのお味噌汁を作ってくれました。 給食では広尾中学校オリジナルで、魚の野菜あんかけもつけました。森宮さんが作るような優しいお味になっています。 「そして、バトンが渡された」には、他にもおいしそうな料理がたくさん出てきます。人と人との絆を感じられる心温まるお話です。 10月25日 本日の給食
豚ごぼう丼 おかか和え 厚揚げと野菜の味噌汁
ごぼうは、青森などが栽培が盛んで、給食にも納品されます。10〜12月の秋から冬にかけて旬を迎えます。 食材の旬には、「走り」「盛り」「名残」の時期があり、まさに秋の青森のごぼうは「走り」の時期をむかえているといえます。 ごぼうは実は日本人しか食べない食材といわれています。欧米人は見慣れない食材なので、驚かれることも多いと思います。 食物繊維が豊富で、体に大切な栄養素をたくさん含んでいるので積極的に食べてほしいです。 豚肉とごぼうの相性も良く、丼は食べやすかったようです。よく食べてくれていました。 |
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