半夏生

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 半夏生「はんげしょう」と読みます。季節の移り変わりの目安として設けられた日本独自の暦日「雑節(ざっせつ)」の一つです。
 半夏生は、1年のうちで昼間の時間帯が最も長くなる、夏至(げし)から11日目くらい、今年は本日(7月2日)から七夕まで(前日の6日まで)の5日間をさします。(天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日になるそうです。)
 農作業では、半夏生までに田植えを済ませるのが良いと言われ、梅雨の後半に入り、雨の日が多くなることから大雨に注意が必要であるといわれています。
 半夏生の名前の由来になっている説は2つ、「半夏」と言われる「烏柄杓(からすびしゃく)」というサトイモ科の薬草(写真左)があり、この薬草が生える時期を「半夏生」と呼ぶようになった説。もう1つは「ハンゲショウ」別名カタシログサ(片白草)というドクダミ科の草(写真右)が、その名の通り半分白くなり、半分お化粧=半化粧をしているように見える時期という説。このように半夏生と言われるようになった説が2つあります。
 半夏生の日には「タコ」を食べる風習があるそうです。「稲の根が、タコの足のように四方八方にしっかり根付きますように」や「稲穂がタコの足(吸盤)のように豊かに実りますように」との願いが込められています。半夏生の時期には、関西はタコ・香川県はうどん・福井はサバを食べたりと日本各地で様々な風習があります。
 「半夏生」にあわせて本校Webサイトのデザインを変更しました。
 
 
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